筆法や形に捉われず、率直に書くと、自然に全力的になります。
これを乱暴書きのように思うかも知れないが、自然の姿として見ると、技巧に捉われたものより、強く心を打ち、そして親しみを感じるでしょう。
それは自由な心が、働いているからです。
字を書く最初の心であり、又最後の心でもあるのです。
皆さんも、こういった、筆法にしばられないものを一度習って、自由な心を養ってから、法則を習うとよいのです。
by 上田桑鳩
木簡についての桑鳩の言葉である。
木簡を習ってもらうのに、考えていたことが最後の一行にあったので、ここに。
写真の方も、いい動き。
今日の木簡レッスンは今までの枠が広がる感じがじました。先生が見つけてくださった
筆を持つとき小指を上げる私のくせ、
確かに気がもれ少し緊張状態にになります。
パソコン打っているときも小指上がっているな~。
上半身が柔らかくなるよう、クセを見つめていきます。
さて、上田桑鳩先生の一文はなかなか。再度読んで噛みしめてください。1898年生まれだったかな。私が書の道をめざそうと思ったときは、もうすでに星になっていましたが、のちのちまで影響を与えるって、生きていることとかわりませんね。