OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

A列車で行こう

2015年06月19日 | 文化・芸術
クラリネットっていいな~と思わせる「くにくら」のライブは大久保にて。
「くるみ割り人形2014くにくらリミックス」発売記念ライブである。

くにたちのこども書道になぜ、このオグマがそんなにエネルギーを注いでいるかというと、一に、この国の書道文化が今、著しく疲弊してきているのを正すには子どもからの眼が大切だと思うから。二に、純粋に書に向かう子どもたちと接していると生きてるっていいな、と思えること。三に、ここの子どもたちのお母さんやお父さんやおじいちゃんやおばあちゃんがなかなか面白いのである。

この保護者の方々の中には、知る限りプロの演奏家もいて、セミプロながら、ジャズオーケストラを率いるトロンボーンお父さんもいる。フランスのオーケストラ?にいたのか詳しくはしらないが、このヴァイオリンのプロは、お菓子作りもプロ級でよくいただく。
そして、今回、人気ウインドオーケストラのシエナ創立時からのクラリネット奏者であるRママからご案内いただく。

今回、くにくら6人、みんなプロだからそこそこは期待していたが、予想以上に上質の空間だった。
スペシャルがつくメンバーの谷口英治さんとスペシャルゲストのギター有田純弘さんのセッションもひきこまれた。
北村英治か谷口英治か、ジャズクラリネットはどちらの英治か、『宮本武蔵』は吉川英治。
Rママはアルトクラリネットもこなしていたが、これもいい音だな、と思った。
プログラム構成も面白く、北村さんの話術は短くてもいいスパイス。
観客も、よく音楽を知っている。そんないい空間にいられて一時の幸福。

書も観る眼のある方が多くいてくれたら、こんなにひどいことにはならないはずなのに。










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