俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

8月31日

2019年08月31日 | 三選俳句暦

2007年8月31日
秋の朝 大粒の雨 耳痛し
(あきのあさ おおつぶのあめ みみいたし)
4205 【季語】 秋の朝 【季節】 三秋


2008年8月31日
カーテンの 膨らみに見る 秋の影
(かーてんの ふくらみにみる あきのかげ)
7068 【季語】 秋の影 【季節】 初秋


2012年8月31日
虫の音に 聞き惚れ目覚む 秋の朝
(むしのねに ききほれめざむ あきのあさ)
14569 【季語】 秋 【季節】 三秋


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8月30日

2019年08月30日 | 三選俳句暦

2006年8月30日
鬼灯は 実を捨ててこそ ギュッと鳴る
(ほおずきは みをすててこそ ぎゅっとなる)
775 【季語】 鬼灯 【季節】 三秋


2008年8月30日
新豆腐 夕餉の膳の 数の増え
(しんとうふ ゆうげのぜんの かずのふえ)
7059 【季語】 新豆腐 【季節】 初秋


2018年8月30日
秋出水 日本全国 水浸し
(あきでみず にほんぜんこく みずびたし)
19649 【季語】 秋出水 【季節】 仲秋


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8月29日

2019年08月29日 | 三選俳句暦

2006年8月29日
侘び寂びも 遠い昔か 生姜なし
(わびさびも とおいむかしか しょうがなし)
764 【季語】 生姜 【季節】 三秋


2012年8月29日
蔓の先 朝顔の顔 天を向き
(つるのさき あさがおのかお てんをむき)
14563 【季語】 朝顔 【季節】 初秋


2018年8月29日
避雷針 誘雷針と 変貌す
(ひらいしん ゆうらいしんと へんぼうす)
19640 【季語】 雷 【季節】 三夏


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8月28日

2019年08月28日 | 三選俳句暦

2007年8月28日
秋の夜の 酒は別れの 泪入り
(あきのよの さけはわかれの なみだいり)
4177 【季語】 秋の夜 【季節】 三秋


2012年8月28日
蜩鳴く その日暮らしの ベンチ横
(ひぐらしなく そのひぐらしの べんちよこ)
14559 【季語】 蜩 【季節】 初秋


2016年8月28日
何せむに 不出来の案山子 効果あり
(なにせむに ふできのかかし こうかあり)
17869 【季語】 案山子 【季節】 三秋


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我がブログ

2019年08月27日 | 俳句

涼風は 大雨の後 来たりけり
(りょうふうは おおあめのあと きたりけり)
20555 【季語】 涼風 【季節】 晩夏


水澄みて 人の心も 新たなり
(みずすみて ひとのこころも あらたなり)
20556 【季語】 水澄む 【季節】 三秋


ひぐらしの 音のトンネル 新薬師
(ひぐらしの おとのとんねる しんやくし)
20557 【季語】 ひぐらし 【季節】 初秋


酔漢が 酔臥して暮る 秋一夜
(すいかんが すいがしてくる あきひとよ)
20558 【季語】 秋 【季節】 三秋
酔漢=よっぱらい。酔臥=酔って横になること。


見つかりし 行方不明の 秋扇
(みつかりし ゆくえふめいの あきおうぎ)
20559 【季語】 秋扇 【季節】 三秋


世の中は 引き分けが佳し 麦とろろ
(よのなかは ひきわけがよし むぎとろろ)
20560 【季語】 麦とろろ 【季節】 三秋


葉に棘を 隠して咲くや 秋の薔薇
(はにとげを かくしてさくや あきのばら)
20561 【季語】 秋の薔薇 【季節】 三秋


我がブログ 纏めて創句 夜の秋
(わがぶろぐ まとめてそうく よるのあき)
20562 【季語】 秋 【季節】 三秋


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8月27日

2019年08月27日 | 三選俳句暦

2006年8月27日
天高く 回転寿司は 右廻り
(てんたかく かいてんずしは みぎまわり)
751 【季語】 天高し 【季節】 三秋


2006年8月27日
無知よりも 無恥なるを恥ず 無我の秋
(むちよりも むちなるをはず むがのあき)
755 【季語】 秋 【季節】 三秋


2016年8月27日
入り来る 涼風少し へそ曲がり
(はいりくる すずかぜすこし へそまがり)
17862 【季語】 涼風 【季節】 晩夏


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8月26日

2019年08月26日 | 三選俳句暦

2006年8月26日
鰯雲 串刺しにして 焼きませう
(いわしぐも くしざしにして やきませう)
744 【季語】 鰯雲 【季節】 三秋


2008年8月26日
そんなにも 枝豆食っちゃあ いけません
(そんなにも えだまめくっちゃあ いけません)
7024 【季語】 枝豆 【季節】 三秋


2018年8月26日
残暑には 朝寝昼寝で 寝まくるさ
(ざんしょには あさねひるねで ねまくるさ)
19605 【季語】 残暑 【季節】 初秋


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人生一楽

2019年08月25日 | 俳句

処暑過ぎて 世の中少し まともなり
(しょしょすぎて よのなかすこし まともなり)
20545 【季語】 処暑 【季節】 初秋


風優し 秋の風鈴 閑かなり
(かぜやさし あきのふうりん しずかなり)
20546 【季語】 秋 【季節】 三秋


秋の鯉 吹き出しし泡 粘りあり
(あきのこい ふきだししあわ ねばりあり)
20547 【季語】 秋 【季節】 三秋


秋風よ 入れ歯の音を 消してくれ
(あきかぜよ いればのおとを けしてくれ)
20548 【季語】 秋風 【季節】 三秋


新涼や 踏切横の 饅頭屋
(しんりょうや ふみきりよこの まんじゅうや)
20549 【季語】 新涼 【季節】 初秋


朝顔や 嫁の顔にも 朝が来た
(あさがおや よめのかおにも あさがきた)
20550 【季語】 朝顔 【季節】 初秋


秋昼寝 人生一楽 これだけよ
(あきひるね じんせいいちらく これだけよ)
20551 【季語】 秋 【季節】 三秋


涼新た 深み増す味 唐辛子
(りょうあらた ふかみますあじ とうがらし)
20552 【季語】 涼新た 【季節】 初秋


落蝉は 足天に向け 仰向けに
(おちせみは あしてんにむけ あおむけに)
20553 【季語】 落蝉 【季節】 晩夏


秋めくも 未だに一歩 踏み出せず
(あきめくも いまだにいっぽ ふみだせず)
20554 【季語】 秋めく 【季節】 初秋


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8月25日

2019年08月25日 | 三選俳句暦

2006年8月25日
我想う 乙女心は 秋心
(われおもう おとめごころは あきごころ)
737 【季語】 秋心 【季節】 三秋
秋心=愁い


2007年8月25日
優先の 座席に座り 夏旱
(ゆうせんの ざせきにすわり なつひでり)
4168 【季語】 夏旱 【季節】 晩夏


2018年8月25日
涼風が 入って来たとて 三十度越え
(すずかぜが はいってきたとて さんじゅうどごえ)
19598 【季語】 涼風 【季節】 晩夏


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8月24日

2019年08月24日 | 三選俳句暦

2008年8月24日
漫ろ寒 星の出ぬ夜の 泪雨
(そぞろさむ ほしのでぬよの なみだあめ)
7003 【季語】 漫ろ寒 【季節】 仲秋


2008年8月24日
涼しさは 心配りの 冷やしコップ
(すずしさは こころくばりの ひやしこっぷ)
7009 【季語】 涼し 【季節】 三夏


2016年8月24日
炎天下 異常が今や 通常に
(えんてんか いじょうがいまや つうじょうに)
17854 【季語】 炎天 【季節】 晩夏


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8月23日

2019年08月23日 | 三選俳句暦

2006年8月23日
暑き日は 常なる心で くそを付け
(あつきひは つねなるこころで くそをつけ)
723 【季語】 暑き日 【季節】 初秋


2007年8月23日
夕立や 世の中暗く 暗くなる
(ゆうだちや よのなかくらく くらくなる)
4155 【季語】 夕立 【季節】 三夏


2018年8月23日
そうなのか すでに余録か 古希の秋
(そうなのか すでによろくか こきのあき)
19588 【季語】 秋 【季節】 三秋


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8月22日

2019年08月22日 | 三選俳句暦

2008年8月22日
夕立も スコールなみの 秋の雨
(ゆうだちも すこーるなみの あきのあめ)
6991 【季語】 秋の雨 【季節】 三秋


2013年8月22日
炎昼や 天の怒りの 落とし所
(えんちゅうや てんのいかりの おとしどこ)
16126 【季語】 炎昼 【季節】 晩夏


2018年8月22日
鯉が追う 亀助けるに 手出しなし
(こいがおう かめたすけるに てだしなし)
19584 【季語】 亀 【季節】 三夏


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8月21日

2019年08月21日 | 三選俳句暦

2006年8月21日
彼岸花 飛鳥のほとり ぽつり咲く
(ひがんばな あすかのほとり ぽつりさく)
711 【季語】 彼岸花 【季節】 仲秋


2008年8月21日
堰の音に さびしさ増して 秋の風
(せきのねに さびしさまして あきのかぜ)
6990 【季語】 秋の風 【季節】 三秋


2009年8月21日
いつまでも 仕舞いあたわず 秋扇
(いつまでも しまいあたわず あきおうぎ)
10327 【季語】 秋扇 【季節】 初秋


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新涼

2019年08月20日 | 俳句

腹見せし 落蝉の足 風に揺れ
(はらみせし おちせみのあし かぜにゆれ)
20540 【季語】 落蝉 【季節】 晩夏


残暑とは 未だに暑さ 残ること
(ざんしょとは いまだにあつさ のこること)
20541 【季語】 残暑 【季節】 初秋


新涼の 気配未だし 我のみか
(しんりょうの けはいいまだし われのみか)
20542 【季語】 新涼 【季節】 初秋


この一歩 躊躇しての 今朝の秋
(このいっぽ ちゅうちょしての けさのあき)
20543 【季語】 今朝の秋 【季節】 初秋


護美収集 夕焼け小焼け 奏で来る
(ごみしゅうしゅう ゆうやけこやけ かなでくる)
20544 【季語】 夕焼け 【季節】 晩夏


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8月20日

2019年08月20日 | 三選俳句暦

2007年8月20日
秋来たり 目にさやさやと 風通る
(あききたり めにさやさやと かぜとおる)
4133 【季語】 秋来ぬ 【季節】 初秋


2008年8月20日
後金 前は銅かな 夏の女
(うしろきん まえはどうかな なつのひと)
6984 【季語】 夏の女 【季節】 三夏


2009年8月20日
線光の 火玉が示す 散り際を
(せんこうの ひだまがしめす ちりぎわを)
10325 【季語】 線香花火 【季節】 初秋


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