俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

7月31日

2019年07月31日 | 三選俳句暦

2008年7月31日
黄昏て 打水するに 風の筋
(たそがれて うちみずするに かぜのすじ)
6866 【季語】 打水 【季節】 三夏


2013年7月31日
驟雨とや 経験の無き 天気語録
(しゅううとや けいけんのなき てんきごろく)
16096 【季語】 驟雨 【季節】 三夏
驟雨(shower rain)=対流性の雲から降る雨のこと。
降水強度が急に変化し、降り始めや降り止みが突然で、
空間的な雨の分布を見ても変化が
大きく散発的であるのが特徴。


2018年7月31日
人の世も 空蝉あれば 落蝉も
(ひとのよも うつせみあれば おちせみも)
19543 【季語】 蝉 【季節】 晩夏


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7月30日

2019年07月30日 | 三選俳句暦

2008年7月30日
生きてきた 証残すや 空蝉は
(いきてきた あかしのこすや うつせみは)
6856 【季語】 空蝉 【季節】 晩夏


2008年7月30日
茄子紺の ひと際光る 雨上がり
(なすこんの ひときわひかる あめあがり)
6858 【季語】 茄子 【季節】 晩夏


2009年7月30日
路地裏に 風の筋あり 夏の夕
(ろじうらに かぜのすじあり なつのゆう)
10243 【季語】 夏の夕 【季節】 三夏


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原発停止

2019年07月29日 | 俳句

人生は ふうわり飛びし 蛍かな
(じんせいは ふうわりとびし ほたるかな)
20512 【季語】 蛍 【季節】 仲夏


浪風も 金魚絵となり 美しき
(なみかぜも きんぎょえとなり うつくしき)
20513 【季語】 金魚 【季節】 三夏
阪急百貨店のウィンドウに波の絵と金魚の絵が飾ってある。
金魚が綺麗だ。


炎昼や 今地下鉄で 凍えてます
(えんちゅうや いまちかてつで こごえてます)
20514 【季語】 炎昼 【季節】 晩夏


叔父夫婦 訪ねて感ず 盛夏かな
(おじふうふ たずねてかんず せいかかな)
20515 【季語】 盛夏 【季節】 晩夏


夏暁や サイレンの音 喧し
(なつあけや さいれんのおと かまびすし)
20516 【季語】 夏暁 【季節】 三夏


夏陽射し 青は名ばかり 空白き
(なつひざし あおはなばかり そらしろき)
20517 【季語】 夏 【季節】 三夏


世の中は 台風一過 地震あり
(よのなかは たいふういっか じしんあり)
20518 【季語】 台風 【季節】 仲秋


日の盛り デパ地下街は 人人人
(ひのさかり でぱちかがいは ひとひとひと)
20519 【季語】 日の盛り 【季節】 晩夏


傘さして 蛍を見るや 谷の底
(かささして ほたるをみるや たにのそこ)
20520 【季語】 蛍 【季節】 仲夏


かき氷 崩しの思案 溶けぬ間に
(かきごおり くずしのしあん とけぬまに)
20521 【季語】 掻き氷 【季節】 三夏


原発の 停止で海月 減りません
(げんぱつの ていしでくらげ へりません)
20522 【季語】 海月 【季節】 三夏


京の夏 磧に人の 屯して
(きょうのなつ かわらにひとの たむろして)
20523 【季語】 夏 【季節】 三夏
磧(かわら)=
① 川辺の、水が枯れて砂や石が多い所。
② 京都の鴨(賀茂)川の河原。


百日紅 百日保てば 御の字よ
(さるすべり ひゃくにちもてば おんのじよ)
20524 【季語】 百日紅 【季節】 仲夏


遠雷や SLの煙 地を這うや
(えんらいや SLのけむり ちをはうや)
20525 【季語】 遠雷 【季節】 三夏


立葵 黄河の辺 群れて咲く
(たちあおい こうがのほとり むれてさく)
20526 【季語】 立葵 【季節】 仲夏


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7月29日

2019年07月29日 | 三選俳句暦

2006年7月29日
朝焼けは 雨のさきがけ 予報官
(あさやけは あめのさきがけ よほうかん)
597 【季語】 朝焼け 【季節】 晩夏


2008年7月29日
遠雷も 一閃ごとに 怖くなり
(えんらいも いっせんごとに こわくなり)
6849 【季語】 遠雷 【季節】 三夏


2009年7月29日
汗疹掻く 薬の上を またも掻く
(あせもかく くすりのうえを またもかく)
10236 【季語】 汗疹 【季節】 三夏


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7月28日

2019年07月28日 | 三選俳句暦

2007年7月28日
お隣の 扇子の風を 期待して
(おとなりの せんすのかぜを きたいして)
3993 【季語】 扇子 【季節】 三夏


2007年7月28日
明け易き 日本劣化の 兆し有り
(あけやすき にほんれっかの きざしあり)
3996 【季語】 明け易し 【季節】 三夏


2008年7月28日
向日葵や 団塊世代 まだ生きる
(ひまわりや だんかいせだい まだいきる)
6847 【季語】 向日葵 【季節】 晩夏


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7月27日

2019年07月27日 | 三選俳句暦

2007年7月27日
道の端の お地蔵さんも 汗まみれ
(みちのはの おじぞうさんも あせまみれ)
3985 【季語】 汗 【季節】 三夏


2008年7月27日
室外機 喧しきほど 暑さ増し
(しつがいき やかましきほど あつさまし)
6839 【季語】 暑さ 【季節】 三夏


2009年7月27日
もう御免 もう十分に 送り梅雨
(もうごめん もうじゅうぶんに おくりつゆ)
10230 【季語】 送り梅雨 【季節】 晩夏
送り梅雨=梅雨が明けるころの雨。
強くたくさん降ることが多く,雷を伴うこともある。
梅雨の末期には梅雨前線が陸地の上で
活動するので大雨や集中豪雨が起こりやすい。


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7月26日

2019年07月25日 | 三選俳句暦

2008年7月26日
汗のシャツ 脱げばメタボの 腹見えて
(あせのしゃつ ぬげばめたぼの はらみえて)
6836 【季語】 汗 【季節】 三夏


2009年7月26日
ふるさとは 梅雨が明けても 大雨降る
(ふるさとは つゆがあけても おおあめふる)
10224 【季語】 梅雨明け 【季節】 晩夏


2013年7月26日
窓明かり 活けし花にも 映り込み
(まどあかり いけしはなにも うつりこみ)
16089 【季語】 花 【季節】 晩春


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7月25日

2019年07月25日 | 三選俳句暦

2007年7月25日
吊り輪持つ 肩肘黒き 浴衣女
(つりわもつ かたひじくろき ゆかたびと)
3979 【季語】 浴衣 【季節】 三夏


2012年7月25日
大暑なる サドルは焼けて 浮き漕ぎに
(たいしょなる さどるはやけて うきこぎに)
14353 【季語】 大暑 【季節】 晩夏


2013年7月25日
炎天へ 飛び出す前の 気付け水
(えんてんへ とびだすまえの きつけみず)
16077 【季語】 炎天 【季節】 晩夏


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7月24日

2019年07月24日 | 三選俳句暦

2007年7月24日
地下鉄の ホームの写真 夏の空
(ちかてつの ほーむのしゃしん なつのそら)
3961 【季語】 夏の空 【季節】 三夏


2008年7月24日
指切りは 電話で出来ぬと 撫子の
(ゆびきりは でんわでできぬと なでしこの)
6819 【季語】 撫子 【季節】 晩夏


2012年7月24日
窓の外 夏の気配に 出る気失せ
(まどのそと なつのけはいに でるきうせ)
14348 【季語】 夏 【季節】 三夏


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7月23日

2019年07月23日 | 三選俳句暦

2006年7月23日
玉砂利の 音も平気な 蜻蛉の子
(たまじゃりの おともへいきな とんぼのこ)
583 【季語】 蜻蛉の子 【季節】 仲夏


2008年7月23日
心打つ 挨拶返し 夏の朝
(こころうつ あいさつかえし なつのあさ)
6813 【季語】 夏の朝 【季節】 三夏


2013年7月23日
選挙戦 終われば暑き 日々があり
(せんきょせん おわればあつき ひびがあり)
16064 【季語】 暑し 【季節】 三夏


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7月22日

2019年07月22日 | 三選俳句暦

2007年7月22日
一杯の コーヒーでする 昼寝かな
(いっぱいの こーひーでする ひるねかな)
3950 【季語】 昼寝 【季節】 三夏


2007年7月22日
今日から 夏休みかと 空を見る
(きょうから なつやすみかと そらをみる)
3956 【季語】 夏休み 【季節】 晩夏


2018年7月22日
梅雨明けと 聞きても不安 眉唾と
(つゆあけと ききてもふあん まゆつばと)
19538 【季語】 梅雨明け 【季節】 晩夏


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7月21日

2019年07月21日 | 三選俳句暦

2007年7月21日
窓走る 雨筋数本 嫌な梅雨
(まどはしる あますじすうほん いやなつゆ)
3941 【季語】 梅雨 【季節】 仲夏


2013年7月21日
前線が 東西伸びる 恐さかな
(ぜんせんが とうざいのびる こわさかな)
16050 【季語】 梅雨前線 【季節】 仲夏


2013年7月21日
昼寝中 もう一人の俺 添い寝する
(ひるねちゅう もうひとりのおれ そいねする)
16057 【季語】 昼寝 【季節】 三夏


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甚平

2019年07月20日 | 俳句

梅雨長き メタボとなりて 引きこもる
(つゆながき めたぼとなりて ひきこもる)
20509 【季語】 梅雨 【季節】 仲夏


梅雨明けぬ 黒き雨空 うらめしき
(つゆあけぬ くろきあまぞら うらめしき)
20510 【季語】 梅雨 【季節】 仲夏


甚平が 似合う年頃 今なのか
(じんべいが にあうとしごろ いまなのか)
20511 【季語】 甚平 【季節】 晩夏


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7月20日

2019年07月20日 | 三選俳句暦

2006年7月20日
向日葵は ブルースカイが 良く似合う
(ひまわりは ぶるーすかいが よくにあう)
575 【季語】 向日葵 【季節】 晩夏


2009年7月20日
向日葵の 顔見て捜す 陽の行方
(ひまわりの かおみてさがす ひのゆくえ)
10206 【季語】 向日葵 【季節】 晩夏


2012年7月20日
雨雲の 灰色世界 未だ梅雨
(あまぐもの はいいろせかい いまだつゆ)
14344 【季語】 梅雨 【季節】 仲夏


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7月19日

2019年07月19日 | 三選俳句暦

2008年7月19日
雲の峯 生駒の山に 幾重にも
(くものみね いこまのやまに いくえにも)
6797 【季語】 雲の峯 【季節】 三夏


2013年7月19日
空蝉と なりても艶を 失わず
(うつせみと なりてもつやを うしなわず)
16032 【季語】 空蝉 【季節】 晩夏


2013年7月19日
あめんぼの 踏ん張り見えし 波紋かな
(あめんぼの ふんばりみえし はもんかな)
16037 【季語】 あめんぼう 【季節】 三夏


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