冬鴎啼く 港がなぜか 恋しくて
(かもめなく みなとがなぜか こいしくて)
88 【季語】 冬鴎 【季節】 三冬
冬鴎啼く 港が俺を 呼んでいる
(かもめなく みなとがおれを よんでいる)
89 【季語】 冬鴎 【季節】 三冬
日向ぼこ 今日はどこまで 舟漕ぎし
(ひなたぼこ きょうはどこまで ふねこぎし)
90 【季語】 日向ぼこ 【季節】 三冬
武庫の川 遠目の鷺に 威厳あり
(むこのかわ とおめのさぎに いげんあり)
91 【季語】 鷺 【季節】 三冬
散歩道 戻りの時間 鴨の泣く
(さんぽみち もどりのじかん かものなく)
92 【季語】 鴨 【季節】 三冬
冬の星 呼び名忘れし 君の名も
(ふゆのほし よびなわすれし きみのなも)
93 【季語】 冬の星 【季節】 三冬