俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

アベノミクス=アベノリスク

2019年06月30日 | 俳句

梅雨異変 日本列島 びちゃびちゃに
(つゆいへん にほんれっとう びちゃびちゃに)
20442 【季語】 梅雨 【季節】 仲夏


冷麦は 氷に生姜 それだけで
(ひやむぎは こおりにしょうが それだけで)
20443 【季語】 冷麦 【季節】 三夏


好きなもの 昼寝にビデオ 同床で
(すきなもの ひるねにびでお どうゆかで)
20444 【季語】 昼寝 【季節】 三夏


片蔭を 選んで散歩 お楽しみ
(かたかげを えらんでさんぽ おたのしみ)
20445 【季語】 片蔭 【季節】 晩夏


落蝉の 眼の光 失せずして
(おちせみの まなこのひかり うせずして)
20446 【季語】 落蝉 【季節】 晩夏


長梅雨か じっと空見る 灰色まみれ
(ながつゆか じっとそらみる はいまみれ)
20447 【季語】 梅雨 【季節】 仲夏


両肩に 守護に背後に 夏の霊
(りょうかたに しゅごにはいごに なつのれい)
20448 【季語】 夏 【季節】 三夏


夏選挙 アベノリスクが 満載に
(なつせんきょ あべのりすくが まんさいに)
20449 【季語】 夏 【季節】 三夏
13/5/4,14/1/16,14/12/10、今回で4句目。
この6年どうなりました。
今後、更に心配。


雨風の 音が気になる 夏嵐
(あめかぜの おとがきになる なつあらし)
20450 【季語】 夏 【季節】 三夏


青鷺や 炯眼にして 孤高なり
(あおさぎや けいがんにして ここうなり)
20451 【季語】 青鷺 【季節】 三夏
炯眼(炯眼)=鋭い目


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6月30日

2019年06月30日 | 三選俳句暦

2013年6月30日
日照雨降り 火照りも汗と 流れけり
(そばえふり ほてりもあせと ながれけり)
15925 【季語】 汗 【季節】 三夏
日照雨(そばえ)=天気雨


2013年6月30日
塀の上 落ちることなく 三尺寝
(へいのうえ おちることなく さんじゃくね)
15929 【季語】 三尺寝 【季節】 三夏
三尺寝=昼寝=大工・左官など職人の昼寝のこと。
三尺ほどの狭い場所で 寝るからとも、
日の陰が三尺ほど動く間だけ寝るからともいう。


2014年6月30日
昼寝覚め 指の痺れに 涎跡
(ひるねざめ ゆびのしびれに よだれあと)
16830 【季語】 昼寝覚め 【季節】 三夏


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ホ句の鬼

2019年06月29日 | 俳句

夏会議 地獄極楽 舌三寸
(なつかいぎ じごくごくらく したさんずん)
20432 【季語】 夏 【季節】 三夏


汗談義 掻くか引くかは 心持ち
(あせだんぎ かくかひくかは こころもち)
20433 【季語】 汗 【季節】 三夏


この夏は いまだ聞かざる 蝉の声
(このなつは いまだきかざる せみのこえ)
20434 【季語】 蝉 【季節】 晩夏


炎天は 散歩に出でぬ 言い訳に
(えんてんは さんぽにいでぬ いいわけに)
20435 【季語】 炎天 【季節】 晩夏


親子亀 首の長きは 年の功
(おやこかめ くびのながきは としのこう)
20436 【季語】 亀 【季節】 三夏


昼寝しに 屋根に登りし 昔あり
(ひるねしに やねにのぼりし むかしあり)
20437 【季語】 昼寝 【季節】 三夏


梅雨入りも 明けも予報士 他人事
(つゆいりも あけもよほうし たにんごと)
20438 【季語】 梅雨 【季節】 仲夏


山笠や 法被に褌 街中に
(やまかさや はっぴにふんどし まちなかに)
20439 【季語】 山笠 【季節】 晩夏
山笠=博多山笠


ホ句の鬼 幾度の夏 通り過ぎ
(ほくのおに いくどのなつ とおりすぎ)
20440 【季語】 夏 【季節】 三夏
ホ句=俳句


小五より 酒六十年 夏おぼろ
(しょうごより さけろくじゅうねん なつおぼろ)
20441 【季語】 夏 【季節】 三夏


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6月29日

2019年06月29日 | 三選俳句暦

2007年6月29日
薄紅の 夢を誘いぬ 合歓の花
(うすべにの ゆめをさそいぬ ねむのはな)
3752 【季語】 合歓の花 【季節】 晩夏


2009年6月29日
平日に 雨降る梅雨の いやらしさ
(へいじつに あめふるつゆの いやらしさ)
10078 【季語】 梅雨 【季節】 仲夏


2013年6月29日
年ととも 乾きの早き 洗い髪
(としととも かわきのはやき あらいがみ)
15918 【季語】 洗い髪 【季節】 三夏


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G20

2019年06月28日 | 俳句

夏鴉 頭と羽の 屍に
(なつからす あたまとはねの しかばねに)
20422 【季語】 夏 【季節】 三夏
公園で鴉の死体を見つけて。


夏掛けや 寝跡で判る 睡深さ
(なつがけや ねあとでわかる すいふかさ)
20423 【季語】 夏掛け 【季節】 三夏


夏掛けや 寒くも暑くも 目が覚めし
(なつがけや さむくもあつくも めがさめし)
20424 【季語】 夏掛け 【季節】 三夏


プール開き 天は敵なり 大雨に
(ぷーるびらき てんはてきなり おおあめに)
20425 【季語】 プール 【季節】 晩夏


昼餉後 昼寝の日課 板に付き
(ひるげあと ひるねのにっか いたにつき)
20426 【季語】 昼寝 【季節】 三夏


夏帽子 HONDAロゴ入り 求めけり
(なつぼうし HONDAろごいり もとめけり)
20427 【季語】 夏 【季節】 三夏


夏の色 流れる雲に 見当たらず
(なつのいろ ながれるくもに みあたらず)
20428 【季語】 夏 【季節】 三夏


G20 成果か恥か 油照り
(G20 せいかかはじか あぶらでり)
20429 【季語】 油照り 【季節】 晩夏


空蝉や 虚ろなるまま しがみつき
(うつせみや うつろなるまま しがみつき)
20430 【季語】 空蝉 【季節】 晩夏


落蝉は 腹足見せて 往生す
(おちせみは はらあしみせて おうじょうす)
20431 【季語】 落蝉 【季節】 晩夏


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6月28日

2019年06月28日 | 三選俳句暦

2008年6月28日
冷奴 ぼけにつっこみ ぬかにくぎ
(ひややっこ ぼけにつっこみ ぬかにくぎ)
6628 【季語】 冷奴 【季節】 三夏


2009年6月28日
冷蔵庫 生生姜の 酢漬けあり
(れいぞうこ なましょうがの すづけあり)
10071 【季語】 冷蔵庫 【季節】 三夏


2013年6月28日
デジカメの 手振れに弱き 額紫陽花
(でじかめの てぶれによわき がくあじさい)
15904 【季語】 額紫陽花 【季節】 仲夏


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6月27日

2019年06月27日 | 三選俳句暦

2009年6月27日
あじさいの 露に映りし 濃紫
(あじさいの つゆにうつりし こむらさき)
10063 【季語】 あじさい 【季節】 仲夏


2014年6月27日
福岡は 鉄人の顔 油照り
(ふくおかは てつじんのかお あぶらでり)
16816 【季語】 油照り 【季節】 晩夏


2014年6月27日
息するを 忘れて見入る 蛍かな
(いきするを わすれてみいる ほたるかな)
16818 【季語】 蛍 【季節】 仲夏


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ラムネの玉・鬼平・剣客・カップ麺

2019年06月26日 | 俳句

ラムネの玉 抜かんと思う 若き夢
(らむねのたま ぬかんとおもう わかきゆめ)
20417 【季語】 ラムネ 【季節】 三夏


幾度か 過ぎ去り行きし 夏の日よ
(いくたびか すぎさりゆきし なつのひよ)
20418 【季語】 夏 【季節】 三夏


今年また 汗疹の季節 再来す
(ことしまた あせものきせつ さいらいす)
20419 【季語】 汗疹 【季節】 三夏


鬼平も 剣客も情 若葉風
(おにへいも けんきゃくもじょう わかばかぜ)
20420 【季語】 若葉風 【季節】 初夏


今もなお カップ麺三分 待つ夕焼
(いまもなお かっぷめんさんぶん まつゆうやけ)
20421 【季語】 夕焼 【季節】 晩夏


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チャーハン自作

2019年06月26日 | 俳句

梅雨晴間 空が蒼いと 嫁言いし
(つゆはれま そらがあおいと よめいいし)
20412 【季語】 梅雨晴間 【季節】 仲夏


額の花 色出し惜しみ どんなわけ
(がくのはな いろだしおしみ どんなわけ)
20413 【季語】 額の花 【季節】 仲夏


退屈な 梅雨を自室に 閉じこもり
(たいくつな つゆをじしつに とじこもり)
20414 【季語】 梅雨 【季節】 仲夏


玄関に 紫陽花二輪 隠れ咲く
(げんかんに あじさいにりん かくれさく)
20415 【季語】 紫陽花 【季節】 仲夏


夏の夕 チャーハン自作 期待され
(なつのゆう ちゃーはんじさく きたいされ)
20416 【季語】 夏 【季節】 三夏


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6月26日

2019年06月26日 | 三選俳句暦

2009年6月26日
涼しげに 菖蒲花咲く 池の端
(すずしげに しょうぶはなさく いけのはた)
10044 【季語】 菖蒲 【季節】 仲夏


2013年6月26日
空蝉や 抜けた体を 思いやり
(うつせみや ぬけたからだを おもいやり)
15894 【季語】 空蝉 【季節】 晩夏


2015年6月26日
梅雨籠り 出かけぬ理由の テンコ盛り
(つゆごもり でかけぬわけの てんこもり)
17501 【季語】 梅雨 【季節】 仲夏


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6月25日

2019年06月25日 | 三選俳句暦

2008年6月25日
夏掛けや 暑さ寒さも これ次第
(なつがけや あつささむさも これしだい)
6611 【季語】 夏掛け 【季節】 三夏


2009年6月25日
カップ麺 その三分に 人生が
(かっぷめん そのさんぷんに じんせいが)
10041 【季語】 - 【季節】 -


2013年6月25日
夏至過ぎて 散歩は夜に 変わりけり
(げしすぎて さんぽはよるに かわりけり)
15886 【季語】 夏至 【季節】 仲夏


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青梅雨

2019年06月24日 | 俳句

梅雨入りも せぬままなのに 梅雨明けか
(つゆいりも せぬままなのに つゆあけか)
20402 【季語】 梅雨入り 【季節】 仲夏


明易し 眠るをせぬは 死ぬばかり
(あけやすし ねむるをせぬは しぬばかり)
20403 【季語】 明易し 【季節】 三夏


七十路や 抵抗薄れし 半ズボン
(ななそじや ていこううすれし はんずぼん)
20404 【季語】 半ズボン 【季節】 三夏


ふるさとの 緑雨恋しき 昼下がり
(ふるさとの りょくうこいしき ひるさがり)
20405 【季語】 緑雨 【季節】 三夏
緑雨=新緑の季節に降る雨。


緑雨後 散歩の一歩 新世界
(りょくうあと さんぽのいっぽ しんせかい)
20406 【季語】 緑雨 【季節】 三夏


一番星 煌めく空に 梅雨の月
(いちばんぼし きらめくそらに つゆのつき)
20407 【季語】 梅雨 【季節】 仲夏


青梅雨や 一粒一粒 お星様
(あおつゆや ひとつぶひとつぶ おほしさま)
20408 【季語】 青梅雨 【季節】 仲夏
http://koyomi.vis.ne.jp/doc/mlko/200906120.htm 参照!


天井扇 影もゆるりと 喫茶店
(てんじょうせん かげもゆるりと きっさてん)
20409 【季語】 (天井)扇風機 【季節】 三夏


起こし絵や 出番の増えし 新皇后
(おこしえや でばんのふえし しんこうごう)
20410 【季語】 起こし絵 【季節】 三夏


未央柳 囲む雄蕊に 雌蕊立つ
(みおうやなぎ かこむおしべに めしべたつ)
20411 【季語】 未央柳 【季節】 仲夏
未央柳=美容柳=美女柳


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6月24日

2019年06月24日 | 三選俳句暦

2007年6月24日
噴水の 上にはいつも 青き空
(ふんすいの うえにはいつも あおきそら)
3726 【季語】 噴水 【季節】 三夏


2007年6月24日
傘あれど しとど濡れにし 梅雨最中 
(かさあれど しとどぬれにし つゆさなか )
3731 【季語】 梅雨 【季節】 仲夏


2012年6月24日
梅雨籠もり 加齢臭と 雲脂の増え
(つゆこもり かれいしゅうと ふけのふえ)
14295 【季語】 梅雨 【季節】 仲夏
雲脂(ふけ)=頭の皮膚にできる、角質に分泌物がまじって乾いた、
うろこ状の白いもの。


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6月23日

2019年06月23日 | 三選俳句暦

2012年6月23日
汗のシャツ 脱げども脱げぬ メタボ症
(あせのしゃつ ぬげどもぬげぬ めたぼしょう)
14284 【季語】 汗 【季節】 三夏


2014年6月23日
霍乱や 加齢に応える 夏の鬼
(かくらんや かれいにこたふ なつのおに)
16810 【季語】 夏 【季節】 三夏


2015年6月23日
抜け出せぬ 梅雨の地下街 迷い道
(ぬけだせぬ つゆのちかがい まよいみち)
17481 【季語】 梅雨 【季節】 仲夏



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夏至

2019年06月22日 | 俳句

六月や ニューの登山靴 紐緩し
(ろくがつや にゅーのとざんぐつ ひもゆるし)
20396 【季語】 六月 【季節】 仲夏


夜更かしも ほどほどにせよ 明早し
(よふかしも ほどほどにせよ あけはやし)
20397 【季語】 明早し 【季節】 三夏


短夜や 夢見る暇も あらずして
(みじかよや ゆめみるひまも あらずして)
20398 【季語】 短夜 【季節】 三夏


梅雨の雷 層成す雲で 横光り
(つゆのらい そうなすくもで よこびかり)
20399 【季語】 梅雨の雷 【季節】 仲夏


紫陽花や 昨日の色は 掠れしか
(あじさいや きのうのいろは かすれしか)
20400 【季語】 紫陽花 【季節】 仲夏


夏至の日や 緑樹の輝き 一段と
(げしのひや りょくじゅのかがやき いちだんと)
20401 【季語】 夏至 【季節】 仲夏


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