俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

水澄みし國

2018年08月31日 | 俳句

手の甲に 囁き感ず 秋の風
(てのこうに ささやきかんず あきのかぜ)
19651 【季語】 秋 【季節】 三秋


秋暑し 景色の邪魔ぞ 電線は
(あきあつし けしきのじゃまぞ でんせんは)
19652 【季語】 秋暑し 【季節】 初秋


波高く 怒濤となりぬ 秋の海
(なみたかく どとうとなりぬ あきのうみ)
19653 【季語】 秋 【季節】 三秋


向日葵の 老いを知らせる 黒き種
(ひまわりの おいをしらせる くろきたね)
19654 【季語】 向日葵 【季節】 晩夏


二百十日 迎える前に 二十一号
(にひゃくとおか むかえるまえに にじゅういちごう)
19655 【季語】 二百十日 【季節】 仲秋


いつ戻る 水澄みし國 日の本は
(いつもどる みずすみしくに ひのもとは)
19656 【季語】 水澄む 【季節】 三秋


サッカー場 金網ぐるり 鶏頭花
(さっかーじょう かなあみぐるり けいとうか)
19657 【季語】 鶏頭花 【季節】 三秋


草の花 美しけれど 名は知らず
(くさのはな うつくしけれど なはしらず)
19658 【季語】 草の花 【季節】 三秋


草紅葉 生け垣に見る 色使い
(くさもみじ いけがきにみる いろづかい)
19659 【季語】 草紅葉 【季節】 晩秋


世に問えば 古希七十は 黄落期
(よにとえば こきななじゅうは こうらくき)
19660 【季語】 黄落 【季節】 晩秋


川縁に 欲しきは風と 芒かな
(かわべりに ほしきはかぜと すすきかな)
19661 【季語】 芒 【季節】 三秋


聞きよれば 四時に咲く花 白粉花
(ききよれば よじにさくはな おしろいばな)
19662 【季語】 白粉花 【季節】 三秋


秋桜 揺れているのは 戀故か
(あきざくら ゆれているのは こいゆえか)
19663 【季語】 秋桜 【季節】 仲秋
秋桜=コスモス


喧騒に 耳傾けば 虫の声
(けんそうに みみかたむけば むしのこえ)
19664 【季語】 虫の声 【季節】 三秋


棺の中 菊が基本や 母もまた
(ひつぎのなか きくがきほんや ははもまた)
19665 【季語】 菊 【季節】 三秋


手を上げて 踊り忘れて 阿波踊り
(てをあげて おどりわすれて あわおどり)
19666 【季語】 阿波踊り 【季節】 初秋


万物を 壊して荒れる 野分かな
(ばんぶつを こわしてあれる のわきかな)
19667 【季語】 野分 【季節】 仲秋


残暑見舞い 出す時無くす 酷な日々
(ざんしょみまい だすときなくす こくなひび)
19668 【季語】 残暑 【季節】 初秋


秋晴れに あの青空に 会いたやな
(あきばれに あのあおぞらに あいたやな)
19669 【季語】 秋晴れ 【季節】 三秋


世の中は まっくらくらや 暮の秋
(よのなかは まっくらくらや くれのあき)
19670 【季語】 暮の秋 【季節】 晩秋



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8月31日 虫の音

2018年08月31日 | 俳句


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安部に飽き

2018年08月30日 | 俳句

秋扇 いつになっても 手放せず
(あきおうぎ いつになっても てばなせず)
19641 【季語】 秋扇 【季節】 三秋


赤蜻蛉 バックネットで 熱中症
(あかとんぼ ばっくねっとで ねっちゅうしょう)
19642 【季語】 赤蜻蛉 【季節】 三秋


異常気象 来年もまた 菊膾
(いじょうきしょう らいねんもまた きくなます)
19643 【季語】 菊膾 【季節】 晩秋
口酢っぱくなるほど聞くんでしょうかね?


秋狂言 第三者まかせ 自己否定
(あききょうげん だいさんしゃまかせ じこひてい)
19644 【季語】 秋 【季節】 三秋


冷や冷やや 脱走情報 恥小出し
(ひやひやや だっそうじょうほう はじこだし)
19645 【季語】 冷や冷や 【季節】 仲秋


赤い花 昔の人は 曼珠沙華
(あかいはな むかしのひとは まんじゅしゃげ)
19646 【季語】 曼珠沙華 【季節】 仲秋


夕月夜 嫁はジムへと 我留守居
(ゆうづきよ よめはじむへと われるすい)
19647 【季語】 夕月夜 【季節】 三秋


秋祭り 鎮守の森は 今いずこ
(あきまつり ちんじゅのもりは いまいずこ)
19648 【季語】 秋祭り 【季節】 三秋


秋出水 日本全国 水浸し
(あきでみず にほんぜんこく みずびたし)
19649 【季語】 秋出水 【季節】 仲秋


日の本は 地震雷 安部に秋
(ひのもとは じしんかみなり あべにあき)
19650 【季語】 秋 【季節】 三秋
飽き?


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8月30日 鬼灯(ほおずき)

2018年08月30日 | 俳句暦


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誘雷針

2018年08月29日 | 俳句

子の名前 読んでもらえぬ 冬の国
(このなまえ よんでもらえぬ ふゆのくに)
19629 【季語】 冬 【季節】 三冬


暮の秋 漢字無き国 感じなし
(くれのあき かんじなきくに かんじなし)
19630 【季語】 暮の秋 【季節】 晩秋
直感


冷や冷やと 毎日続く 政治ネタ
(ひやひやと まいにちつづく せいじねた)
19631 【季語】 冷え冷え 【季節】 仲秋


政治的 盲目の国 秋旱
(せいじてき もうもくのくに あきひでり)
19632 【季語】 秋旱 【季節】 三秋


秋の空 ぎんぎんぎらと 日本が沈む
(あきのそら ぎんぎんぎらと ひがしずむ)
19633 【季語】 秋 【季節】 三秋


髪を梳く 鏡に見ゆる 暮の秋
(かみをすく かがみにみゆる くれのあき)
19634 【季語】 暮の秋 【季節】 晩秋


つくづくと 耳を澄ませば 法師蝉
(つくづくと みみをすませば ほうしぜみ)
19635 【季語】 法師蝉 【季節】 初秋


颱風と 地震の違い 避ける余地
(たいふうと じしんのちがい さけるよち)
19636 【季語】 颱風 【季節】 仲秋
余地→予知


うそ寒き 安全神話 まだ続く
(うそさむき あんぜんしんわ まだつづく)
19637 【季語】 うそ寒 【季節】 晩秋


クールビズ 打ち水なども 秋の空
(くーるびず うちみずなども あきのそら)
19638 【季語】 秋 【季節】 三秋
女心と、、、。


シンボルの 東京タワーに 落雷が
(しんぼるの とうきょうたわーに らくらいが)
19639 【季語】 落雷 【季節】 三夏
ニュースで見ても恐いですね。


避雷針 誘雷針と 変貌す
(ひらいしん ゆうらいしんと へんぼうす)
19640 【季語】 雷 【季節】 三夏


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8月29日 夕芒

2018年08月29日 | 俳句暦


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祭事

2018年08月28日 | 俳句

秋旱 あの人たちは 公務員
(あきひでり あのひとたちは こうむいん)
19618 【季語】 秋旱 【季節】 三秋


法つくれど 法を守らぬ 祭事
(ほうつくれど ほうをまもらぬ まつりごと)
19619 【季語】 祭 【季節】 三夏


死人花 曼珠沙華も 彼岸花
(しにんばな まんじゅしゃげも ひがんばな)
19620 【季語】 彼岸花 【季節】 仲秋


川沿いに 笑っているよな 彼岸花
(かわぞいに わらっているよな ひがんばな)
19621 【季語】 彼岸花 【季節】 仲秋


赤まんま 白い空には 似合わない
(あかまんま しろいそらには にあわない)
19622 【季語】 赤まんま 【季節】 初秋


不細工な 案山子なれども 鳥逃げる
(ぶさいくな かかしなれども とりにげる)
19623 【季語】 案山子 【季節】 三秋


猫じゃらし 見ればこそばゆ 夢心地
(ねこじゃらし みればこそばゆ ゆめごこち)
19624 【季語】 猫じゃらし 【季節】 三秋


秋風や 旅の誘いは まだ早い
(あきかぜや たびのさそいは まだはやい)
19625 【季語】 秋風 【季節】 三秋


汽関車の 煙と汽笛 秋心
(きかんしゃの けむりときてき あきごころ)
19626 【季語】 秋 【季節】 三秋
秋心=愁


平成も 来年までと 八月尽
(へいせいも らいねんまでと はちがつじん)
19627 【季語】 八月尽 【季節】 初秋


鼻歌や 幸せレベル 涼新た
(はなうたや しあわせれべる りょうあらた)
19628 【季語】 涼新た 【季節】 初秋


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8月28日 酔座酔臥(すいざすいが)

2018年08月28日 | 俳句暦



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秋選挙

2018年08月27日 | 俳句

窓の外 半切れの虹 弱く見え
(まどのそと はんぎれのにじ よわくみえ)
19608 【季語】 虹 【季節】 三夏


赤蜻蛉 付かず離れず 我が前を
(あかとんぼ つかずはなれず わがまえを)
19609 【季語】 赤蜻蛉 【季節】 三秋


初秋の 明日香散策 夢の中
(しょしゅうの あすかさんさく ゆめのなか)
19610 【季語】 初秋 【季節】 初秋


秋の鯉 二つの泡に 粘りあり
(あきのこい ふたつのあわに ねばりあり)
19611 【季語】 秋 【季節】 三秋


アスファルト 黒に防水 秋旱
(あすふぁると くろにぼうすい あきひでり)
19612 【季語】 秋旱 【季節】 三秋


炎天下 熱中症は まだ続き
(えんてんか ねっちゅうしょうは まだつづき)
19613 【季語】 炎天 【季節】 晩夏


筆執れば 半紙に残る 黒き汗
(ふでとれば はんしにのこる くろきあせ)
19614 【季語】 汗 【季節】 三夏


薄の穂 揺れて聞こゆる 遠汽笛
(すすきのほ ゆれてきこゆる とおきてき)
19615 【季語】 薄 【季節】 三秋


ギンギラリン 秋の夕焼け 身に堪え
(ぎんぎらりん あきのゆうやけ みにこたえ)
19616 【季語】 秋 【季節】 三秋


秋選挙 42体の報 二枚舌
(あきせんきょ 42たいのほう にまいじた)
19617 【季語】 秋 【季節】 三秋
自民党総裁選 
二枚舌の支持42%と忖度新聞の報。
国民も忖度しているのか?


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8月27日 回転寿司

2018年08月27日 | 俳句暦


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愚堕落(ぐだらく)

2018年08月26日 | 俳句

季はすでに 初秋なれども まだ酷暑
(きはすでに しょしゅうなれども まだこくしょ)
19603 【季語】 初秋 【季節】 初秋


暑苦し いまだ残暑の 盛りかな
(あつくるし いまだざんしょの さかりかな)
19604 【季語】 残暑 【季節】 初秋


残暑には 朝寝昼寝で 寝まくるさ
(ざんしょには あさねひるねで ねまくるさ)
19605 【季語】 残暑 【季節】 初秋


世の中は 満月なりて 涼しきや
(よのなかは まんげつなりて すずしきや)
19606 【季語】 涼し 【季節】 三夏


愚堕落や 思案の果ての 昼寝かな
(ぐだらくや しあんのはての ひるねかな)
19607 【季語】 昼寝 【季節】 三夏


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8月26日 鰯雲

2018年08月26日 | 俳句暦


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法師蝉

2018年08月25日 | 俳句

涼風が 入って来たとて 三十度越え
(すずかぜが はいってきたとて さんじゅうどごえ)
19598 【季語】 涼風 【季節】 晩夏


涼しさは 心の持ちよう 昔人
(すずしさは こころのもちよう むかしびと)
19599 【季語】 涼し 【季節】 三夏


生身魂 六畳の部屋 我が生地
(いきみたま ろくじょうのへや わがせいち)
19600 【季語】 生身魂 【季節】 初秋


語尾高し 若者に似る 法師蝉
(ごびだかし わかものににる ほうしぜみ)
19601 【季語】 法師蝉 【季節】 初秋


つくづくと 法話に聞こゆ 法師蝉
(つくづくと ほうわにきこゆ ほうしぜみ)
19602 【季語】 法師蝉 【季節】 初秋


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8月25日 不出来の案山子

2018年08月25日 | 俳句暦


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鬼宿日(きしゅくにち)

2018年08月24日 | 俳句

秋暑し 何処まで賤し アベの顔
(あきあつし どこまでいやし あべのかお)
19591 【季語】 秋暑し 【季節】 初秋


恐きもの 地震颱風 無策人
(こわきもの じしんたいふう むさくひと)
19592 【季語】 颱風 【季節】 仲秋


颱風過 支援復興 無策人
(たいふうか しえんふっこう むさくひと)
19593 【季語】 颱風 【季節】 仲秋


颱風下 ダムの放流 人災と
(たいふうか だむのほうりゅう じんさいと)
19594 【季語】 颱風 【季節】 仲秋


秋暑し 日本列島 沈没か
(あきあつし にほんれっとう ちんぼつか)
19595 【季語】 秋暑し 【季節】 初秋


颱風過 鬼宿日という 不思議さよ
(たいふうか きしゅくにちという ふしぎさよ)
19596 【季語】 颱風 【季節】 仲秋
鬼宿日=暦注の一。
二十八宿の鬼宿にあたる日。
最吉日で、婚礼以外は万事に大吉とされる。
今年8月は24日が鬼宿日。


秋暑し 颱風過ぎて そぞろ寒
(あきあつし たいふうすぎて そぞろさむ)
19597 【季語】 そぞろ寒 【季節】 仲秋


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