俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

12月21日(木)

2023年12月21日 | 俳句
俳句
眼裏の 災い強きは 老いのせい
まなうらの わざわいつよきは おいのせい
21981 2023/12/21 【季語】 − 【季節】 −

年越しは 蕎麦が一番 我うろん
としこしは そばがいちばん われうろん
21982 2023/12/21 【季語】 年越し 【季節】 仲冬
生粋の博多弁では"だ"行を"ら"行で発音するため、「かろのうろん」は「かどのうどん」という意味になる。タモリがよくうどんをうろんと言っている。
水洟や 思わぬ所 流れ出て
みずばなや おもわぬところ ながれでて
21983 2023/12/21 【季語】 水洟 【季節】 三冬

大晦日 富士を肴に 飲みたきや
おおみそか ふじをさかなに のみたきや
21984 2023/12/21 【季語】 大晦日 【季節】 仲冬

断酒して 眠れぬ夜よ ああ寝酒
だんしゅして ねむれぬよるよ ああねざけ
21985 2023/12/21 【季語】 寝酒 【季節】 三冬

歳の暮 何も出来ずに ケセラセラ
としのくれ なにもできずに けせらせら
21986 2023/12/21 【季語】 歳の暮 【季節】 仲冬


冬の月 見上げて判る 過疎の地と
ふゆのつき みあげてわかる かそのちと
21987 2023/12/21 【季語】 冬 【季節】 三冬


寒月や 枯れ木の先の 忘れ物
かんげつや かれきのさきの わすれもの
21988 2023/12/21 【季語】 寒月 【季節】 三冬


短日や 昼寝の時間 短かすぎ
たんじつや ひるねのじかん みじかすぎ
21989 2023/12/21 【季語】 短日 【季節】 三冬
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 12月18日(月) | トップ | 12月24日(日) »

コメントを投稿

俳句」カテゴリの最新記事