俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

2024年4月14日

2024年04月27日 | 俳句
俳句
電線に 集い溢れし 雀の子
でんせんに つどいあふれし すずめのこ
0036 2024/4/14 【季語】 雀の子 【季節】 晩春

子雀の 嘴黄色 かわいげに
こすずめの くちばしきいろ かわいげに
0037 2024/4/14 【季語】 雀の子 【季節】 晩春

鯉幟 雨風に負け 絡みけり
こいのぼり あめかぜにまけ からみけり
0038 2024/4/14 【季語】 鯉幟 【季節】 初夏

春眠の 童の顔が 愛くるし
しゅんみんの わらべのかおが あいくるし
0039 2024/4/14 【季語】 春眠 【季節】 三春

低く暗く 黄砂の雲の 押し寄せり
ひくくくらく こうさのくもの おしよせり
0040 2024/4/14 【季語】 黄砂 【季節】 三春

霾るや またもマスクか 雷か
つちふるや またもますくか かみなりか
0041 2024/4/14 【季語】 霾る 【季節】 三春
霾る(つちふる)=黄砂
かっぽ酒 今は懐かし 竹取よ
かっぽざけ いまはなつかし たけとりよ
0042 2024/4/14 【季語】 かっぽ酒 【季節】 晩春
) かっぽ酒=青竹の筒にお酒を入れ、囲炉裏や焚き火で燗をしたもの。名の由来は、お酒を注ぐ時にカポカポとする音から。

酒なくて なんの花見が さくものか
さけなくて なんおはなみが さくものか
0043 2024/4/14 【季語】 花見 【季節】 晩春

受験期や 遠い昔の 苦い味
じゅけんきや とおいむかしの にがいあじ
0044 2024/4/14 【季語】 受験期 【季節】 仲春

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2024年3月20日

2024年04月27日 | 俳句
俳句
温暖化 寒の戻りに 夏日とは
おんだんか かんおもどりに なつびとは
0032 2024/3/20 【季語】 夏日 【季節】 三夏

東京は 二月ですでに 真夏日と
とうきょうは にがつですでに まなつびと
0033 2024/3/20 【季語】 夏日 【季節】 三夏

躑躅咲き 喜ぶ蝶は 離れずに
つつじさき よろこぶちょうは はなれずに
0034 2024/3/20 【季語】 躑躅 【季節】 晩春

葉桜に 姿を見せし 春鵯よ
はざくらに すがたをみせし ひよどりよ
0035 2024/3/20 【季語】 春鵯 【季節】 晩春

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2024年3月11日

2024年04月27日 | 俳句
俳句
猫柳 綿毛きらきら 光浴ぶ
ねこやなぎ わたげきらきら ひかりあぶ
0021 2024/3/11 【季語】 猫柳 【季節】 初春

親と子の 好き嫌いある 花見かな
おやとこの すききらいある はなみかな
0022 2024/3/11 【季語】 花見 【季節】 晩春

里桜 見所十分 賑々し
さとざくら みどころじゅうぶん にぎにぎし
0023 2024/3/11 【季語】 桜 【季節】 晩春

雨上がり 葉桜よりも ボール遊び
あめあがり はざくらよりも ぼーるあそび
0024 2024/3/11 【季語】 葉桜 【季節】 初夏

葉桜の 残り少なき 花の数
はざくらの のこりすくなき はなのかず
0025 2024/3/11 【季語】 葉桜 【季節】 初夏

葉桜の 幹に割れある 傷痛さ
はざくらの みきにわれある いたいたさ
0026 2024/3/11 【季語】 葉桜 【季節】 初夏

葉桜の 先に居座る 甲山
はざくらの さきにいすわる かぶとやま
0027 2024/3/11 【季語】 葉桜 【季節】 初夏
)

菜の花や パンダパンダも 中国産
なのはなや ぱんだぱんだも ちゅうごくさん
0028 2024/3/11 【季語】 菜の花 【季節】 晩春

新年会 遅めの日取り 友あれば
しんねんかい おそめのひどり ともあれば
0029 2024/3/11 【季語】 新年会 【季節】 新年

春一番 吹いたと聞くも 眉に唾
はるいちばん ふいたときくも まゆにつば
0030 2024/3/11 【季語】 春一番 【季節】 仲春

春一番 三重の雲連れ 大暴れ
みつめあう そのいってんに あきのつき
0031 2024/3/11 【季語】 春一番 【季節】 仲春

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2024年2月10日

2024年04月27日 | 俳句
俳句
立春過ぎ 休眠打破 まだまだに 
りっしゅんすぎ きゅうみんだは まだまだに
0018 2024/2/10 【季語】 立春 【季節】 初春

春日傘 はやりは赤が 多くなり
はるひがさ はやりはあかが おおくなり
0019 2024/2/10 【季語】 春日傘 【季節】 晩春

汽車通学 窓から入る 煙満つ
きしゃつうがく まどからはいる けむりみつ
0020 2024/2/10 【季語】 ー 【季節】 ー

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2024年2月5日

2024年04月27日 | 俳句
俳句
可惜夜や いちらく俳句 出来ぬまま
あたらよや いちらくはいく できぬまに
0011 2024/2/5 【季語】 ー 【季節】 ー
可惜夜(あたらよ}=明けてしまうのが惜しい夜
松の葉の V字が刺さる 花椿
まつのはの Vじがささる はなつばき
0012 2024/2/5 【季語】 花椿 【季節】 三春

冬晴れは 手を眼裏に 焼き付けて
ふゆばれは  てをまなうらに やきつけて
0013 2024/2/5 【季語】 冬晴れ 【季節】 三冬

老い兆す 我の妙薬 健忘と
おいきざす われのみょうやく けんぼうと
0014 2024/2/5 【季語】 ー 【季節】 ー

猫柳 綿毛きらきら 光浴ぶ
ねこやなぎ わたげきらきら ひかりあぶ
0015 2024/2/5 【季語】 猫柳 【季節】 初春

二月早 立春過ぎるも 実感なし
にがつはや りっしゅんすぎるも じっかんなし
0016 2024/2/5 【季語】 立春 【季節】 初春

立春や 鳥居で昼寝 名のみかな
りっしゅんや とりいでひるね なのみかな
0017 2024/2/5 【季語】 立春 【季節】 初春
) 若い頃、鳥居の上、下でよく昼寝していた。今は寒くて、、、。

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2021年10月3日 D

2024年04月27日 | 俳句
俳句
新豆腐 一日過ぎても とうふの日
しんとうふ ついたちすぎても とうふのひ
D21454 2021/10/3 【季語】 新豆腐 【季節】 初秋

牛乳屋 祖母父母ともに 商いし
ぎゅうにゅうや そぼふぼともに あきないし
D21454 2021/10/3 【季語】 ー 【季節】 ー
春夏冬=秋がない=商い。
秋の昼 食事の間の 狭きこと
あきのひる しょくじのあいだの せまきこと
D21454 2021/10/3 【季語】 秋 【季節】 三秋
俳句
新豆腐 一日過ぎても とうふの日
しんとうふ ついたちすぎても とうふのひ
D21454 2021/10/3 【季語】 新豆腐 【季節】 初秋

牛乳屋 祖母父母ともに 商いし
ぎゅうにゅうや そぼふぼともに あきないし
D21455 2021/10/3 【季語】 ー 【季節】 ー
春夏冬=秋がない=商い。
秋の昼 食事の間の 狭きこと
あきのひる しょくじのあいだの せまきこと
D21456 2021/10/3 【季語】 秋 【季節】 三秋

嫁不在 することも無き 秋の暮
よめふざい することもなき あきのくれ
D21457 2021/10/3 【季語】 秋 【季節】 三秋

呑む酒が 増えてしまいし 良夜かな
のむさけが ふえてしまいし りょうやかな
D21458 2021/10/3 【季語】 良夜 【季節】 三秋

コロナ禍で 趣味増え続け 夜長無し
ころなわざわいで しゅみふえつづけ よながなし
D21459 2021/10/3 【季語】 夜長 【季節】 三秋

かくれんぼ 隠れているよ 稲架の中
かくれんぼ かくれているよ はざのなか
D21460 2021/10/3 【季語】 稲架 【季節】 晩秋
)

この命 いつ果てるとも 秋惜しむ
このいのち いつはてるとも あきおしむ
D21461 2021/10/3 【季語】 秋惜しむ 【季節】 晩秋

金風や ふところぐあい 良くなるや
きんぷうや ふところぐあい よくなるや
D21462 2021/10/3 【季語】 金風 【季節】 三秋
金風=秋風
物忘れ 深まる兆し 秋の風
ものわすれ ふかまるきざし あきのかぜ
D21463 2021/10/3 【季語】 秋 【季節】 三秋

岡本の 猪と出会い もう5年
みつめあう そのいってんに あきのつき
D21464 2021/10/3 【季語】 猪 【季節】 晩秋

鱗雲 水に映りても うろこ雲
うろこぐも みずにうつりても うろこぐも
D21465 2021/10/3 【季語】 鱗雲 【季節】 三秋

枯れ尾花 風に吹かれて キラキラと
かれおばな かぜにふかれて きらきらと
0000 2021/10/3 【季語】 枯れ尾花 【季節】 仲秋
枯れ尾花=彼岸花=曼珠沙華=死人花
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2021年10月3日

2024年04月27日 | 俳句
俳句
新豆腐 一日過ぎても とうふの日
しんとうふ ついたちすぎても とうふのひ
D21454 2021/10/3 【季語】 新豆腐 【季節】 初秋

牛乳屋 祖母父母ともに 商いし
ぎゅうにゅうや そぼふぼともに あきないし
D21455 2021/10/3 【季語】 ー 【季節】 ー
春夏冬=秋がない=商い。
秋の昼 食事の間の 狭きこと
あきのひる しょくじのあいだの せまきこと
D21456 2021/10/3 【季語】 秋 【季節】 三秋

嫁不在 することも無き 秋の暮
よめふざい することもなき あきのくれ
D21457 2021/10/3 【季語】 秋 【季節】 三秋

呑む酒が 増えてしまいし 良夜かな
のむさけが ふえてしまいし りょうやかな
D21458 2021/10/3 【季語】 良夜 【季節】 三秋

コロナ禍で 趣味増え続け 夜長無し
ころなわざわいで しゅみふえつづけ よながなし
D21459 2021/10/3 【季語】 夜長 【季節】 三秋

かくれんぼ 隠れているよ 稲架の中
かくれんぼ かくれているよ はざのなか
D21460 2021/10/3 【季語】 稲架 【季節】 晩秋
)

この命 いつ果てるとも 秋惜しむ
このいのち いつはてるとも あきおしむ
D21461 2021/10/3 【季語】 秋惜しむ 【季節】 晩秋

金風や ふところぐあい 良くなるや
きんぷうや ふところぐあい よくなるや
D21462 2021/10/3 【季語】 金風 【季節】 三秋
金風=秋風
物忘れ 深まる兆し 秋の風
ものわすれ ふかまるきざし あきのかぜ
D21463 2021/10/3 【季語】 秋 【季節】 三秋

岡本の 猪と出会い もう5年
みつめあう そのいってんに あきのつき
D21464 2021/10/3 【季語】 猪 【季節】 晩秋

鱗雲 水に映りても うろこ雲
うろこぐも みずにうつりても うろこぐも
D21465 2021/10/3 【季語】 鱗雲 【季節】 三秋

枯れ尾花 風に吹かれて キラキラと
かれおばな かぜにふかれて きらきらと
0000 2021/10/3 【季語】 枯れ尾花 【季節】 仲秋
枯れ尾花=彼岸花=曼珠沙華=死人花
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2月5日(月) 猫柳

2024年02月05日 | 俳句
俳句
可惜夜や いちらく俳句 出来ぬまま
あたらよや いちらくはいく できぬまに
0011 2024/2/5 【季語】 − 【季節】 −
可惜夜(あたらよ}=明けてしまうのが惜しい夜

松の葉の V字が刺さる 花椿
まつのはの Vじがささる はなつばき
0012 2024/2/5 【季語】 花椿 【季節】 三春

冬晴れは 手を眼裏に 焼き付けて
ふゆばれは  てをまなうらに やきつけて
0013 2024/2/5 【季語】 冬晴れ 【季節】 三冬

老い兆す 我の妙薬 健忘と
おいきざす われのみょうやく けんぼうと
0014 2024/2/5 【季語】 − 【季節】 −


猫柳 綿毛きらきら 光浴ぶ
ねこやなぎ わたげきらきら ひかりあぶ
0015 2024/2/5 【季語】 猫柳 【季節】 初春


二月早 立春過ぎるも 実感なし
にがつはや りっしゅんすぎるも じっかんなし
0016 2024/2/5 【季語】 立春 【季節】 初春


立春や 鳥居で昼寝 名のみかな
りっしゅんや とりいでひるね なのみかな
0017 2024/2/5 【季語】 立春 【季節】 初春
若い頃、鳥居の上、下でよく昼寝していた。今は寒くて、、、。

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2024/01/07 パーティー券

2024年01月07日 | 俳句
俳句
政治家は 天災よりも パーティー券
せいじかは てんさいよりも パーティーけん
0008 2024/1/7 【季語】 ー 【季節】 ー

我が国は 赤字国債 支援金
わがくには あかじこくさい しえんきん
0009 2024/1/7 【季語】 ー 【季節】 ー

何事が 起きても不動 役の人
なにごとが おきてもふどう えきのひと
0010 2024/1/7 【季語】 ー 【季節】 ー
役の人=役人?政治家?=益の人=何もしない人
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2024/01/04 地震・津波・羽田事故

2024年01月04日 | 俳句

元旦から 地震に津波 羽田事故
がんたんから じしんにつなみ はねだじこ
00006 2024/1/4 【季語】 元旦 【季節】 新年
お先真っ暗な年明けでしたね。


災害は お屠蘇気分も 吹き飛ばし
さいがいは おとそきぶんも ふきとばし
00007 2024/1/4 【季語】 お屠蘇 【季節】 新年


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2024/01/03 老眼鏡 断酒

2024年01月03日 | 俳句

年古れば 老眼鏡の 二つ三つ
とるふれば ろうがんきょうの ふたつみつ
00004 2024/1/3 【季語】 ー 【季節】 ー


断酒して 三度の食後 寝てばかり
だんしゅして さんどのしょくご ねてばかり
00005 2024/1/3 【季語】 ー 【季節】 ー


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2024/01/01 元旦

2024年01月01日 | 俳句

年賀止め PC故障 光陰と
ねんがやめ PCこしょう こういんと
00001 2024/1/1 【季語】 年賀 【季節】 新年
PCトラブルが絶えない。陰を落とすが、考えようによっては光かも。

新年も 寝ながら見るや 深夜TV
しんねんも ねながらみるや しんやTV
00002 2024/1/1 【季語】 初茜 【季節】 新年


初茜 武庫大橋で 見る電車
はつあかね むこおおはしで みるでんしゃ
00003 2024/1/1 【季語】 初茜 【季節】 新年
初茜(はつあかね)=初日の出。茜色から金色に変化していく。

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12月31日(月)

2023年12月31日 | 俳句
俳句
冬の朝 挨拶の間に 手を擦り
ふゆのあさ あいさつのまに てをこすり
21994 2023/12/31 【季語】 冬 【季節】 三冬


大晦日 夜の定めの 最後の日
おおみそか よるのさだめか さいごのひ
21995 2023/12/31 【季語】 大晦日 【季節】 仲冬


うろんより 何故か嫌いだ 晦日蕎麦
うろんより なぜかきらいだ みそかそば
21996 2023/12/31 【季語】 晦日蕎麦 【季節】 仲冬


ユニホーム 赤から青へ 気を飛ばし
ゆにほーむ あかからあおへ きをとばし
21997 2023/12/31 【季語】 − 【季節】 −
黄=気

浮き寝鳥 同心円を 己が巣とする
うきねどり どうしんえんを おのがすとす
21998 2023/12/31 【季語】 浮き寝鳥 【季節】 三冬


白鳥は 双羽囲いの ままで寝る
しらとりは ふたばかこいの ままでねる
21999 2023/12/31 【季語】 白鳥 【季節】 晩冬


悲喜の間の 楕円軌道の芯 動かざる
ひきのまの だえんきどうのしん うごかざる
22000 2023/12/31 【季語】 − 【季節】 −
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12月24日(日)

2023年12月24日 | 俳句
俳句
嵯峨野路や 鴉も喰わぬ 残り柿
さがのじや からすもくわぬ のこりがき
21990 2023/12/24 【季語】 柿 【季節】 三秋


イスラエル 欲しき停戦 クリスマス
いすらえる ほしきていせん くりすます
21991 2023/12/24 【季語】 クリスマス 【季節】 仲冬


クリスマス 爆撃続ける イスラエル
くりすます ばくげきつづける いすらえる
21992 2023/12/24 【季語】 クリスマス 【季節】 仲冬


御用納め 定時過ぎての 年の酒
ごようおさめ ていじすぎての としのさけ
21993 2023/12/24 【季語】 御用納め 【季節】 仲冬
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12月21日(木)

2023年12月21日 | 俳句
俳句
眼裏の 災い強きは 老いのせい
まなうらの わざわいつよきは おいのせい
21981 2023/12/21 【季語】 − 【季節】 −

年越しは 蕎麦が一番 我うろん
としこしは そばがいちばん われうろん
21982 2023/12/21 【季語】 年越し 【季節】 仲冬
生粋の博多弁では"だ"行を"ら"行で発音するため、「かろのうろん」は「かどのうどん」という意味になる。タモリがよくうどんをうろんと言っている。
水洟や 思わぬ所 流れ出て
みずばなや おもわぬところ ながれでて
21983 2023/12/21 【季語】 水洟 【季節】 三冬

大晦日 富士を肴に 飲みたきや
おおみそか ふじをさかなに のみたきや
21984 2023/12/21 【季語】 大晦日 【季節】 仲冬

断酒して 眠れぬ夜よ ああ寝酒
だんしゅして ねむれぬよるよ ああねざけ
21985 2023/12/21 【季語】 寝酒 【季節】 三冬

歳の暮 何も出来ずに ケセラセラ
としのくれ なにもできずに けせらせら
21986 2023/12/21 【季語】 歳の暮 【季節】 仲冬


冬の月 見上げて判る 過疎の地と
ふゆのつき みあげてわかる かそのちと
21987 2023/12/21 【季語】 冬 【季節】 三冬


寒月や 枯れ木の先の 忘れ物
かんげつや かれきのさきの わすれもの
21988 2023/12/21 【季語】 寒月 【季節】 三冬


短日や 昼寝の時間 短かすぎ
たんじつや ひるねのじかん みじかすぎ
21989 2023/12/21 【季語】 短日 【季節】 三冬
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