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日本の民主主義

2016-10-14 | 日記・エッセイ・コラム

 タイのプミポン国王がお亡くなりになりました。まずはご冥福をお祈りいたします。国王の健康問題が、タイの最大の政治的な問題となっている中での逝去に不安も広がっている。それは政治をめぐって国民が二分されているタイでは、国民を統合する力を持っているのはプミポン国王だけとされているからです。政治の対立がどうしようもなくなった時に軍事クーデターが起き、その軍隊も国王には忠誠を誓うという点では同じなので国としての統合には変わりがないという訳です。

 ここ数日の国王の健康状態は王宮が発表した声明でも「容体は依然不安定」で、ご高齢であるという事もあってタイ国民の国王の健康回復を祈る動きも広がっていました。その祈りの中には、内政不安が取り返しのつかないものになるという不安への祈りも含まれていたのだろう。ちなみに、「容体は依然不安定」という王宮の声明ですらタイの株価は6%下落していました。

 大変不謹慎な話ではありますが、我が国の陛下もご自身がおっしゃっておられるように健康問題を抱えています。国民が陛下の健康を祈るのは同じだと思いますが、陛下が亡くなられたとしても政治体制に不安を持つことは無いでしょう。先日、陛下が生前退位のご意向を表明されましたが、世論調査でも圧倒的多数が陛下のご意向に賛成しているもののそれだけで生前退位はできていません。十分に議論を尽くしたあとに立法化という流れになっていて、その点については国民もそれが当然だと考えています。そういう点では、なんだかんだ言う人はいますが日本の民主主義は誇りに思っていいのではないかと思いました。

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