中央競馬が無観客で行われた。そして、大相撲も無観客で行われることが、1日発表されました。コンサートやイベントも軒並み中止や順延となっている。また、今週から幼稚園から大学まで概ね休校となる。現代の日本では、未曾有といってもいい程の大事になっている。
このコロナウイルスについては、中国の武漢で流行り始めた頃から違和感をずっと感じている。人口では東京都並みの武漢を封鎖とか尋常な対応策ではないということ。当初の中国の報道では、かなりの感染力がありそうで致死率も高そうな事だった。
しかし、情報が集まるにしたがって、どうやら老人は重篤化する危険性が高いもののそれ以外の人にとっては風邪程度で治まる可能性の方が高いこと。感染すれば即どうかなるようなものではなさそうな事が分かってきた。
インフルエンザの強めのもの位の認識で大きな間違いはなさそう。だからこそ、37.5℃程度の熱が出てから4日間なんて話になっているのだろう。そんな中で、一気に中国肺炎対策が加速化したので違和感を感じるのです。
少なくとも、公表されている感染者数や死亡者数をみて、全国的にここまでやる必要は全くない。検査していないから感染者数が増えないのだといういちゃもんを言う人はいるが、死亡者数は検査とは関係ないはずだ。
何故、先週末に日本が一気に対策を強化したのか。それは東京五輪をやるためだと私は思っている。あとは日本に対する入国禁止措置の増加とか。五輪の中止や1年延期なんて声がIOC委員から出始めたと同時に、一気に感染抑え込みに入ったように見えるからです。マラソンや競歩が問答無用に札幌流しを食らっているだけに、中止なんてことも十分にあり得る話だ。
日本では医療や国民の防疫行動がある程度浸透しているので、大きな惨劇が日本に起きるとは私は今でも思っていない。しかし、他国でこの中国肺炎によって死者が多発した場合にはやはり問題になる。だから、目に見える形で大袈裟にやったのだと思う。3月は授業も概ね終わっている時期だし、学校休校も通常時よりは影響は大きくない。
あとは結果として、感染が広がらない事を祈っている。気温が暖かくなる日ももうすぐだ。