この時期にハロプロが連続してシングルを発売してきました。ここはほぼ全てが両A面シングルですが、曲自体はA面とカップリングとははっきりしている様になってきましたね。
- ハロプロオールスターズ｢YEAH YEAH YEAH｣｢憧れのStress-free｣
7年前、モー娘9期が加入したころ以来のオールスターズは、ハロプロ20周年記念盤。｢YEAH YEAH YEAH｣はミディアムテンポでそういう記念盤という華やかさとは無縁な、ハロプロファンに言わせると説教ソング。いい事言ってる様で大したことは言ってないのは昔からそう。それもまたハロプロっぽさでは。MVでは全員がシルバーのミニスカやパンツで統一。スタジオは白いセットで全員が同時に登場している。間奏でのダンスもハロプロらしい。ハロプロらしいのにお祭り感に欠けてしまうのも、もう一つのハロプロの現状ではある。
｢憧れのStress-free｣はロックぽいかと思わせてそのまま同じテンポで最後まで歌詞が流れていく。MVはハロプロのMVでおなじみの、メンバーのバストから上やウエストから上のショットだけで構成されている。ファンならグループごとや数人のショットでメンバーのルックスを堪能できるはず。今の私には知ってるメンバーの方が遥かに少ないのですが…。
- アンジュルム｢46億年LOVE｣｢タデ食う虫もLike it!｣
今週発売の新曲。｢46億年LOVE｣は売れ線ディスコ調サウンドのハロプロ王道な1曲。MVも地球をミラーボールなディスコというセット。ブルー基調のラメ衣装で歌い踊るという映像の方もハロプロ王道。ここは連続してノリのいい売れ線のシングルもらってますね。 ｢タデ食う虫もLike it!｣はいかにもカップリングなマイナー調ダンスナンバー。MVはビルの屋上で歌い踊るメンバー。
どちらの曲もメンバーもダンスも、いわゆる全盛期を過ぎた辺りのモー娘やベリキューが好きだった方には文句のつけようがない気がします。ただ、そこが逆に広がらない理由なのかもしれません。
- モーニング娘。'18｢フラリ銀座｣｢自由の国だから｣
こちらも先々週出たばかりの新曲。｢自由な国だから｣はEDM路線の1曲。この路線の彼女たちの今までのまんまの曲とダンスなのですが、MVではブラウンのブレザーの制服風な衣装でこれをやっているのが特徴。こういう路線のモー娘が好きな方なら気に入るでしょう。
｢フラリ銀座｣は懐かしめメロディーのミディアムテンポなナンバー。但し演奏は電子音なのでその辺は今風になっている。MVは、昔々の銀座風のセットで、衣装は色はポップですが懐かしめのワンピースで歌い踊るメンバー。明らかに一般層を狙った曲ですが、盛り上がりに欠ける曲な気はします。
- Task have Fun｢けどハニカミ｣
2016年結成の3人組アイドル。15・6歳のメンバーはなかなか可愛い。曲は今どきのシャープなダンスナンバーじゃなくて、懐かしめのスカビートです。MVは白基調の衣装で、部屋を薄いベールで覆ったセットの前で歌い踊るもの。今どきじゃない何かワンテンポ遅い様な古臭いダンスが逆に一周回っている。
- ラストアイドル｢Everything will be all right｣
勝ち抜き式で勝ち抜いたメンバーというコンセプトも、今の同番組では試行錯誤中という中途半端な状態でのシングル。ラストアイドルの中のLaLuceという5人組グループだそうだ。曲はところどころにユーロビートも入っている、ノリのいいダンスナンバー。曲自体はオーソドックスなものでなかなかいい。MVは青と白の衣装を着てエコパスタジアムで歌い踊るメンバー。
- 虹のコンキスタドール｢ずっとサマーで恋してる｣
9月12日発売の曲ですが、MVの公開は6/30ということでMVの中では夏真っ盛り。メンバーの水着ショットも満載です。曲の方もロックテイストのアイドル夏ソング。グループとしては、メンバーも20歳前後が最も多くて若さと大人っぽさのちょうどいい時期を迎えていると思う。メンバーも全体的に可愛い子が多いとも思う。でも、そういう中堅アイドルが多い中で抜け出す力があるかと言えば…。
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久しぶりのMVの感想なので多かったですね。本当ならユーチューブで公開されたときに感想を書けばいいのでしょうけど、そうなるとどこまでの範囲で見ていけばいいのかとか案外面倒なことから、CSで放送されたものという区切りで書いています。
