パチンコ機器のメーカーの１社が廃業するというニュースが流れた。トップではないが、それなりの規模だったそうで驚きをもって伝えられている。パチンコ業界全体が厳しい状況だったものが、コロナ禍で退潮傾向に拍車がかかってしまった感じ。回復する見込みが立たないことからの廃業なのだろう。
そもそもが、換金ギャンブルであってはいけないはずが、公権力との癒着を噂されるなどで｢換金所｣で換金するという抜け穴がまかり通っているのがパチンコ。あってはいけないはずが、日本全国で盛況という状況だった。ギャンブルだけでなくミサイル発射してくる国への送金の噂もあるパチンコ業界は、国としてもあまり盛況であっては困るというかなくなってほしいもののはず。ならば、某国の様に法律で禁止してしまうなり、法律を厳しく適用して換金させないようにするべきなのですが、過去のしがらみや諸々の事情によってそれは難しいよう。
ならばどうするか、出玉を抑えさせることでギャンブル性を弱めさせる。競馬のネット投票を広める。それにつれて、競輪・競艇・地方競馬のネット販売も広がっていき、レースのネット配信が進むことによって公営ギャンブルの売り上げも伸びる。ギャンブルのパイをパチンコから削っていくことで、間接的にパチンコを終わらせていく。
こういう穏やかなやり方が、いかにも日本らしいやり方だなと思ったりする。いきなり禁止して強い反発を受けるより、じわじわ削っていって実質的に弱体化させる。実にスマートなやり方だ。時間は掛かりそうですけど。
