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醜態を晒す人たち

2020-03-13 | ニュース

 「危急の時にこそ、その人の本質や本当の値打ちが分かる」と言われますが、今回の武漢コロナ騒動でも露わになっているのではないでしょうか。

 この問題が大きくなりだしたのが、中国の武漢が全面封鎖された1月20日過ぎ辺りから。この頃から、いわゆる右翼のコメンテーター達は習近平の国賓訪日反対と共に、中国全土からの日本入国禁止を訴えていた。それまで、安倍首相を支持していたと思われる彼らの主張は、大袈裟なものとか中国への差別だと決めつけられ、大手メディアでは一顧だにされなかった。

 いわゆる左派リベラル系はというと、国会やニュースでは桜をみる会一色に。2月を迎えても、野党の議員が春節の観光客が減っているなんて発言をしている有様。国会での質問の多くが桜をみる会で、コロナについての質問が少なすぎるのをネットで揶揄されていた。

 ようやく、この武漢コロナがただ事ではないとの認識が広がったのが2月中旬。左派マスコミはこの頃からは豪華客船の船内隔離や、コロナ検査を全件行わない事などで政府への批判を強める報道をやり続けだした。

 2月26~7日に、ライブ等イベントの中止要請や学校の3/1から春休み迄の休校要請を行ったら、マスコミは急に休みになることで困ったという親たちの非難の声を伝え続けた。ある関東の市長は、記者会見で休校要請をした安倍政権への批判を散々ぶった挙句に休校要請を無視したが、コロナ患者が出て早々に市内の全校を休校にするという醜態を晒した。

 ライブの中止を批判した人達は、後に政府の要請前に行われたライブハウスでのライブから全国に患者が拡散したことが明らかになると口をつぐんだ。

 今になって、野党の面々は安倍首相の要請が後手後手だと怒りを込めた厳しい顔で非難する。しかし、彼らが本当に指摘しなければならなかった時期に、桜をみる会ばかりやっていたのは国民が見ている。

 それにしても、何故左派の人たちはまず批判ありきなのだろうか。そして、わざわざクルーズ船での罹患者を合算した数字だけを報道してみたり、治癒した人数を伝えなかったりというように、日本での感染状況が酷い様に煽るマスコミ。こういう国家的な危機とも言える災難も、安倍首相打倒の道具の一つぐらいにしか思っていないのだろう。

 彼らにとっては意外だろうが、国民はこういう時にどういう行いをやっているのかをよく見ている。更に国民の信頼を失うに違いない。

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