グランド ブダペスト ホテル

素敵な誕生日鑑賞になりました。

「グランド　ブダペスト　ホテル」

ファンタジー、サスペンス、コメディ、ロマンス、師弟愛、戦争批判…何でもあり。
カテゴライズなんて気にするな。

何でもありすぎて、幕の内弁当(メイン派どれ？）みたいかも。

今回もウェス・アンダーソンの作り出した世界は完璧。

お洒落でノスタルジックな建物、全体を彩るピンク、紫、水色の
ロマンチックカラー、小物に至るデザイン、音楽、俳優陣の間合い、笑いのセンスですら、完全に調和。

お伽話を言葉でなく、彼の感覚で映像に翻訳している。

うっとり。

俳優さんはみんな良かったけど、ウィレム・デフォーの悪人ぶり、完璧。
一瞬で殺してくれそう！

やはり、エンドロールがキュートだった。この音楽和む。なぜにコサック？可愛すぎる。

残念なのは、遅刻＆激混みで、途中入場になってしまったー。ワタシのバカバカバカー。意外に満席でびっくり(゜Д゜)。

もう一度観たい。
高いけど、パンフレットも欲しい。
ウェス・アンダーソンの世界に閉じ込められたい。
脇役でいいから、ウィレム・デフォーに殺されたい。

覚めたくない夢は儚く。
叶わない願いもまた愛おしい。