赤蜻蛉もう此の辺で別れよう
コラム!!」
和顔愛語
今、世の中では毎日のように殺伐とした事件が起こっています。このような不祥事を防ぐには、和顔愛語(わげんあいご)が一番大切ではないかと私は思います。
和顔愛語は仏教の教えで、「温かい笑顔で思いやりのある言葉を使う」ということです。もし皆がこれを励行すれば
①人々はよく挨拶し、笑顔で応対するようになります。
②相手の言い分をよく聞くようになります。たとい無理な言い分であっても、何とか工夫して期待に沿う努力をし、どうしてもできないときは後で丁寧に理由を説明して断ります。
③陰口を言いません。
④心が平和になります。
嘗て私は私学の理事長を勤めました。或るとき、学園を良くしたいと考える人々が二派に分かれて激しく争いました。私は両派の指導者と個別に懇談して「和顔愛語で行こうではないか」と提案したところ、受け入れてもらって、その後急速に事態が好転した経験があります。
人々の心に和顔愛語が行き渡れば、世の中はずっと明るくなるでしょう。
SAFURO
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