沙羅の花 地震(なえ)に念ずる村地蔵
栄村の方に向いて念ずる地蔵さん
長野県北部地震(震度6強)で被害が大きかった栄村と接する飯山市西大滝地区で、地蔵や馬頭観音の 石像が地震後にそろって栄村方面を向いているのが見つかり、話題になっている。 同地区も被災したものの、家屋倒壊といった大きな被害はなく、「震源の方を向いて 地区を守ってくれたのでは」と話す人もいる。 西大滝地区は約60世帯の小集落。地震で家の壁が崩れたり、家財道具が散乱 したりしたが、けが人はいなかった。 向きが変わった地蔵は県道沿いに並ぶ立位の6体。南向きから東向きになった。ずれも台座の上で揺すられたとみられる。座位の1体は動いていなかった。 少し離れた場所にある馬頭観音像も南から東に向きを変えていた。 「お地蔵さんが大きな被害に及ばないよう、震源の方を向いて、念じて くれたのでしょうか」と話している。歳時記に 「沙羅の花」は仏教で釈迦入滅時の伝説とともに聖樹とされる、とあった。インド産の「沙羅双樹」に間違えられたことに由来する名といわれる
土台が崩れてませんね !!
お地蔵さんが良く落ちなかったですね。
正面から、6体のお地蔵様がそろって同じ方向へとずれているのがわかります。
栄村の名は何度も聞いておりました。
隣接する地域でありながら、大きな被害が出ないように、守っていただけたのではありませんか。
これははっきり目に認められて不思議に思いますが、お地蔵さんに守られてきたことはこれまでにもあったのかもしれません。
語り伝えられそうですね。