はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

エランの冷却液漏れ、&・・・ 3 見晴らし珈琲

2020年11月10日 22時52分25秒 | ロータスエラン

ラジエターのキャップが新しくなりました。

形状や表面に記載されている文字はほぼ同じです。

性能が若干違うようで、新しいキャップのが耐えられる圧力が低そうです。

こちらが新品

これが元々付いていたキャップ。

右側に書かれた、おそらくスペックを表す数値が新品のと違います。

ともあれ、パーツがあって良かった
近所に旧いクルマを見てくれるクルマ屋があると、ホント助かります

 

ヒーターなしで冷却液漏れがないか、確認走行にでかけました(コーヒーセットを持って)。

最近よく走るコースの途中に砂防ダムがあります。
いつも誰かの軽トラが停まっているのでなかなか寄れなかったのですが、今回は空いていました

ちょっと分かりにくいですが、写真の真ん中ちょっと右下の白いのがエランです。

砂防ダムはあまり見晴らしがよくなかったので、階段状に施工された山腹に陣取りました。

コーヒーミルがまた壊れたので、豆は家から挽いてきています。

いろいろチャレンジしましたが、その時は治っても、いつ壊れるかわからないものは正直使えませんね。。。

現在いろいろなメーカーのを吟味中です。

 

15時を過ぎるともう夕方。。。
陽が陰ると寒々しいのですが、陽が照るとそれはそれでちょっと寂しい感じになります

時折クルマが通ります。
こんな辺鄙な何もないところに、変なクルマが停まっているので、どうやら人目を惹くようですね

 

結局、頑張ってぶっ飛ばしても水温は90度を超えることは無く、冷却液が漏れることもありませんでした。
90℃までなら家で確認していたので、あまり意味は無かったなぁ・・・

けど、ちょっと走れて気持ちよかったので、よしとしましょう

そうそう、途中で6が並びました


エランの冷却液漏れ、&・・・ 2

2020年11月09日 23時50分34秒 | ロータスエラン

ヒーターのバルブからの冷却液漏れ。
パーツを注文して、手に入ったら自分で交換するつもりだったのですが。。。

時を同じくして壊れたラジエターのキャップを買いに行った際、クルマ屋で告げられたのは・・・

「それ簡単に外れんよ」

「えっ? 根元のネジ外すだけじゃだめなんですか?」

「形状がL字型してると思うけど、回すとボディーのプラスチックの部分と干渉するから回らんやろ」

「いや、、、そんなことまで考えてなかったな・・・。大変なんですか?」

「うん、けっこう大ごと」

回すのはネジ一個だと思っていた。。。

バルブ本体も回すのか。

 

バルブはこんな風についていて、、、

根元のネジを回せば外せると思っていたのですが、、、

確かにネジを緩めた後で、本体を回さないと外せなさそうです。

で、これを回すとなると・・・・

なるほど、右側の出っ張りがプレートの付いた黒いプラスチックに当たって回らないことがわかります。

で、ではどうするかというと・・・

マフラーも外して、エンジンのマウントも切って、エンジンを持ち上げて回すらしい・・・
しかもネジが固着して回らないことも多いらしく、ねじ切ってしまったりでエンジン単体でも苦労したことがあると。。。

「・・・

たったこれだけのパーツのためにエンジン吊らねばならないなんて・・・整備性ワルっ!!
とてもF1で優勝していたメーカーと思えません

 

どうせ吊り上げるなら、ついでに他のこともやっておきたい。

確かウォーターポンプも交換が大変だと聞いたことがあるし、駆動系のガタも気になる。
こういうのをこの機会についでにやってしまうと、後々の出費が結果的には抑えられるのですが・・・

そうやって「せっかくだから」とどんどん詰め込んでいって、大抵とんでもない金額になってしまうんですよね~

ただタイミングを遅らせられるようならできるだけ遅らせて、何かが壊れた時に抱き合わせで修理したほうが効率が良いことは確か。

 

ではどうやって遅らせるか。
寒さを我慢する
ヒーターを点けなきゃいいんでしょ?

さすがにバイクよりは寒くないはずなので、十分耐えられるはずです。
それに、ホントに寒い真冬は凍結防止のための塩を道路に巻くので、錆びるのが怖くてエランにはほとんど乗れません

 

まずは、ヒーターoffの状態で冷却液が漏れるかどうかを確認せねば。。。

しばらくアイドリングで放置しました。
90℃まではいくのですが、そこから先には温度が上がってきません

ちょっとリスクはありますが、走りに行くことにしました。

(つづく)


エランの冷却液漏れ、&・・・

2020年11月09日 00時24分16秒 | ロータスエラン

エランのヒーターのバルブから冷却液が漏れだしました。。。
ヒーターをオンにすると漏れるようです

ヒーターはラジエターの冷却液を室内に引き込んで、その熱で室内の空気を温めます。

室内のレバーを引っ張ると、ワイヤーが引かれて、バルブが「開」になり、ラジエターのお湯が室内に引き込まれます。

(おそらく矢印の通り)

が、ヒーターオフで漏れないかどうかは確認が必要です。

 

しばらくアイドリングしてみましたが、なかなか温度が上がってこない。
「うむむ、、、もしや・・・

冷却液が減っているからか?

確認しようとラジエターのキャップを外したが、液面は見えません。
そりゃあ漏れた状態で30分走ったのだから、当たり前か。。。
ヒーターは効いていたので、無くなってはいませんが

 

キャップをはめようとしたらなかなかうまくハマらない。
いろいろやって、ハマったと思ったが自信がないので、もう一度外してみると・・・

ビャン!! と、手ごたえがあって、なにやらバネやらパッキンやらがバラバラと出てきましたよ
よく見ると・・・変な形の部品の根本にひび割れが!!

いや、真鍮製の腕のような部品が完全に折れて、パッキン側の部品に残ってしまっている!!

この2つの部品の間にバネが封じられていたのですが、、、見事破断してしまっています。

このパーツ、かっこいいけど、今手に入るのかなぁ・・・

昔のパーツで廃盤になってて、今風のしかないと困る。

もし無かったとして、バネの力はけっこう強力なので、修理は難しいでしょうね。。。

そのままクルマ屋に直行。

 

ラジエターにも種類がいろいろあって、キャップもそれに合わせないといけなくて、高さが合わないと使えないらしい。

とりあえずそれらしいのを借りて一旦家に帰り、取り付くかどうか確認しました。

キャップは問題なくハマり、ラジエターの深さは18mmくらいで、キャップ側の高さが20mmなので問題なし。

「大丈夫でした~」
と、クルマ屋に報告に行って、少し店長さんと話していたら、そこで驚くべき(恐るべき)事実が発覚!!
ヒーターのバルブが入ったら自分でちょこちょこっと交換するつもりだったのですが、、、(つづく)


手が痛い、、、そしてエラン、冷却水が・・・

2020年11月04日 23時58分19秒 | ロータスエラン

久しぶりにエランで出掛けました。
ホントは気分はバイクなのですが、手が痛くて・・・

クラッチの左手は普段は大丈夫なのですが、スイッチを押したり、なにか変に力が入ると痛くなる。

買い物にちょこっとカブで出掛けただけで、ブレーキを握るの右手は痛くなってきました。

とてもバイクで出掛けられる状態ではない。。。

 

久しぶりにエランでも乗るか、、、と、引っ張り出したのですが、やっぱりクルマで一人は寂しいんですよね。。。

ぐるっと回ってカフェに寄って帰ってくるはずだったのに、早々に引き上げてきました。

 

途中で停まってクルマを降りて、用事を済ませて戻って来ると、クルマの下から水が流れ出している・・・

前に停めてたクルマのエアコンの水だろう、くらいに思って、一応確認してみたら、流出元は自分のクルマでした。。。

水の色が緑色だったので、冷却水だということはすぐに分かりました。
「まずい、、、家に到着するまでにもし冷却水が無くなったら・・・

オーバーヒートです。

幸いもう漏れは止まっているようなので、できるだけ水温が上がらないように帰ります。

 

ヒーターをヒーターをつけて、熱風が出てる間は大丈夫

冷却液が無くなると、ヒーターが効かなくなるのです。

 

30分ほどで家に到着。

とりあえずガレージにしまう。

と、、、、

 

点々と垂れている液体のあと。

「!!

けっこう漏れているではないか!!

 

急いでボンネットを開けてみると・・・

「シューーーーーーーー」

どこからか、音が聞こえます

でも音源を確認する間もなく音は止まってしまいました。

ラジエター周りかと思ったら、プレートの辺りに濡れた跡があり、どうやらこの近辺が漏れの元のようです。

「ははーん、こいつだな・・・

冷却液が付着した跡のある継ぎ目の部分。

エンジンをかけて、水温を上げ、漏れを再現してみることにしました。

 

「ブロロロロロロ・・・」

エンジンをかけてしばらく待つと、思っていたところと全然違うところから水が!!

エンジンを停めると、ほどなく液漏れも止まりました。

「これ、ヒーターのバルブやな・・・」

ヒーターの温度調節ノブを最大まで引っ張ると、ワイヤーが引っ張られ、バルブが開き・・・

「うわわわわ・・・

いきなりドババババと水漏れが!!

いそいでバルブを閉めました。

うむむ、、、ヒーターを入れると漏れるのか・・・

 

実は次の日曜日は恒例のツーリングを予定しています。

例年はコテージに泊まるのですが、今年はコロナの影響もあり、近場の日帰りにしています。

とはいえ、200kmくらいは走る予定だったので、どうかな。

寒さに耐え暖房を入れずに走ればなんとかなるかな。。。

(バルブを完全に締めた状態で漏れるかどうかを、確認していないことに今気づきました)

パーツが手に入るといいのですが・・・


エランの修理 ドアのガタ調整2

2020年06月10日 23時08分02秒 | ロータスエラン

大修理になるかと思いきや、単なる思い違いで、特に修理は必要ありませんでした。

ただ2本のネジを締め込むだけで済む、、、はずでした、、、のですが・・・

ネジを締めていくと、あるところで手ごたえが固くなり、すぐに締まって動かなくなるのが通常。

ところが・・・

ネジの頭が下まで届き、少し手ごたえが固くなった後も、ニュルニュルと回り続けます

以前からその傾向はあったのですが、手ごたえが固くなったところで怖くて止めていた気がします。

今回はきちんと状況を確認、ネジの頭が下に届いてからもまだ回り続ける。。。

「この感触は・・・

ネジが馬鹿になったときのものに近い。
強く締め過ぎて、ネジ切ってしまう直前のあの感触。。。

このまま締め続けると、フッと急に手ごたえが無くなって、クルクルいくら回しても空回りするだけになる。。。
KDXのオイルドレンボルトの悪夢がよみがえる・・・

「怖ろしい・・・

そんなことになったら、とても面倒です。

ネジを切りなおすとなると、ドリルで穴を広げ、専用の工具でちょっとづつネジを切っていかないと。

工具は無いし、やったことないうえに、この狭いスペースの中で、精度よく仕事をするのはちょっと自信が・・・

FRPに埋め込むところからやろうとすると、これまた大変な作業です。。。

 

ちなみに、ネジはこんなふうな楕円の真ん中にネジ穴の開いたパーツがボディーのFRPに埋め込まれています。

 

裏を覗いてみると・・・

 

ネジ穴からボルトの先っちょが見えています。

ドアを外して、このパーツを外し、新しいのを接着剤で・・・ いや、FRPで・・・

あぁ。。。そんな技量はないし、材料もノウハウもない中で、それはちょっとリスクが大きすぎる

 

また、だましだまし使い続けるしかないのか。。。

ギュッと締めなければ、すぐにドアが下がってくるけど、まだまだある程度は使い続けることができそうです。
一方で一か八かでギュッと締めて、ネジが馬鹿になってしまうと、もう当分は乗れなくなってしまう・・・

 

さあ決断です

さぁさぁ、さぁさぁ、どうするどうする、どうするんだ?

 

いやぁ、、やっぱり締め切る勇気はないなぁ・・・

あきらめよう。。。

ゆっくり締めていって、さぁどこで止めようかな。。。

ネジの頭は完全に下まで届いていて、回るはずがないのに回り続ける・・・

「やっぱりカラ回りしてるなぁ・・・

 

なのですが、もう一度外してみて金属粉が付いてるかというとそうでもなく、途中まではしっかり締まっていきます。
どうもネジが馬鹿になったような感触が無いんですよね~

 

「あっ、、、もしかしたら・・・」

よくよく考えてみると・・・

金具の先の半球はボディー側に押されて上に持ち上がっていて、ドアは自重で下に下がっている。

ということは、金具とドアの間に隙間があるはず・・・

ネジの頭が金具の上まで締まっても、そこから金具とドアの隙間が狭まっていく間は上から見てると空回りしてるように見えるぞ・・・!?

しかも、ドアの自重に逆らって隙間を狭めているので、かなり力が必要なはずです。

 

うむむ、、、ニュルニュルと固くなってネジが空回りする訳が分かりました

そういうことだったのですね!!

 

そうと分かれば、途中で締めるのを手加減する必要はありません。
締まるところまで締めてみよう

案の定、ギュギュっと締まるところまで締めることができました~

 

今まで怖くて手加減していたので、とってもスッキリ

ついでに助手席側も調整して、ギュギュっと締めておきました。

 

すみません、一人で勘違いしてひとりで騒いでただけですが・・・

長年のモヤモヤがスッキリして嬉しかったので、おつきあいいただきました~


エランの修理 ドアのガタ調整

2020年05月29日 23時47分59秒 | ロータスエラン

ドアのガタがひどくなりました。

エランは旧いクルマなので、今の車のようにしっかりした造りではなくて、
「えーっ!! これでいいの??

てなものも多々ありまして・・・

ドアはちょっと力をかけるとすぐにガタが出る。
ということもあり、できるだけドアには力をかけないように、日夜気を付けているのです。。。

ドアを開けっ放しにしない、開けてる間は持ち上げる、間違っても体重をかけたりしない。

 

しかし、今回のこのガタは・・・今までにない、開閉に支障が出るくらいのズレ方です

これまで徐々に悪くなっていくことはありましたが、一気にここまで悪化するとは。。。

 

GWのこの休みを使って、根本的に治すことにしました。
ガタの根源は、支点の部分の軸を支えるボディー側のFRPが削れて長孔になっているのだろう

と、勝手に想像して、FRPの修理材まで準備していたのですが。。。

 

まず内装を外します。

その前に、ドアの支点に力がかからないよう、ドアの下に自重を支えるつっかえを置いています。

ネジを外していきますが、たまに長さが違ったり、種類の違うのが混じっていたりするので、位置は覚えておきます。

十年前にうちに来るまでの40年くらいの間に、いろんなオーナーがいろんな修理を行ってきたはず。
中には純正のネジを使わず、そこらに転がってたのを無理やり使ったかもしれません

それはそれでこのクルマの歴史なので、尊重しましょう。

 

内装を外すと、ネジが見えてきます。

正面に見えているのが、位置決め用のボルトで、その左が支点のボルトです。

この支点用のボルトを外そうとすると、位置決め用ボルトのワッシャが邪魔で外せない。
位置決めボルトを外すと、、、ドアがグラグラになった。。。

これは相当穴が大きくなっているぞ

とりあえず金具を外してみました。

穴に棒が刺さってるのかと思っていたら、こんな風になってたんですね・・・

半球の出っ張りが支点です。

受け側は、ボディーに同じく半球の穴が開いていて、ここにドア側の半球がハマるようになっています。

こんなんでもつんですね・・・

なんかすぐにすり減ってしまいそうですが、大丈夫なんだ。。。

 

そういえば、半球のパーツにネジが切ってあるけど・・・
そうか、なるほど。

すり減ってきたらこのネジで出っ張り量を調整して高さを変えられるようになっているんだ

上のナットで調整できるのか

よし、ちょっと試しに調整してみよう
と、ナットを回してみると・・・

ゲゲッ!!

上の部分だけが外れてしまいました・・・

マニュアルを見ても分割されているようです。

残された半球のパーツは、それではどうするんだ??

断面が四角形のレンチがいるようですね。。。

 

結局、支点のところは長孔になっているどころか、もともと最初からかなり大きな穴が開いていました。

位置決め用ボルトたった2本の力でドアの自重を支えてたのですね、ご苦労様です

さて、ということは・・・

特に修理する部分は無く、位置決め用ボルトをしっかり締めるだけ、ということになります。

「なんだ、そんなことか

と、思うのは時期尚早でした・・・

(つづく)

 


エランがパンク。。。最善の修理法はどれ?

2020年01月29日 00時28分27秒 | ロータスエラン

昨日、朝カフェのお誘いがあり、急遽エランでお出かけです。

バッテリーが弱っていて、きわどいところもありましたが、坂道で「自動押し掛け」するなどしてなんとか始動。

無事出発したのですが、集合場所に向かう途中、というか家を出てすぐから、右後輪辺りでカチカチ音がします。

「石がタイヤに挟まっているのかな。。。」

と、思いつつ、そのまま走行。

現場に到着してすぐに調べたら、なんと!!

でっかいネジが刺さっていました・・・

空気が抜けた感じは無かったので、しばらくは大丈夫そうですが、さすがにこのまま出掛ける気にはならず。。。
クルマを家に置いて、友人のアルファロメオに同乗してカフェに向かったのでした

 

さて、家に帰ってきて早速修理にかかります。

まずはネジを抜きます。

回せば取れるかと思ったのですが、よくよく見ると・・・
通常はプラスorマイナスネジか、六角なのに、星型です。。

工具は持っていたので、楽に回して、、、ん?

ネジではなく、、、なんだこれは??
誰かが故意にパンクさせることを目的に作った撒き菱としか思えない形状です。。。

 

まあいい、とりあえず修理が先決。

先日バイクを修理したときに、穴に詰めるゴムの弾も、残った接着剤もあるので、さっさと済ませます。

と、、、思ったら・・・
ガンの先にゴムの弾を付けて、穴にグリグリやっているうちに、ガンの先が弾を貫通してしまいました

仕方なく、最後の一つ残っていた弾を使って再度挑戦。

あまり奥まで突っ込まないように、軽く済ませました。

 

少し置いてから、バッテリーの充電のために少し走りに行こうと、エンジンをかけます。

「キュル、、、キュル、、、、、キュ、、、キ、、ブォォンルルルルル」

なんとか最後の力を振り絞って、エンジンかかりましたぁ~

バックして、、、あれ。なんかおかしい。

降りて見ると、なんと!!
空気が抜けて、タイヤが再びぺしゃんこに・・・

うむむ、、、このキット、これまで失敗したこと無かったのに、前回のバイクの時からやたらと歩留まりが悪い。

穴に突っ込む手加減が難しく、突っ込みすぎると、ズボっとめり込んでしまったり、貫通したり、かといって手加減すると漏れるし、、、

 

クルマを動かそうとして気づきました。

「しまった、、、ついエンジンを切ってしまった・・・」
再度修理しようとエンジンをかけようとしたら、もうかからない。。。

パンクを修理できる位置までタイヤを回す必要があるので、動かさないと。
押しても動かないので、パンク修理の前に、バッテリーを繋いで・・・

あぁ、なんて時間がかかるんだろう。。。

 

このキットは弾がなくなってしまいましたが、別のキットがあります。

ひも状の詰め物を二つ折りにして突っ込み、出っ張った部分を切り取るので、失敗は格段に少なさそうです。

ところが、、、ひも状の詰め物のスペアキットは見つかったものの、突っ込む専用工具が無い。
どこを探してもない

もう、このパンクごときでどれだけ時間がかかるのだ!!

でもまぁ、突っ込めれば手段は問わないわけなので、ドライバーでねじ込むことに。

ひたすらグリグリ押し込みますが、全然入っていかない。

二つ折り部分が破損して切れそうな感じになってきました。
やはりドライバーでは先に角があって抵抗が大きいか。。。

 

ツールを自作しました

穴に突っ込むので先端はとがっていて、ひも状の詰め物を二つ折りにして引っ掛けられ、さらに突っ込んだ後タイヤ内に詰め物を置いてこないといけないので先端は分かれています。

「それっ!!」 グリグリグリ

なかなか入っていかないので、やすりで先端を削ったりして、なんとか先っちょは入ったのですが、詰め物が先に進まない・・・

今写真を見て気付いたのですが、どうやら、詰め物が手前に押されてくると、構造上先端が開いていくようです。

期せずしてなかなか合理的な構造になっていますが、先端がタイヤの内側に達していないと逆にタイヤ内で開くことになり、抵抗になってしまう。。。

その時は気づかずに、あきらめてフルキットの購入に走ってしまいました。。。

2000円の手痛い出費です。

スペアのキットが600円くらいなので、専用工具で1400円です。

さっそく使用。
さすが、先っちょはすっぽりと入りました、が・・・

詰め物がやはり全然入っていかない

手で押してもダメ、てこの原理で押してもダメ。

体重がかけられたら良いのですが、あいにく寝ころんだ状態なので体勢が悪い。

力が入らないので、足をつかってかかとで押すような感じで、なんとか奥まで入りました。

工具を引っ張ると、、、工具だけ抜けて

出っ張った部分をカットして完了

午後からずっとパンク修理してましたが、なんかえらく時間がかかってしまいました

最初からこのヒモ状キットを買ってきてれば、すぐに終了していたのですが。。。

ゴム弾を詰めるキットは失敗が多いので、もうあまり使いたくありません。
が、、、、工具が一つで済み、かつコンパクトなので、バイクの携帯用にはこちらかな。。。

それぞれ一長一短なので、使い分けることにしました


エランのガソリン漏れ。。。4 とうとうキャブレター分解

2018年08月04日 11時27分35秒 | ロータスエラン

キャブ上部のネジを何個か外すと、蓋が開きました。

蓋の裏にフロートがくっついてくるので、取り回しがめんどくさい。。。

 

蓋を外した本体部分です。

いらないところ(ネジ)をいじると、バランスが崩れて収拾がつかなくなる可能性があるので、出来るだけ触らないようにします。 

 

外したフロート部分を拡大します。

2個あるフロートの間に燃料の流れを止めるスイッチがあります。

下から押し上げると、スイッチが入ります。

 

キャブの中がガソリンで満たされてきて液面が高くなってくると、浮かんでいるフロートも上に上がり、ある一定の高さまで来るとスイッチを押します。

 それで、必要量以上の燃料がキャブ内に流入しなくなって、溢れたりしなくなるのです。

 

外した状態で、燃料ポンプを作動させ、手動でスイッチを入れてみると、ポンプは正常に止まりました。。。
「おかしくないやん・・・

そもそも今回は、ガソリンが漏れてエンジンが片肺になっていたので、どこかで漏れてエンジンまでガソリンが届いてないと思ったのですが、どこが悪いのか

 

とりあえずキャブは見る限り異常が無さそうなので、元に戻しますが・・・

単なるオーバーフローでは無かったとすると、

なぜガソリンが?

どこから?
という謎が残ったままです

 

プラグを外してみました。

あまりきれいに焼けてるようでも無さそうですが、ガソリンでべちゃべちゃになってるわけでもない。

4本ともほぼ同じ状態です。

うむむ、、、ますますわからなくなってきました。 

エンジンがかからなかった理由が、ただ単にカブってただけではないとすると、やはり燃料が行ってなかったのか。。。

キャブの先で詰まっていたとしても、燃料が減らない以上ガソリンの供給は止まるはず。。。

 

ダメです・・・

自分の理解を越えているので、全てをもとに戻すことにしました。

 

最後に試しにエンジンキーをひねってみると、

「コッコッコ。。コ。。」

ん?

ポンプが止まりましたね。

エンジンをかけてみると・・・

「キュルキュルキュ ブフォロロロロ・・・」

・・・エンジン、かかりました

一体何だったんでしょうか・・・。

でも治ったからまぁいいか

たまたま機嫌が悪かっただけ、という、旧いクルマにはよくある症状なのでしょう。
お騒がせしました・・・

放置して悪化するようなものでもない気がするので、気にしないことにします~


エランのガソリン漏れ。。。3 とうとうキャブレター分解?

2018年08月01日 23時47分27秒 | ロータスエラン

さて、どうしましょう・・・

キャブレター・・・奥が深い。

こいつをいじりだすと、はまってしまいそうでコワイ。

調整するところが何か所もあり、変数の組み合わせは無数にあります。

季節や、高度や、乗り方や、峠か街乗りか、その時の気分などにより、最適なセッティングを試しだすと、時間がどれだけあっても足りません

セッティングに時間をかけるくらいなら、その分走りたい

でも、、、性格上、一度やりだすと止められない気がして、それならそれでいいやろ、とも思うのですが、あまりにもいろいろなことに手を広げ過ぎてもいけないなと思うし。

そんな訳で、キャブレターにはこれまで一切手を触れたことは無かったのです。

 

・・・・正直に言いましょう

なんだかんだと理由を書きましたが、ホントのところはシンプルに、

めんどくさい。。。です

 

でもこの状況になって、そうも言ってられません。
「しょうがない、バラすか・・・

キャブを分解するときは、パッキンなど消耗品を揃えておいて、組み立てるときには新品を付けるのが普通です。
しかし、キャブを自分でバラすことなど想定もしていなかったので、当然のことながら消耗品などある訳がない・・・
と、いう理由でやめちゃおうかな~ ・・・なんてことも考えたのですが・・・

 

このまま放置も出来ないし、消耗品を揃えてバラすとなると、更に腰が重くなってハードルが高くなる。

やはり、やるなら今しかない・・・

とりあえず、覗いて見ることにしました。

今日は治らなかったとしても、原因が分かれば、パーツを入手して治せるかもしれません。
というか、治らないことは無いと思うんですよね~ やりだしたら

 

とりあえず、ガソリンが漏れてきている先を突き止めます。

エアクリーナーを外すと、ファンネルが出てきました。

 

4本のネジを外して引っ張ると・・・ 外れましたが・・・

 サザエを食べる時みたいに、中からなんかズルズルと引っ張り出されてきました。。。
しかも、左右でなんか違うところがイヤです

本体側はというと・・・

右側には、引っ張り出されてこなかったサザエのはらわたが残っています。 

 

左側の穴からガソリンが流れ出ていますね。

これ以上はどうしようもありません。 
やはり本体側を開けてみないとダメということでしょうね・・・

 


エランのガソリン漏れ。。。2 とうとうキャブレター分解?

2018年07月29日 00時29分02秒 | ロータスエラン

6月11日の記事の続きです。

 

まずは、どこから漏れているかの確認をします。

それによって原因が分かれば、その原因となる事象を取り除くことができます。
先に思い込みで作業を始めて、無駄に終わることもあり得ます

キーをひねってポンプを作動させます。

「コッ。。コッ。。。コッ。。。。コッ。。。。」

やはり止まらない。

キャブをじっと見ていると、

「出た!!」

本体のどこかからじんわりと湧き出しています。

オーバーフローすると、どこからガソリンがあふれるのか、よく知らない・・・ 

ので、まぁ大体この辺りか、という見当が付きました。

と、、、

どこかからピチャ、ピチャと音がしますね。。。

「ん? なんだ?」

エアクリーナーの下あたりで音がするので覗いてみると、なんと!!

ガソリンらしき液体がボタボタどころか、筋となって落ちているではありませんか!!

「しまった、騙された!!」
反対側の滲みは囮だったのか

 


エランのガソリン漏れ。。。

2018年06月11日 00時31分06秒 | ロータスエラン

先日、天気が良かったので、オープンカー乗りの人に声掛けをして、朝カフェに出掛けることにしました。

朝カフェとは、朝からひとっ走りして、お気に入りのカフェのテラスでモーニング(東海地区特有。コーヒーに追加料金なしでパンなどが付く)を食べて、正午までに帰ってくるショートツーリングのことです。

朝、エランのエンジンを掛けようとした時のこと。

「コッコッコ。。」という燃料ポンプの音が止まったら、キャブレターにガソリンが溜まったということで、

いつもはそこでチョークを少し引いてエンジンをかけるのですが。。。

今日に限って「コッコッコ」が止まらない。

しばらく待ちます。

「コッ。。。。。コッ。。。。。コッ。。。。。」
やはり止まらない

おかしいとは思いつつ、待ちきれずにエンジンをかけると・・・
かかることはかかったのですが、2気筒のエンジンみたいな音です

「ドドドロロロン ドロッ ドロッ ドロッ。。。」

なんかおかしい。なんだ?

ポンプが止まらないということは、ガソリンが充足していないということか?

ガソリンがエンジンまで行ってないから、エンジンがかからないのか?
だとすると、ポンプが一生懸命送り出しているガソリンはどこへ・・・?

「まずい、どっかで漏れてる・・・」

急いでエンジンをオフにして、クルマの下を覗くと・・・

うむむ、エンジンの下あたりで何か液体が垂れています。
オイルではない、紛れもないガソリンのニオイ

 

「どこから?」

辿っていくと、キャブの辺りから漏れているようです。
見えない裏側を手で触っていくと、エアクリーナーとの境界辺りがベトベトになっていました・・・

これでは危なくて朝カフェツーリングには参加できませんね

特にエランはキャブの下の位置に点火系の部品があるので、オーバーフローしたガソリンに引火して、よく火災になるそうです。

ボクのクルマにも、買ったときから消火器が常備されています。

だからといって、安全安心、行ってもいいよ。。。というわけでもなく、しょうがないのでバイクで行きました。

 

さてどうするか。。。

前述のとおり、火災が怖くてエンジンはかけられません。

つまりクルマ屋には自走できないということ。

積載車で迎えに来てもらうか。

じゃあガレージから出て、道路に出るまで、芝生の上で何回も方向転換するのですが、これは人力でやる?

それが嫌なら、キャブを取り外して持って行くか・・・

とにかくめんどくさい。

でも乗るなら仕方がない。
置いてる間に自然に治ることは無いのだから。。。


エランのダッシュパネル 緩み解消!!

2018年05月19日 09時28分01秒 | ロータスエラン

エランのダッシュパネルが緩んできています。
ネジがゴソゴソになっていて、走行中にカタカタ言うし、なんとかしたい。。。

ネジは締めても締めても空回りするだけで、なんの効果も無い状態です。

向こう側がどうなっているのだか・・・

おそらくボルトが付いていて、ボルトがまだネジの先に付いて残っていれば、回していればそのうち締まってくるかもしれません。

が、そうなのかどうかも分からない。

 

計4カ所あるうちの右2つに関しては、なんとか下から手が届くので締められます。 ←写真の右端に、左から2個目のネジの頭が見えています。

とりあえず、この2つを締めておけばなんとか固定は出来るのですが、右半分だけ締めてそのままにしていると、パネルが反ったり、割れたりしそうでコワイ。。。

なので、あまり締めずに緩めてあります。
でもそれはそれでカタカタするのでかえって良くない気もする。。。

 

前回の車検の時に修理を頼んだのですが、

「これ、ホントにやろうと思ったら大変ですよ。。。」
と言われて、工賃が高額になるのと、クルマを早く返して欲しいのもあって、断念

 

放っておけないので、先日の雨の休日に重い腰を上げてチャレンジしてみました

しかしマニュアルを見ると、かなりいろいろ外さないといけなさそうですね。。。

写真の左上に1つ、ルームランプを挟んでもう一つ(写真ではネジは付いていません)。

この2個は、以前試してみましたが、左側のグローブボックスを外さないと手が届かない。
どうやって外すのかな。。。 

見ていてめんどくさくなってきました

「どうしても届かんかなぁ・・・」

もう少しチャレンジしてみることに。

以前はドアを開けて、フロアに転がる感じで手を伸ばしたのですが、今回は後ろ向きになって足を背もたれに載せてシートに仰向けに寝る感じで。

ダッシュボードで首を固定して手を伸ばすと・・・・

「届いた!!」

ネジの先にボルトが付いていたので、指でボルトを固定してネジを締めて固定。

「やった!!

体が高い位置で固定できたので、腕が自由に動くようになりました。

左の端と右2ヶ所で留まっていれば、なんとか大丈夫でしょう。

 

・・・少し欲が出てきました

「もう一個も届かないかな・・・??」

この距離なので、そりゃあ無理だろう、とは思ったのですが、まずはチャレンジということで。。。

 

「あ、、、あ、、、ああ、、、こ、、、なんとか・・・と、届いた、、、けど・・・」

なんと!!

届きましたよ!!
パーツや配線の間を縫うようにして。。。

ただしかろうじて指先が当たる程度。
しかもボルトは取れてしまったようで、付いてません。。。

 

「やっぱり無理か・・・
と、すぐにあきらめることはしませんよ !!

 

とりあえずネジを外して、これに合うボルトを特定(先にボルトが無いことが分かったので安心してネジを外せます・・・)。
ネジ山のピッチが現代日本のと合うのかどうか非常に心配でしたが、ピッタリのを見つけました

 

で、まずはボルトをどうやって付けるか。
パネルの裏面は当然のことながら見えないので、手探りが条件だとすると、これしかありません。。。

両面テープで指先にくっつけました。

しかしこのままだとやはり届かない。
もっと指の先に付けると、角度が・・・・

両面テープを丸めて付けたりして、指の先端に水平に付くよう調整。

斜め横からネジに押し付ける感じで、表側からネジを回していると。。。

「かかった!!

見事ボルトがはまって締めることが出来ました~

 

うむむ、、、やってみるもんですね。。。
まじめに分解していたら、かなり時間がかかっていたはずです

まぁ「めんどくさいは発明の母」という言葉も、、、聞いたこと無いですが・・・

行動するときの一つの原動力ではありますね・・・

面倒くさいことを回避するため、なにごとも諦めずチャレンジする!!

ボクのモットーです。
後ろ向きなんだか前向きなんだか・・・


ハードトップ置き場

2018年05月17日 00時40分32秒 | ロータスエラン

うちのエランはホロが付かない代わりに、ハードトップが付いています。

このハードトップ姿がとってもカッコイイのですが。。。

しかし・・・

オープンカーならせっかくなのでオープンで走るべし。
と、思うのです

したがって、長距離のツーリングに出掛けたりしない限り、いつもオープンです

当然のことながら、オープンで走ろうと思ったらハードトップは外してどこかに置いとかないといけません。

つまりハードトップはどこかに置きっぱなしになります。

こんな感じ。。。ですね・・・

ぐしゃぐしゃですみません。。。

こんな調子なので、ずーっと何とかしたくて、いろいろ考えてはみたものの、邪魔くさくなるか、おカネがかかるかで、懸案となっていました。 

それが今回

子供のベッドを買ったことにより、古いベッドが供出されてきて。。。

ジャ-ン!! こんな風に!!

う~ん、ぴったりですね。。。

ちょっとシートを被せてみまして。。。

置き場所が確保できたのと、何よりもうれしいのは・・・
今まで外してえっちらおっちら運ばねばならず、時にはヨメの手を借りたりしたのですが、今後は楽ちん

①クルマの中に入って

②真ん中あたりで後ろを向き、、、

③ハードトップを頭の上に乗せ、、、

④ヒョイと立ち上がって、、、

⑤ゆっくりとベッドの上に載せる

実に15秒か20秒くらいで済んでしまいます

これがうれしいですね~

気軽に装着したり外したりできます。

いやあ、ウマイ使い方を見つけたもんですなぁ~

もう少し高さがあれば申し分ないのですが、それはこれからの課題としましょう。。。


エラン ドアのガタ、高さ等、調整しました2

2017年08月22日 23時41分12秒 | ロータスエラン

ドアが下がって金具が干渉するため、ドアを閉めるときにウンとドアを持ち上げて閉めないといけなくて、ドアの取っ手にかなり力がかかっています。

ちょっと心配になって、握って動かしてみたら、案の定。。。

グラグラになっていました。

緩んでるのを締めて治るのならいいけど、穴が広がってしまってどうしようもなくなっているとイヤですね。。。

 

内装の板を取り外し(差し込んであるだけなので、引き抜くだけ)てみると、ちょうど取っ手のガタのある部分に穴が丸く開いていて、覗くとネジの頭が見えました

さてネジを回すためには、ガラスを外さなければ。。。
どうやってはずすんだ、これ・・・?

あ、、、窓ガラスを上げればいいんだ・・・

ネジ君が見えます。

スカスカに緩んでいたので、取っ手を持ってドアを持ち上げてみて、その時の位置に固定して締めました。
これで取っ手のグラグラは修理完了!!

 

外した内装の板は、板の表面に張った表皮が一部剥がれているので、きちんとくっつけようと思います。。。

この板、材質は何なんですかね・・・?

厚紙の硬いヤツみたいな感じです。


割れても替えは無いんでしょうね。。。

 

内装を外した状態です。
高級機械式時計のスケルトン仕様みたいですね。。。ちょっとカッコいい


エラン ドアのガタ、高さ等、調整しました。

2017年08月20日 19時00分24秒 | ロータスエラン

車検から帰ってきたエラン。

ドアを閉めるときに、金具がガツンと当たって閉まらない、出るときにはちょっとやそっとでは開けられなくて、誰かに引っ張ってもらうか、体当たりするくらいの力が必要になって帰ってきました

このままでは乗り降りするだけで一苦労だというのもありますが・・・

ドアを閉めるときに、ドアを持ち上げるために持つ取っ手にものすごい力がかかるのですが、この取っ手にそんな強度を持たせているとも思えないので、このままだと早晩壊れると思われます

お盆休みで、天気も良くなさそうだし、この機会に調整してみます・・・

 

ガレージの中は暗いので、クルマを外に引っ張り出します。

ドアを開けた状態で放置するのは、ドアヒンジのためには一番やっちゃいけないこと。

ドアの重さが上下2つのヒンジにかかってきます。

ボディー側のFRP(強化繊維プラスチック)の穴に、ドア側の金属の軸がささっているだけなので、強度的に弱いFRPの穴が広がってガタが出るのです

このクルマを買った店では、開けている間中ずーっと足なり手なりでドアを持ち上げていたので、ボクもそれは守ってきています。

ただ作業中は、ずーっと持っている訳にもいかないので、何かないか探した結果、パンタジャッキに載せることにしました。

ちゃんと調整できるかなぁ。。。
治らないくらいならいいのですが、元に戻らないことになると、ドアが開かないor閉まらない状態でしばらく過ごすことになるので、=乗れないということになりますね・・・
ドキドキします

内装のネジを外していきます。

あっという間に簡単に外れました

ドアの付け根辺りに、ヒンジの調整をする穴がポッカリ口を開けています。

ネジが木ネジだったので心配していたのですが、ネジのメス側にはちゃんと金具がついています。

ネジ穴がボディーのFRPに直接切ってあると、何回もしてたり緩めたりするうちにネジ山が削れて、ユルユルのバカ穴になるという心配がありますが大丈夫そう。
良かった~ 前のオーナー様様ですね。

一か所だけ金具無し。あまり締めすぎないようにしないと。。。

ドア付け根の調整整備用の穴から覗くと、ボルトが二つ見えます。

この2つのボルトで固定されているようです。

まず左手のボルトを回してみます。
どんどん回って、きりがない感じ。。。この辺でやめとこ・・・

右側を回すと、ギュギュっと締まりました~

ドアを閉めた状態でネジを締めたので、あるべき姿で固定されたはず。

高さは心持ち少し上げたいところですが、さてどうでしょうか・・・・

「カチャッ。。」
すんなりと開きました~ 

閉めるとき、多少金具が干渉しますが、持ち上げなくても閉まります(でも持ち上げて閉めますけどね)。
う~ん、イイ感じです

以前にも増して良くなりました。

あとは走ってるうちに、また調整がずれたりしないか、という点が心配です。

2つあるボルトのうちの1つでしか留まっていないので、やはりいずれ再調整が必要でしょう。

そしてもう少し先の時点で、1つめのボルトの補修が必要となってくると思いますが、そうなったらあきらめて車屋に持って行くことにします。。。。

今回は意外と簡単でしたが。。。

たまたま下だけでうまくいったからよかったものの、上も同時に調整が必要な酷い状態だったら、こうはいかないでしょう

でも、やはり人任せではなく、まずは自分でやってみないといけませんねぇ~