はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

激走!!甲州秩父ツーリング16 バイクのバッテリー、ではなく・・・万事休す2

2023年10月31日 21時58分26秒 | ツーリング(バイク)

不調の原因は、バッテリーかと思っていたら、どうやら違うみたいです。

あきらめてバイク屋まで持って行こうかと思い、古いバッテリーに繋ぎ直しました。

買ったバッテリーはエンジンはかかるものの、まったく走れません。

古いのはなんとか時速30kmくらいは出てたので、裏道を通って行けばたどり着けそうです。

ところが、、、
古いバッテリーも同様にエンジンはかかるものの、走れない状態になってました

ということは、、、、此処に到着してからひどくなったということ。

思い当たるのは、バッテリーをプラスとマイナスを逆に付けてしまったことです

異常な電流で電気系の何かが壊れたのか。

それだともう手の打ちようがありません。

 

バイク屋に電話して聞いてみました。

「プラスとマイナス逆に接続したのが原因かなぁ」

「う~ん、普通はヒューズが切れるんだけどなあ」

「いや、ヒューズは大丈夫」

「そうなら何かの拍子に壊れたのかなぁ、分からんなぁ」
お手上げです。。。

 

そこから地獄でした。

プラグかと思い外してみたり、配線やらいろいろチェックしてみましたが、結局分からずじまい。

 

炎天下の駐車場で、荷物やカウルやら部品やら工具やらを広げて作業していると、

「お困りですか、大丈夫ですか」
と声をかけてくれる女性が・・・
もし必要ならと、バイク屋を教えてくださいました

秩父の人々は親切だ・・・

今度岐阜の飛騨大鍾乳洞に行かれるということだったので、岐阜なら郡上の大滝鍾乳洞と縄文鍾乳洞を推薦しておきました。

飛騨大鍾乳洞、、、成金趣味の極致のような宝物殿を無理やり見せられて吐き気がしてくるので、あまりお勧めできません

秩父の橋立鍾乳洞の方が間違いなく楽しくて、しかも安いです。

 

そうこうしているうちに、気が付くと、昼の12時を回っていました。
「う~ん、、、もうあきらめるか・・・

 

これまでツーリングでいろんなトラブルに見舞われてきましたが、なんとかしのいできました。
ただこんなに遠くで、完全にお手上げ状態になったのは、これが初めてです

しかも、、、

機械部品だと、なんとかバラシて修理したりできますが、電装系は部品が無いとお手上げで、最悪もう二度と走れなくなります。。。

ただでさえ落ち込む状況で、バイクが治らないかもしれない、もう乗れないかもしれないと思うと、重苦しい現実に背中を押しつぶされそうになります

いよいよ万事休すか・・・


激走!!甲州秩父ツーリング15 バイクのバッテリーが、ではなく・・・万事休す

2023年10月29日 00時42分00秒 | ツーリング(バイク)

橋立鍾乳洞の駐車場。

バイク前で準備をしていたら、前のお店の御主人が話しかけてきてくれました。

しばらく話して、バイクの調子が悪い話をしたら、なじみのバイク屋さんを教えてくれました。
ありがたいことです グーグル地図にチェックを入れておきました。

鍾乳洞が8時半から開いていたので、それまでに水を汲んで、出てきた頃にはホームセンターが開店している頃。

丁度いい時間です。

お礼を言って出発。

 

バイクの方は、もう完全に回転数が戻ることは無く、30kmで走るのが精一杯。
国道もハザードを出しながらの走行です

バイクの症状は以前に覚えがあって、バッテリーを交換したら治ったので、さほど心配はしていません

バイク屋さんはいざという時の保険です。

ただTZRに合うバッテリーが普通のホームセンターには売ってないんですよね~

他のバイク用のバッテリーを買って、繋いで使うしかありません。

ちょうどカブのバッテリーが死んでいて、自分は特に不便を感じていなかったのですが、、、

今度子供が乗るというので、ネットで買おうか迷っていたところです。

少々高いかもしれませんが、カブ用を買って、帰ってからTZR用のを入手して入れ替えれば、一石二鳥。

金銭的なダメージもそれほどありません。

子供にとってはラッキーでしたね

 

あらかじめホームセンターの場所はチェック済み、鍾乳洞から1.4kmなので、すぐです。

早速カブ用のバッテリーを購入。

の前に、まずヒューズのチェック。基本動作です。

目視でチェック、異常なし、念のため予備の良品と差し替えても症状変わらず。

ヒューズは問題ないので、予定とおりバッテリーを買いに店内に。

ありました、カブ用のバッテリー。

 

もともと、普段乗ってないときにすぐにバッテリーをカットできるように、マイナス側をサイドまで引っ張ってきていました。

(コネクターを外すとバッテリーが切れる)

なので、コネクターや配線など材料はそろってるので、カブ用のバッテリーを接続するのは、それほど難しくはありません。

本格的につなぐ前に、仮で接続してみてエンジンがちゃんと回るかどうかチェックします。

あっという間に接続完了!!

さぁて、かかるかな~

「カチッ」(メインスイッチを入れる音)

「え・・・・

今まで点灯していたメーターの警告灯類が、全く点かない・・・

なんだ? どういうこと?
てっきりバッテリーだと思っていたのですが、これは・・・

しばらく考えて、重大なミスに気付きました。
プラスマイナス逆に付けてしまった・・・

サイドまでマイナス線を延ばすのに、一本の赤黒の線を使用し、行きは赤、帰りは黒にしてました。

つまりマイナスもプラスもどっちも赤い線をコネクタに差すことになるのです。
少し考えればわかることなのですが、適当にやっちゃったんでしょうね。。。

あわてて差し替えてやり直しました。

「カチッ」(ふたたびメインスイッチの音)

「・・・・・」

やはり何も点かない。
おかしいな。。。

「あ、、、そうか。新品のバッテリーなので充電しないとダメなのか」

今どきのバッテリーは、すぐに使用できるようになってると思ってましたが、違ったんですね。

試しに押し掛けしてみると、回転数は上がらないものの、とりあえずエンジンはかかりました。

やっぱり充電しないとダメか。

店内で充電してもらえるか聞いて、、、というか、充電してください、とお願いしてみました。

「あぁ、すみません、充電器が無いもので。。。」

「あぁ、そ、そうですか、、、」
そういうサービスは無いか、、、

 

ガソリンスタンドまで持っていって充電してもらうか・・・
回転数上がらないまでも、エンジンさえかかっていれば充電するかな

とりあえず、仮接続をちゃんと接続して充電後に備えます。

必要なのはビニールテープとニッパかラジオペンチ。

再び店に入ると、先ほどの店員さんが

「充電器ありました」

とのことで、バッテリーを持参して店内へ。

ガサゴソと新品の充電器を箱から取り出します。
これって、売り物じゃ・・・申し訳ない

バッテリーを接続して。。。

 

充電にけっこう時間かかるから、どこかの喫茶店で涼むか。

なにせ、7月後半のことです。

朝の10時過ぎとはいえ、遮るものの無い炎天下の駐車場で1時間以上作業しています。
ホームセンターの中が涼しいのは助かりますが、ずっとここに居るわけにもなぁ・・・

「あれっ? バッテリー充電されてますね。満タンです」

「へっ??

見ると、確かに電圧は12vあります。

バッテリーが満タンだとすると、なぜ? なぜ治らない?

バッテリーじゃなかったのか。

バッテリーではないとすると、一体原因はなに?
ある程度確信があっただけに、闇の中に放り込まれた気分です。。。

 

「返品されますか?」

「あ、いや、けっこうです」

もう使ってしまってるし、バッテリーが弱っていたのは確かだと思うので、返品はしません。

が、ちょっと見当がつかなくなりました。
ジリジリと焼ける太陽の下で途方にくれるのでした。。。


激走!!甲州秩父ツーリング14 知知夫滝坂の御神水 観音山延命水 不動名水 武甲山の湧水 橋立鍾乳洞 

2023年10月26日 00時57分58秒 | ツーリング(バイク)

おととい、白樺湖近くのコテージに泊まって、外でBBQをしたのですが・・・
寒くて寒くて凍えていました。。。

すっかり冬になってしまいましたが、真夏の記事です

 

棚田で朝ご飯を済ませ、知知夫滝坂の御神水に向かいます。

住宅街をくねくね走り、「こんなとこにあるんか?」と半信半疑。

橋を渡ったところの川沿いに、水の湧く涼し気な一画がありました。

残念ながら、写真は無し。
バイクの調子が悪く、心に余裕がない・・・

回転数が上がらず、二気筒のうち一気筒が動いてない感じ。
水を汲んで出発するも、坂が登れずエンストしてしまいました・・・

これはいよいよヤバいか・・・。

一度坂を下りて、エンジンをブンブン吹かしてから(近所の方、すみません、、、)一気に駆け上がります。

アイドリングでブンブンしてると、充電するのか、回転が上がるようになります。

そのまま高い回転数をキープしながら、観音山延命水に向かいます。

ここも住宅街の中。どこにあるのかと思ったら、お寺の境内にありました。

この水を飲むと、三十三か月長生きするそうです。
ありがたく頂きました

次、不動名水。

に行こうとしてナビに従わず近道しようとしたら、草道となって行き止まり。
ウロウロしながら遮断機の無い廃線の踏切を渡ったら、間髪入れず向こうから貨物列車が!?

線路に草が生えていたのでてっきり配線路かと思っていたら、まだ生きてるようです。
なにも考えずに渡ったけど、左右確認してなかったのでホントに危なかった。。。

交通量の多い道は避けたかったのですが、仕方なく恐る恐る国道に出て、なんとか不動名水に到着。

すぐ近くにあった名も無い武甲山の湧水。
左上の橋に注目!! 電車が来てますよ

お次はお待ちかね、橋立鍾乳洞です

武甲山の水から近道があるのですが、通行止めになっていて、一旦国道に出ないといけません。

鍾乳洞手前に駐車場があり、500円/台。

誰が停めるか、と、道路わきの空いたスペースにバイクを停めて歩き出したのですが、先に無料駐車場があるようだったので、バイクを取りに戻りました。。。

 

鍾乳洞はお寺の境内にあって、蕎麦や土産物などお店もあり、けっこう人気の場所っぽいです。
カフェもあって、帰りに寄ろうかな~

 

鍾乳洞は200円。良心的すぎる。。。

しかもボランティアなのか、窓口に何人もいてにぎやかです。

中はすごい鍾乳洞でした。
鍾乳石はたくさんあり、けっこう長いので、昨日行った2つ合わせたより余程楽しめます

中は撮影禁止なので写真はあり合わせた

しかし関東の鍾乳石は、やはり茶色いですね。

すごいひだひだの鍾乳石とか、達磨のような鍾乳石とか、値段に似合わずかなり本格的な鍾乳洞でした。

なんで写真がダメなんだろう、と思って考えていましたが、この安い値段と関連付けると、この洞窟がご神体というか、お寺の一部なんでしょうね。

拝観料みたいなものか。。。
それにしても安いです

 

カップオブエクセレンス受賞コーヒーのカフェ。

有名なバリスタが居るのなら寄って行こうかと思ったのですが、どうやら受賞した豆を使用してる、ということのようで、パスしました。

それよりもバイクです。

エンジンがかかるかどうか。。。

バイクの前で準備をしていると、土産物屋さんの御主人が声をかけてきてくれます。

いろいろ話をしたのですが、これが後々のツーリング計画を大きく左右する出会いになるとは、、、

この時点ではつゆ知らず、そんなことは思ってもみなかったのでした


チュニジア戦

2023年10月17日 20時16分31秒 | サッカー

おぉーっ!!

一点取ったーーー!!

なかなか引いて守る堅い守備が崩せずにいたのです。

相手に当たって古橋選手の前に転がるというラッキーはありましたが、、、

そこまでの森田選手の細かい一人ワンツーで敵2人の狭い隙間を抜くパスに始まり、、、
(これがすごかった~

久保選手、旗手選手とつながり、、、旗手選手、相手に充てたんじゃないかと思えるくらいの絶妙な相手に充てるパス。

後半にも期待です~


激走!!甲州秩父ツーリング13 武甲キャンプ場 武甲温泉

2023年10月15日 18時55分10秒 | ツーリング(バイク)

朝夕すっかり寒くなってしまいました。
なのに、真夏の記事を書いているのがわびしい。。。

 

さて、棚田でのんびりしすぎたせいで、時間が無い。

なにかというと、

①ちゃんとしたご飯を食べる

⓶温泉に入る

温泉が9時までなので、ご飯を食べ終わるのは8時まで。

あと1時間しかない。。。

秩父の街を彷徨いましたが、これといって食べたいものが見つからない・・・
孤高のグルメで出てくるような、スープ沸き肉躍るようなおいしそうな店は無いものか

いや、焦って大通りを往復してもそんな店は無いのですが、、、
結局、スーパーでいつものごとく安売りの弁当

を、ゆっくり食べている時間は無く、テントを張って半分食べたところでタイムリミット。

キャンプ場隣の武甲温泉へお風呂に入りに行きます。
隣とはいえ、一番遠い河原に陣取ったので、バイクに乗ってですが。。。」
お値段650円で、キャンプ場利用者は割引、、、無しだそうです。

 

お風呂でさっぱりして帰って来ると、待っているのは冷めたかつ丼。
食って早々に寝ました

 

一番奥の河原のサイトです。

手前の方にはかなり広いサイト。

木がたくさん植わっていて、いい感じです。

水場。

トイレ。

一泊2200円なので、高くはないですが、安くも無い、隣に温泉があるのはいい、そういうキャンプ場でした。

 

朝めしは、また性懲りもなく近くの棚田。
ほんとにここは気持ちがいい

さすがに日なたは暑いですが、東屋でのんびり

なのですが、ちょっと気がかりが・・・

TZRのエンジンが全然吹けない、つまりエンジンの回転数が上がらないのです。
当然走らないわけですが、2気筒あるうちの1気筒が死んでる感じです

なんとなく見当はついていて、おそらくバッテリーではないかなと

山の中なら焦りますが、ここは秩父の街中なので、ホームセンターもバイク屋もあるはず。

ちょっと様子を見ながら対応を考えます。


カナダ戦

2023年10月13日 20時40分09秒 | サッカー

3-0で勝っています。
さすがですね!!

ちょっとヒヤッとする場面もありましたが、PKもゴールキーパーが止めてくれたし、0点に抑えています。

勝ってはいますが、なんかモヤモヤするんですよね。。。

真ん中あたりから相手陣地での細かいパスがうまく繋がってくれると、、、
もっと気持ちいいのですけどね~

あとは、後ろからパスを繋いでいくのはいいのですが、なんか不安。。。
人が少ない気がする

プレッツシャーをかけられてロングキックで逃げる場面も多数。
うむむ、、、ここで何が原因で対策はこう、と言えればいいのですが・・・

しかし、中村選手の得点力はいいですね!!

あの決め切る力は強力な武器になりそうです。

さあ後半、頑張れ、にっぽん!!


激走!!甲州秩父ツーリング12 有馬の湧水 寺坂の棚田 

2023年10月03日 23時28分31秒 | ツーリング(バイク)

「有馬の湧水」は有馬ダムの湖畔にあります。

夕暮れのダムの上でたたずむバイク乗り達の横をすり抜け、誰もいなさそうな対岸に向かいます。

 

到着。

冷たくておいしい水。

庚申の水はどこかから水を引いてきているようで、冷たくなかったんですよね。。。
水のおいしさは温度が左右するので、湧いている水はおいしいのです

 

さて、だんだん陽も傾いてきて、当初の予定だった寄居町のかわせみ河原キャンプ場ですが、、、

到着がかなり遅くなりそう。

晩ご飯はカップ麺とかではなくちゃんとしたものが食べたいし、お風呂も入りたい。

真っすぐ向かえばよかったのですが、水を汲むために山の中の道を走ったら、当たり前ですが時間がかかってしまいました。。。

ちょっと計画変更するか。

ここからだと、近いのはあしがくぼキャンプ場ですが、お休みでした。

武甲キャンプ場は2200円とちょっと高い。。。

けど隣に温泉もあるし、、、予定変更!!

 

隣接する温泉でチェックインを済ませ、荷物御置いて街に繰り出す、、、前に。

明るいうちに、すぐそばにある棚田を見ておかないと。

甲州秩父の棚田、全く期待はしていなかったのですが、ここはいい

向こうが開けているのプラス、正面の山と、セメント工場っぽい人工物が、棚田の里山の雰囲気にアクセントを加えています。

そしてなにより、風が通る。
夕暮れ時というのもあって、とても気持ちがいい

ずーっとここに居たい、と思わせる場所でした。

そうこうしているうちに、日が暮れてしまいました。

まだテントも張ってないし、はやくご飯を食べないと、風呂の時間に間に合わない。。。

急げ!!


中秋の名月とTZR後方排気(3MA)

2023年10月02日 23時29分50秒 | バイク

おととい。(二日も寝落ちして、今日にいたる・・・)

実家の父親を病院に連れて行かねばならなかったので、会社を休んで実家に帰りました。

お昼に時間が空いたので、ご飯を食べるところを探していたら、面白いカフェを見つけました。

「CAFE CUB SUZUKA」

カブ好きのオーナーがやってる店。

店内に入ろうとしたら、なんと店の扉は開いてるのに「closed」

隣のホンダの店にいます、とあったので、行ってみたところ、
土日しかやってないそうです。。。残念

写真は撮っても良いそうなので、お言葉に甘えて・・・

 

素朴な木の机と椅子がイイ。

ソファーもあって、雑然として気取らないくつろいだ感じもいい。

奥にはオリジナルグッズもありました。

カブ乗りの聖地になってるかも。
今度土日に来ないといけませんね

 

夕方、一通り終わったので、海へ
やっぱり海はいいなぁ~

川もいいのですが、、、

解放感があって、静かで、波の音は心地よく、真っ暗でもなくてどこかぼぉーっと明るく、一人でいてもどっかで誰かに繋がってるようなで孤独感も無く、ヘビや獣などの恐怖もない。
のんびりできます

「月がきれいやなぁ~ まんまるやし・・・

その時は知らなかったのですが、中秋の名月でした。

写真で見ると小さいですが、実際の太陽はめちゃ大きくて、迫力があります。

魚がぴちぴち跳ねていました。

コーヒーを作って飲もうと思っていたのですが、水を補充するのを忘れてました・・・

それでも夕暮れ時から暗くなるまで砂浜で座ってました。

 

帰り道、全然疲れてないけど、ちょっと寄ってみるか、と立ち寄った公園の駐車場。

自販機でジュースを購入していると、

「パラララ、パラッ、パラッ・・・」
なにやら聞き覚えのある音が。。。

2ストの音ですね

戻ってみると、TZRの後方排気(3MA;通称サンマ)でした。

「後方排気ですね」

「あ、そうです、3か月前に買ったばかりで、、、」

走行距離15千kmのとてもきれいな個体で、ほぼオリジナル。
タンクやシールドのシールもそのまま残っています

年式なりにはダメージはありますが、とてもきれいな個体で、市場にはもう滅多に出ないでしょう。

ずっと探していたけど見つからず、免許をもらったその日に通りかかったバイク屋に飾ってあったのを見つけ、頼み込んで譲り受けたそうです。
これは、巡り合わせですね、それと本人の情熱

 

それからどれだけ話したでしょうか。

かなり長い間そこに居た気がします。

学生さんなので、まだ20代そこそこ。

それでこれだけ情熱を傾けられるのは、素晴らしいことだと思います。

しかも、若いうちはいろいろ改造したくなる年頃なのに、オリジナルの状態で長く乗り続けたい、なんて、年寄りじみたことを熱く語ってくれます

カッコいい、速い、音がいい、純粋に2ストに憧れる若者の熱い魂に触れて、改めてこのエンジンの良さを認識したのでした。

別れを告げてその場所を後にしてから、
「連絡先、聞いとけばよかったかな、、、

一期一会、あまりそういうことはしないのですが、今回ばかりは「一緒に走りたかったな」なんて思ってしまったのでした