よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

予想だにしない出来事が…-長野県茅野市:蓼科大滝

2017年07月31日 | 信州(南信)
Tateshina Ohtaki Fall, Chino City, Nagano Pref.

さてさて、予定より早く下山したワタクシ達ですが、山の上に比べて山麓は雨が小降りでした。
ワタクシ達は写真の被写体になる場所を求めて、続いては長野県茅野市の蓼科大滝に向かいました。
ワタクシは蓼科大滝は何度か撮影に行っているのですが、相棒さんは初めてなんですよ


駐車場に車を停めて、鬱蒼たる樹林帯の中を歩いて行きます


森の中を歩いていると、木々の生命力を感じます。雨は嫌なのですが、しっとりと濡れた木々はいいものですね


蓼科高原は観光地なのですが、蓼科大滝はさほど観光客にも知られておらず、あまりたくさんの人は来ません。
ですので、ゆっくりと撮影することが出来るんですよね


ワタクシ達は三脚を立て、蓼科大滝の姿をゆっくりと撮影いたしました。
しかし、この後、予想だにしないアクシデントがワタクシ達を襲うんですよ


撮影を終えて駐車場に戻り、車のエンジンをかけるのですが…なななんと、エンジンがかからないんです。
どうやらセルモーターが回らないようです。ということはバッテリーがあがったのでしょうか


慌ててJAFに電話をしますと、1時間半ほどで来てくれるということでした。
こうなるとJAFに頼るしかありません。ワタクシ達は表通りまで出てJAFの車を待ちました


JAFのレッカー車がやって来て、狭い山道を駐車場まで向かいます。
そして、ボンネットを開けて調べてみると、やっぱりバッテリーが上がっておりました。
この後、レッカー車に車を積んで諏訪市内の自動車修理工場に向かいます。
幸い修理工場にワタクシの車に使用しているのと同じバッテリーがあるので、バッテリー交換をすればなんとかいけそうです


JAFの車が来るまで約1時間半、自動車工場に向かうのが約1時間、工場での作業が約1時間かかりました。
ですので、蓼科大滝の撮影後に松本市内に行って、松本城や中町界隈を訪ねようという計画はパーになりました。
でも、JAFの方が本当に迅速に、なおかつ丁寧に対応してくれました。感謝の気持ちでいっぱいです

使用したカメラ:FUJIFILM X-T1


大きなトラブルに見舞われたのですが、もし登山口の桜平の駐車場でバッテリーが上がっていたら、
携帯電話がつながらないので電話がある山小屋まで戻らなくてはならなかったでしょう。
桜平までの道はもっと狭い山道なので、JAFのレッカー車が来るのに相当な時間がかかったことでしょう。
そう思えば、トラブルの中にも幸運があったのだと思います。
でも、雨に見舞われ登山は断念せねばならなかったし、自動車のトラブルは起こるし、惨憺たる一日でした



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雪解け水を集めて-長野県茅野市:蓼科大滝

2015年06月20日 | 信州(南信)
Tateshina Fall, Chino City, Nagano Pref.

さてさて、長野県茅野市の蓼科高原にやって来て、この日の宿である「ベアーズ・ポウ」にチェックインしますと
家人は長旅の疲れも出たのか、夕食までの間、風呂に入ってゆっくりしたいとのこと。まあ、それも当然でしょう。
ただ、ワタクシはもう少し行きたい場所がありましたので、家人と紋をお宿に残して車を走らせました


宿から車を15分ほど走らせ、ちょっと森の中に入って車を停めて歩きます


足元には亜高山帯の植物やシダ類がいっぱいでありまして、誰もいない山道を少しばかり歩いて行きます


すると森の中に轟音が響いてまいりまして、蓼科大滝がその姿を見せてくれるのです


5月に入ってからずっと晴天が続いているのだと聞きました。ですので、水量が少ないのではと心配したのですが、それは杞憂でしたね。
八ヶ岳の雪解け水を集める滝の湯川の水量は豊富で、蓼科大滝は勢いある姿を見せてくれておりました


「大滝」と名前はついていますが、落差は5mくらいで滝の幅は12~13mくらいでしょうか。
決して大きな滝ではありません。でも、鬱蒼たる森の中に轟音を響かせる滝の姿は実に美しく見えるのです


蓼科高原のメインストリートというべき茅野から白樺湖に抜ける道から、少し森の中に入って10分も歩けばこの滝を見ることが出来ます。
でも、あまり観光客には知られていないので、ワタクシはこの滝で滅多に人と出会いません


この日も誰にも迷惑かけることなく、三脚を立ててゆっくり撮影することが出来ました


蓼科高原を訪れる人には、ちょっとした穴場としてお勧めしたい場所がこの蓼科大滝なんですよ


ではでは、そろそろお宿に戻るとしましょうかね。夕食の時間も近づいてまいりました

使用したカメラ:FUJIFILM X-T1


根っからの貧乏性なのでしょうね。旅先でゆっくりすることが出来ません。
朝早くから目いっぱい行動しないと気が済まないというのは、何歳になってもおさまりません。
爺さんになってもそうなのかなぁと、ちょっと心配してしまいます



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蓼科の宿はここ-長野県茅野市:「ベアーズポウ」

2013年06月04日 | 信州(南信)
さてさて、蓼科大滝の撮影も終わりまして時間も夕方の5時になりました
いくら元気なワタクシとはいえ、そろそろお宿に戻らねばなりません。
ワタクシ達の今回のお宿は長野県茅野市の「ベアーズポウ」というお宿でありまして、今回が4回目の宿泊になります。
ワタクシ達が紋を飼うようになって初めて宿泊したお宿がこのベアーズポウなのですが、
オーナーご夫婦の人柄といい、清潔な館内といい、源泉かけ流しの温泉といい実に居心地のいいお宿なんですよね


場所は蓼科高原の中でも標高の高い位置にあり、夕刻になるとひんやりとした冷気が漂います。


1階のロビーもペットOKなのですが、紋はこの部屋がお気に入りのようなんですよ


紋はロビーでくつろいでおります。この日はワタクシ達を含めて4組のお客さんが来ておりました。
当然ながら紋が一番のオチビさんです

ところでところで、ここベアーズポウは上にも書いたように本当に居心地のいいお宿なのですが
なんと言っても最高なのが食事なんですよねぇ
ペットのお宿とはいえ、食事は絶品です。ワタクシ達は夕食の時間を待ちわびておりました。


食堂も明るく清潔感があり、いい雰囲気なんですよ。メニューを見るだけで食欲が湧いてくるワタクシ達でありました。


どーですか。左は前菜の「お楽しみ盛り合わせ」でございます。ここの食事はお酒が進むんですよねぇ。
この季節ならではの山菜が嬉しいですなぁ。
どーですか。右は「鮎魚女(あいなめ)の竹皮包焼き」でございます。淡白な鮎魚女にピリッと辛い味噌をつけるのですが
これはなかなかのお味でした。あー、お酒が進むなぁ


どーですか。左は「鯖のクリームサラダ」でございます。これはちょっとビックリの一品でありました
クリームソースの下にしめ鯖が入ってありまして、しめ鯖とクリームソースという取り合わせに驚きました。
食べてみると…これが実に美味い美味い。いやぁ、もう一度食べたいくらいです。
どーですか。右は「ポテトとタコのオイル煮」でございます。タコの身が柔らかくてこれもまた美味しいのですよ。


どーですか。「福味鶏のスパイスジャム煮」でございます。スパイスが効いているのに、ジャムのおかげで甘みがあるんですよ。
これもまた美味しくって、ワタクシと家人は「美味い美味い」を連発しまくりの夕食でありました


どーですか。左は「香の物」、真ん中は「ご飯と味噌汁」、右は「デザート」でございます。
ここのご飯は土鍋で炊いていますので、香ばしい上におこげが美味しいんですよねぇ。

食べて食べて、飲んで飲んで、大満足のワタクシ達でありました

かくして信州の1日目は夜も更けていったのでありました

ベアーズポウ…長野県茅野市北山4035-1

使用したカメラ…1枚目はCanon EOS7D、他はすべてFUJIFILM X10


旅に出ると私の場合はもちろん写真を撮るのが大きな目的になるのですが
それと同じくらい、「美味しいものを食べたい」「地元の食材を食べたい」というのが大きな目的なんですよ。
昔、「名物に美味いものなし」という言葉がありましたが、私は「名物に美味いものあり」だと実感しています



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緑色の静寂-長野県茅野市:蓼科大滝

2013年06月03日 | 信州(南信)
さてさて、長野県茅野市の蓼科大滝にやって来て、渓流の美しさに心奪われるワタクシでありました。


蓼科大滝がある蓼科高原は八ヶ岳の西側に広がる高原地帯でして、ワタクシのように関西から八ヶ岳に登りに来るものは
茅野の方から八ヶ岳に入っていくのでこの高原を通って行くことになるのですね。
ワタクシが初めて八ヶ岳に登ったのは大学2年生の時の年末年始でした

それから30年以上の歳月が過ぎたのですが、2800mの稜線から見た初日の出は今もはっきり覚えております。
あれから何度も八ヶ岳には行きましたが、登ってよし、眺めてよし、そして山麓の風景も素晴らしい素敵な山なんですよね。


そんな八ヶ岳山麓にあり、八ヶ岳の雪解け水が流れてくる蓼科大滝なのですが
滝の美しさは言うまでもなく、滝の周辺に広がる森の「緑」の美しさにワタクシは感動したしました


ワタクシはよくこのブログに書いているのですが、カエデなどの紅葉の美しさは誰もが認めることでしょう。
しかししかし、ワタクシは紅葉に負けないくらいに新緑の美しさに惹かれるのです


一点の汚れやシミもない鮮やかな緑色。自然が作り出す見事な色彩ですね


足下に目を向けると苔やシダ類も鮮やかな緑色を見せてくれておりました。
これから梅雨の季節になると、苔やシダは一層美しくなるでしょうね


花の名前をよくご存知な方がおられます。ワタクシの印象では比較的年配の女性にそういう方が多い気がします。
「これは○○っていうんです」「あれは××という変わった名前なんですよ」なんて教えていただくことがよくあります。


ワタクシは残念ながら花の名前に詳しくありません
この花はたぶん「ウスバスミレ」だと思うのですが、どうでしょうか


この日はワタクシ以外に誰もおりませんでしたので、この可愛い花の名前がわかりませんでした。
この花の名前を知っておられる方がいましたら、無知なワタクシに教えていただければ幸いです。

使用したカメラ:Canon EOS7D


温室や植物園で育てられた豪華で可憐な花の美しさを否定する気はありません。
しかし、私は野に咲く花、山に咲く花の健気さや逞しさが好きなのです。
初夏から夏にかけて高原や高山では、厳しい冬を耐えてきた花々が一斉に咲きはじめます。
そんな姿に心惹かれる私です



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Into the Forest-長野県茅野市:蓼科大滝

2013年06月02日 | 信州(南信)
さてさて、早朝に大阪を出発して信州にやって来たワタクシ達でありますが、午後3時頃に蓼科高原にあるお宿に到着しました。
普通の人ならこれでお風呂にでも入って、夕食までのんびりするなりひと眠りしたりするのでしょう
しかししかし、ワタクシはそうではありません。「まだ3時やんけ~」と言葉を発し、家人と紋を宿に残して出発しました

ワタクシは宿から車で15分ほどの場所にある長野県茅野市の蓼科大滝へと向かったのでありました


昨年もこの蓼科大滝には行きまして、このブログにも写真を載せました
去年はGWの期間中でしたが、今回は5月末。3週間違うと、木々の緑色がずいぶんと違うんですよねぇ
よかったら昨年の写真と比較をしてもらえたら嬉しいワタクシです


標高の高い蓼科高原は、5月末から6月初めが新緑が最も美しい季節なのですね
GWは人も多く、まだ緑も疎らです。5月末の蓼科は緑が美しく、人も少なくて静かでした。


ずっと晴天が続いていましたが、雪解け水がたっぷりあるので水量は豊かでありました。
全身がマイナスイオンで清められていくような気がします。


「豊かな水」…降水量が多い日本に暮らしていると、それが当たり前のように思われます。
蛇口をひねると水が出て、その水を直接飲むこともワタクシ達には当たり前のことです。
(最近はペットボトルの水を買って飲む人も多いですが…)


外国に旅行をすると水が貴重な国、水道の水なんて飲めない国は珍しくありません。
「水の恵み」というものに感謝することを異国で何度も教えられました。


豊かな水は「豊かな森」を作ります。日本の森は広葉樹に針葉樹、落葉樹に常緑樹と様々な種類があります。
森の中に入っていくと、自然の懐に抱かれるような気持ちになるのですよねぇ


ちょっとカメラを置いて川沿いの大きな石の上に腰かけてみました。
誰もいない森の中で、聞こえてくるのは滝の音と鳥の鳴き声だけ。
そんな時間がなんとも贅沢なんですよねぇ。


Into the Forest…森の中に足を運べば、身も心もリフレッシュします。
もっともっと野山を歩く機会を増やさないといけないかなぁ…

使用したカメラ:Canon EOS7D


私が暮らしているのは大阪府の南東部。大阪市の中心部から電車で30分ほどの距離にあります。
周囲には田んぼなどもあり、大阪府の中ではまだ緑が多いほうかもしれません。
しかしながら、森や林というのは近くには無く、鬱蒼たる木々の中を歩くことは日常にはありません。
自分で時間を作って、木漏れ日の中を歩く機会を増やしたいですね



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