よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

前撮りねぇ…-京都市東山区:二年坂

2016年12月04日 | 京都市(左京区、東山区)
Ninenzaka, Higashiyama Ward, Kyoto City

さてさて、京都市東山区を南から北に向かって歩くワタクシ達は、
産寧坂から二年坂に向かって歩いて行きました


産寧坂から二年坂に向かうと、八坂の塔の秀麗な姿が目に飛び込んできます。
ここから見る八坂の塔は誰もがカメラレンズを向けたくなるでしょうね


八坂の塔は正式には法観寺というお寺の五重塔なのですが、法観寺という名前を知る人はまずいません。
周囲の町並みと見事に調和した、美しい五重塔だなぁといつも思います


二年坂の坂道にやって来ました。石畳の坂道が実にいい雰囲気です。
日中は観光客で溢れかえる二年坂も、まだ人が少ない状態でありました


しかし、この二年坂をはじめ、今回いろんな場所で思わぬ人たちがいたんですよ。
ワタクシ、前撮りという言葉を最近になった知りました。
前撮りとは記念写真を記念日よりも前の日程で、あらかじめ撮影しておくことでして、
特に結婚記念の写真を、結婚式や披露宴よりも前に撮影する人が増えているそうです


その前撮りをしている人たちが産寧坂や二年坂、祇園などにいるんですよ。
結婚するカップル、カメラマン、そしてレフ板などを持ったスタッフ達。
まあ幸せな人達に文句は言いたくないのですが、これが執拗に写真を撮りまくるんですねぇ


同じ場所で何十枚、いやもしかしたら百枚以上は写真を撮っているようでした。
カメラマンはいろんなポーズを要求します。ワタクシのような昭和の日本人には、
人前では恥ずかしくて出来ないようなポーズを平成の若者たちは躊躇なくやるのです


撮影には時間をかけます。こいつらが動かないために、他の人達は写真を撮るのに苦労していました。
ワタクシも心の中では「撮影するんやったらもっと朝早くにやったらええやんけ」と思っていました


スタッフの一人が観光客に「そこにいたら撮影できないんで、どいてくれますか」と言ってました。
もしワタクシが言われていたら、「お前、何様やと思とんねん。ここは天下の往来やろ。
誰がどこを歩こうが勝手ちゃうんか」と言い合いになっていたでしょうね。
これからこういう前撮りの人達が増えてきたら、ますます京都の撮影に難儀しそうです

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


ちょっと前までは「ジミ婚」といって、結婚式にお金をかけないのが流行っていました。
でも、ここ数年は職場の部下の結婚式に行っても披露宴の演出などがどんどん派手になっている気がします。
少子化の時代ですので、親が一人か二人しかいない我が子の結婚式にお金をかけるのでしょうかねぇ



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