Harima Shimosato Station, Kasai City, Hyogo Pref.
さてさて、久々に「鉄ちゃん」「撮り鉄」となって兵庫県加西市を走る北条鉄道にやって来たワタクシは
播磨下里駅にやって来たのでありますが、ここの駅舎がなかなか渋いんですよねぇ。
この木造駅舎は1918年(大正4年)建設という、歴史ある駅舎なんですよねぇ。
「昭和の香りがするなぁ」と思って駅舎に行ったのですが、昭和どころか大正なんですねぇ。
待合室には漫画本や雑誌、文庫本などがたくさん置かれてありました。
「大阪やったら本を勝手に持ち帰る奴がおるやろなぁ」「それどころか、ここがたまり場になって中高生がタバコ吸って食い散らかすやろな」
などと考えてしまうことが、大阪人として悲しいなぁ。
プラットホームと駅舎を眺めてみますと、お寺でおなじみの五色幕がかかってあることに気づきました。
北条鉄道は2006年(平成18年)に、活性化と無人駅荒廃防止のためにボランティア駅長を制定しました。
公募により、鉄道趣味のある僧侶が応募して、駅と寺院を合体した下里庵を開設し、月に3回出勤して
人生相談やお経の勉強会、時には鉄道ファンの集いなどに利用されているとのことなんです。
駅舎にある使われなくなった駅員室が、こうして新しい命を与えられるって素晴らしいことですね。
ワタクシ、北条鉄道の企業努力にアッパレ拍手ですよ。
地方鉄道は今、どこもが経営難に陥っています。そんな中、様々な工夫をして集客に、生き残りに尽力されています。
北条鉄道でのそういう努力を、何度も垣間見ることが出来ました。
クリスマスの時期に合わせて、各駅で手作り感いっぱいのイルミネーションを準備されていました。
また、12月4日からは「サンタ列車」という列車が走っています。
また、こんな古い駅でもそうなのですが、どこの駅も新しくキレイなトイレが設置されているのに驚きました。
地元企業がお金を出すだけでなく、設置作業までやってくれたそうです。
これも北条鉄道が地域から愛される鉄道であるという証明でしょうね。
嬉しいことに、ついこの前、11月18日に北条鉄道の「播磨下里駅」「長駅」「法華口駅」の駅舎が
国登録有形文化財に答申されました。おそらく有形文化財の登録を受けるでしょう。
この愛すべき鉄道がこれからも存続し、地域の人々に大切にされることを願います。
初めて訪れた北条鉄道ですが、ワタクシはこの鉄道が大好きになりました。
使用したカメラ:FUJIFILM X-E1
JR加古川線からは、かつて支線として鍛冶屋線、三木線、高砂線、そして北条線と四つの路線がありました。
その中で北条線だけが第3セクターの北条鉄道として生き残り、他の路線は全て廃線となりました。
もしかしたら北条鉄道も近い将来、廃線になることも十分に考えられます。
この素敵な駅舎を今のうちにしっかり見ておこう。記憶に残しておこう。そして写真を撮っておこうと思いました。
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さてさて、久々に「鉄ちゃん」「撮り鉄」となって兵庫県加西市を走る北条鉄道にやって来たワタクシは
播磨下里駅にやって来たのでありますが、ここの駅舎がなかなか渋いんですよねぇ。
この木造駅舎は1918年(大正4年)建設という、歴史ある駅舎なんですよねぇ。
「昭和の香りがするなぁ」と思って駅舎に行ったのですが、昭和どころか大正なんですねぇ。
待合室には漫画本や雑誌、文庫本などがたくさん置かれてありました。
「大阪やったら本を勝手に持ち帰る奴がおるやろなぁ」「それどころか、ここがたまり場になって中高生がタバコ吸って食い散らかすやろな」
などと考えてしまうことが、大阪人として悲しいなぁ。
プラットホームと駅舎を眺めてみますと、お寺でおなじみの五色幕がかかってあることに気づきました。
北条鉄道は2006年(平成18年)に、活性化と無人駅荒廃防止のためにボランティア駅長を制定しました。
公募により、鉄道趣味のある僧侶が応募して、駅と寺院を合体した下里庵を開設し、月に3回出勤して
人生相談やお経の勉強会、時には鉄道ファンの集いなどに利用されているとのことなんです。
駅舎にある使われなくなった駅員室が、こうして新しい命を与えられるって素晴らしいことですね。
ワタクシ、北条鉄道の企業努力にアッパレ拍手ですよ。
地方鉄道は今、どこもが経営難に陥っています。そんな中、様々な工夫をして集客に、生き残りに尽力されています。
北条鉄道でのそういう努力を、何度も垣間見ることが出来ました。
クリスマスの時期に合わせて、各駅で手作り感いっぱいのイルミネーションを準備されていました。
また、12月4日からは「サンタ列車」という列車が走っています。
また、こんな古い駅でもそうなのですが、どこの駅も新しくキレイなトイレが設置されているのに驚きました。
地元企業がお金を出すだけでなく、設置作業までやってくれたそうです。
これも北条鉄道が地域から愛される鉄道であるという証明でしょうね。
嬉しいことに、ついこの前、11月18日に北条鉄道の「播磨下里駅」「長駅」「法華口駅」の駅舎が
国登録有形文化財に答申されました。おそらく有形文化財の登録を受けるでしょう。
この愛すべき鉄道がこれからも存続し、地域の人々に大切にされることを願います。
初めて訪れた北条鉄道ですが、ワタクシはこの鉄道が大好きになりました。
使用したカメラ:FUJIFILM X-E1
JR加古川線からは、かつて支線として鍛冶屋線、三木線、高砂線、そして北条線と四つの路線がありました。
その中で北条線だけが第3セクターの北条鉄道として生き残り、他の路線は全て廃線となりました。
もしかしたら北条鉄道も近い将来、廃線になることも十分に考えられます。
この素敵な駅舎を今のうちにしっかり見ておこう。記憶に残しておこう。そして写真を撮っておこうと思いました。
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