よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

幕末の異国情緒-長崎県長崎市:グラバー園

2012年01月14日 | 長崎
さてさて、長崎に宿泊したワタクシ達は、翌朝グラバー園を訪ねることにしました。
この日は2011年12月31日、大晦日でありましてこの日も朝は快晴でありました


朝の光を浴びる長崎の街。あらためて美しい街だなぁと感じます


港町長崎。そういえば長崎から~ 船~に乗って~ 神戸に着いた~って歌がありましたな。
ただ、この光景にはちょっと演歌は似合いませんかね

そうこうしているうちにグラバー園に到着したのですが、長崎に観光に来た人なら大半の人が訪れるであろうグラバー園。
ではでは、グラバー園とはどういう場所なのでしょう?

幕末、いわゆる鎖国が終わり開国と同時に外国人商人達が長崎にも居住するようになるわけですが
彼らの屋敷や商館が建てられたのは海を見下ろす高台にある南山手と呼ばれたこの地域でした。
後に外国人居住区は廃止され外国人もどこにでも住めるようになりましたが、この地には旧グラバー邸をはじめとして3軒の洋館が残っていました。
そこに市内各地に点在していた洋館を移築し、9軒の洋館が建ち並ぶエリアを作ったのがグラバー園なのです


私は洋館というものが好きでありまして…和洋折衷の雰囲気がいいんですよねぇ


幕末から明治にかけて、すさまじく激動する日本を、長崎の街を外国人はどのように見ていたのでしょうね。


でも、この洋館は今から65年前に焼け野原になる長崎の街も見つめていたのですね。
そう考えると、ちょっと複雑な気持ちになったりもします


窓から射し込む冬の日射しは弱々しくも暖かく…。


こんなテラスでゆっくりと静かな時を過ごすのもいいでしょうねぇ…。


久々に訪ねたグラバー園。もう少しゆっくりと散策してみましょう

使用したカメラ:Canon EOS7D


幕末の志士たちが、日本の国を変えることを夢みたのと同じように
遠く海を越えて未開の国へやって来た商人達も、この国で巨大な富を得ることを夢みていたのでしょう。
幕末の長崎にはそんな夢と熱気があふれていたはずです。
タイムマシンがあるのなら、そんな熱い時代を訪ねてみたいです。



人気ブログランキングへ ←ランキングに参加しました。
            励みになるので、よかったら「ポチッ」と押してやってください