グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

セミとユリとマムシ

2021年08月01日 | ツアー
昨日のツアーで出会った風景です。(2組のご家族と歩きました)

歩き始めに「山肌の黒い溶岩の跡が長くなっている!」…と思ったら、

雲の影でした(笑)

溶岩の亀裂から伸びた小さなイタドリには、もう花が咲いていました。

(普通、夏の終わりに咲きます)

「スマホを逆さにして、空を煽って撮るとカッコいい写真が撮れる」と女子高生(中学生かも?)に聞いて、練習中(笑)


山に登ったら、もう終わっているだろうと思ったサクユリが、綺麗に咲いていました。

溶岩とサクユリのコラボ…大好きな風景です。

サクユリは、人が立ち入らない火口原の中にもたくさん咲いているようで、緑の中にたくさんの白い色が点在していました。

風に乗って種子が飛んて、花をつけ始めたのでしょう。
とても素敵な風景でした(写真ではよくわからないのが残念💦)

火口周辺には、またまたセミたちが集まっていました。

セミと火口の写真、今年も撮りました(笑)

地面には、天寿を全うしした(?)セミたちが、ゴロゴロ😅


下山後は、再びサクユリの群生地を歩き

花の甘い香りに包まれて休憩。


ユリの後は、植物の生えない黒い大地を体験してもらいに裏砂漠へ。

青空が眩しかったです

そして最後の森に差し掛かった時、足元に棒のようなものが…

足を止めよくみたら、なんとそれはマムシでした!

トグロを巻いていたり、物陰に隠れているのはみたことがありますが、道に出てこんな風に伸びているのは初めてみました(驚)

木の枝そっくりですねぇ…。
「これからは、木の枝みたいなマムシもイメージに入れて歩かなければ」と思いました。
(マムシはこの後、草の中へ大人しく退散して行きました😊)

(かな)



コメント
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