グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

数年ぶりのナイトツアー

2022年08月31日 | 
2週間ほど前のことですが、3年ぶりにナイトツアーに行ってきました。

2018年の夏までは、夏休み限定で行っていた夜の生きもの観察ツアー。
夜行性の生きものたちが活動的で、昼間とは違う世界が目の前に広がり楽しかったのですが、翌日の炎天下でのツアーが大変すぎて3年前から行っていませんでした💦

ですが、コロナ前は毎年ナイトツアーに参加してくれていたご家族が、久しぶりに来島し、ナイトをリクエストしてくれたので、行ってみることに😊

まず最初に確認したのは、毎年ショウリョウバッタの産卵場となっていた場所です。

1匹だけですが、今年も地面に産卵管を入れて産んでいました!
(きっと毎年、何匹ものショウリョウバッタがここで卵を産んでいたのでしょうね)

場所を移動して観察を続けたら、1cmちょっとの小さなバッタや

小さなトビナナフシ(?)

食事中のジョロウグモなど、いろいろな生きものが見つかりました。

(クモは網を張るタイプと張らないタイプ、合わせて3種類以上いました)

ハラビロカマキリが何個体も

結構、活発に歩き回っていました。

草を食べるフキバッタ(食事中だったかは不明)と、獲物を探して徘徊するムカデ。

ムカデも数匹見つかりました。

鳥に狙われる心配のない夜は、草を食べる虫が葉の表面に出てきて、それらを食べる虫たちもやってきます。

ライトで照らす光の先に、小さな生きものたちの暮らしぶりが浮かび上がるのは、ナイトツアーの醍醐味かもしれません。

楽しかった〜。
いずれ昼のツアーを引退したら、ナイトツアー再開も良いかも??
😂

(かな)
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「僕たちしか知らない山」

2022年08月30日 | ツアー
一昨日は、地学好きのご両親と、息子さんたちとの溶岩体験ツアー(2時間程度の軽いハイキング)で歩いてきました。

11時ごろに強い雨が降る予報だったので、帰りの飛行機ギリギリまでスタート時間を送らせて、12時30分に山頂口駐車場をスタート。

前日までの猛暑が信じられないぐらい、冷たい北風がゴォ〜と吹きつけ、霧雨も降っていたので、一瞬ひるみました(笑)
「とりあえず、行けるところまで行ってみましょう」と言い合いつつ、歩き始めると…

お母さんが、ナンバンギセルの花を見つけてくれました。

写真のものだけでなく、あちらこちらにキレイな紫色の花が咲いていて、「こんなに多かったっけ?」と驚くほどでした。

雨で湿度がたっぷりだったからか、カタツムリが何匹も道を歩いていました。

「このカタツムリ、1歳だ!」と男の子。
「なんでわかるの?」と聞いたところ、お母さんが「カタツムリは冬眠するので、その間に殻に茶色の太い線が入るんです。1年に1本ずつ」と教えてくれました。

カタツムリを家で飼っているときに殻の模様が気になって疑問に思い、調べて分かったことらしいです。(すごい〜)

6匹以上(ここまでしか数えてない)のカタツムリに会ったのですが、全員で盛り上がったのがこのシーンでした。

「え? カタツムリがミミズを食べてる??」。カタツムリが肉食なんて聞いたことがないので、「そんなバカな!」と驚いたのですが、やがて…

互いに離れていきました。
単にすれ違っただけだったみたいです(な〜んだ)
でも男の子は、「カタツムリとミミズがすれ違う瞬間を見られるなんて、すごい!」と喜んでいました😊

地学好きの皆さんなので、当然、足元の溶岩も熱心に観察。

道路のヒビですら「これ、普通のヒビですか?」と質問が😊

35年前の割れ目噴火の前も、地面にはヒビが入ったそうなので、これを「普通のヒビではないかも?」と想像してみるのは面白いかもしれません😊

全員、宇宙の話が好きだったので、土星やブラックホールの話をしながら遊歩道を歩きました。
すると男の子が、足元の岩を拾って「隕石ってこんな感じかな?」と、ひとこと。

う〜ん、色や形は違っても、「星のカケラ」であるという点では同じかも??(スルドイ観察眼に感心しました)

道路の水たまりの「水鏡」で遊ぼうとしましたが、

空が暗いのと風が強いのとで、あまり綺麗な水鏡写真は写せませんでした(残念)


最後は伊豆大島火山の「火山灰」観察。

海岸の砂粒サイズの火山灰で、伊豆大島火山を作ってくれました。
写真だと良くわかりませんが、ちゃんと山の真ん中に凹み(カルデラ)まで完成していました!

これだけでも素敵だったのですが、さらに素敵だったのがこの後です。
「残念だけど、元に戻そうね」と声をかけたら、2人で砂の山を崩して元に戻したあと、「ここに山があったのは僕たちしか知らないんだよ。僕たちしか知らない山があったって、すごくない?」と語ったのです。

いや〜、すごいです!!
いつも子どもたちの感性に感心しながら歩いていますが、一昨日は、何度も心から「すごい!」と思いました😊

濃霧&時々雨と強風で寒かったけれど、とても楽しい2時間でした。
皆様、ありがとうございました。

(かな)
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今日最後のお友達は?

2022年08月29日 | 植物

庭でボー   としていると おや なんだこれ

馬の形している  よく見ると カマキリの脱皮の後

 

脱皮したカマキリが 居るかな  居ません

傍に居たのはバッタでした

 

ツツジの葉が食べられています。この時ルリチュウレンジバチが居たのですがカメラを出しているスキに逃げられてしまいました。色がきれいなのですが蜂には見えないハエの様 

 

捜しても幼虫は居ないようです

 

 

山芋の葉も食べられています。これを食べるのはヤマイモハムシかキイロスズメガなんか?大きいのがいいな!でも、そおそお居るもにではない

 

ヤマイモの花が咲いています

 

今日のブログに出たいとやって来た

 

電気の傘に張り付いています。ここで一夜を過ごす?外に行く?

ツマグロヒョウモンかと思ったがヒメアカタテハ?

 

小さな庭にいろいろな事が有るのだと 食うか食われるかのバトルも(カマキリ居るし)私の知らない間に行われているのですね。(きっと)レモンの葉の裏にある卵ももうすぐ孵るので移さなければ(しま)

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水浴びちゅんちゅん

2022年08月28日 | 
23日朝の撮影です。
沢が海に流れ込むところでスズメたちが水浴びをしていました。





ちょっと遠いですが。








鳥たちの日常を少しのぞかせてもらって癒やしと安らぎをもらっています。

がんま

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あんこさんとゾウ

2022年08月27日 | 歴史・文化
今、大島町の役場1階で「あんこさんとゾウ」という企画展をやっています。

主催は上野動物園や大島動物公園などを運営する(公財)東京動物園協会なのですが、伊豆大島ジオパーク推進委員会が共催。伊豆大島ジオパーク認定ジオガイド3期生で、動物園協会職員の方が中核になって企画されたそうです。
前から見に行こうと思っていましたが、ようやく時間ができたので先日行って来ました。

入り口を入るとすぐにド〜ンと実物大のゾウの写真!

なかなかの迫力です!

戦時中の猛獣処分により、ゾウのいなくなった上野動物園に、戦後「はな子」というアジアゾウが贈られたのだそう。

上野動物園では、日本中の子どもたちにゾウを見せるため、移動動物園で各地を回り、その最終地が伊豆大島だったのだそうです。


当時の伊豆大島は、噴火の真っ最中。

その時の溶岩は人の集落までは流れてこなかったし、噴火はどちらかというと観光資源で溶岩灰皿作りが流行った年でもありました。

溶岩灰皿の作り方を書いてある展示は、「これからも使えるレシピ」みたいなリアル感があって、面白かったです。

はな子の背中に乗って一緒に写っている女性「あんこさん」から、伊豆大島ならではの、あんこ文化も紹介。

「働き者」「力持ち」「器量よし、愛嬌よし」のあんこさん!
きっと観光に来た人たちにとって、魅力的だったことでしょう〜。

島の人が何人も、当時の「はな子の思い出」を語っているのも楽しかったです。

写真展示だけでなく、タッチパネルを使って長めのメッセージを聞くことができました!!

ゾウのはな子の年齢と、伊豆大島での出来事をリンクさせているのも楽しかったです。

はな子が4歳で大島に来た時は、大島は噴火の真っ最中だったとは!
はな子が8歳の時、6つの村が合併し「大島町」になったのですね!
16歳の時に大島一周道路が開通!
18歳の時に元町大火で多くに家が焼ける!
39歳の時に割れ目噴火で全島民が1ヶ月当該避難!
63歳で伊豆大島がジオパーク認定!
66歳の時に大規模な土砂災害!
というように、はな子の歴史が伊豆大島に住む人の暮らしとリンクして、とても身近に感じました。
はな子は、2016年に69歳で亡くなっています。

展示は、ゾウ飼育の課題やチャレンジなどの現場も伝え

最後のパネルには、たぶん、この展示で一番伝えたかったメッセージが…

「動物園があるということは、その国が平和であるということ」

楽しく展示を見ながら、島の文化や人の暮らし、動物園のあり方などにも触れることができ、最後のパネルでジーンとしました。

ジオガイド養成講座の中で、みんなで学び合った「楽しくて、自分ごととして引き込まれて、心に残る伝え方」
それらが揃った、とても素敵な展示でした💘

大島での会期は8月31日までなので、あと4日間あります。大島在住でまだご覧になっていない方は、ぜひ見に行ってみてください。

また、展示は今後、以下の場所でも見られます。都内在住の方はチャンスがありましたらぜひご覧ください〜。
2022年9月13日(火)~12月4日(日) 9時30分~17時
 井の頭自然文化園 ゾウ舎
2022年12月20日(火)~2023年2月12日(日) 9時30分~17時
 上野動物園 ゾウのすむ森

「あんこさんとゾウ」企画展の詳細はこちらでご確認いただけます😊

(かな)
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2日間のフィールドワーク

2022年08月26日 | ツアー
一昨日と昨日の2日間、千葉県のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に所属する高校生たちのフィールドワークのガイドを担当しました。(SSHについて知りたい人は文科省のサイトへ

生徒さんたちは、1日目と2日目で入れ替わりましたが、コースは同じ。
面白いことに、連日、同じ生きものたちに出会いました。

歩き始めの森の入り口にあるオオモミジには、シャチホコガの幼虫がついていました!

1日目の幼虫。

2日目の幼虫。

1日目の写真を見て、「何かぶら下がっている!」と驚きましたが、2日目も元気に葉っぱを食べていました😊

雨が降ると水溜りができる場所には、ヒキガエルが鎮座していました。
1日目のカエル(掴んでいるのは先生です😊)

2日目のカエル。

ちょっと弱っているようでした。
湿り気を求めて、泥っぽい場所に来ていたのかな?

「裏砂漠・風の丘」での休憩タイム。
1日目は、炎天下で風が弱かったので、みんな疲れ気味でしたが…

石積みに挑戦した男子たちは、先生より高く積み上げていました😊

2日目は、ずっと霧で涼しかったので、休憩は短めに。

この日の男子たちは、前日よりさらに高く、石を積み上げていました😊


両日とも、台風8号であらわになった「ハチジョウイタドリの根」を観察しに行きました。
1日目の観察風景。

2日目は、みんなでまとまって歩きながら霧を突っ切る予定でしたが

素晴らしいタイミングで霧が晴れ、三原山が姿を表しました!!

この日は別の場所でも、数mの根っこを観察しました!


最後に植物が生えていない黒い地面の上で、ジャンプ!
1日目。

2日目。

いやぁ、若いって素晴らしいです😊

もちろん、2日間でそれぞれ違う生きものにも出会いました。
1日目は、黒い大地に黒いバッタ登場!

2日目は、前半が霧だったので、開花が始まったばかりのセンニンソウにカタツムリが3匹もついていました!

(花を食べているように見えるのですが…偶然かな??)

イタドリの群落の真ん中から、ススキが生えていることを発見した生徒さんもいたし(スルドイ)

ハチジョウイヌツゲの木の高さの変化とともに、葉の大きさも変化するのではないか?と推測して測って歩いている生徒さんもいて、感心しました。


2日間のフィールドワークが、高校生たちがより「生命」に興味を持つキッカケになってくれたら良いなぁ〜と思いました。

生徒さんからは、素敵な宿題(答えられなかった質問)も、もらいました。
①オオシマザクラはなぜ強いのか?
②スジコガネはなぜ、カラーバリエーションが豊富なのか?
③土って何か?
答えが見つかったら、またこのブログで紹介したいと思います😊

(かな)
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イマサキってスゴイ!

2022年08月25日 | 植物
21日(日)に行われた、千葉達朗先生(アジア航測株式会社・日本火山学会副会長)による研修に
一部参加してきました!

場所は大島の南部のイマサキです。
トウシキキャンプ場の駐車場に車を停め、
薮漕ぎをしてたどり着いた場所から見るイマサキと溶岩じわ。
絶景です✨


イマサキは今から600年ほど前の割れ目噴火が海に達し、
激しいマグマ水蒸気噴火が起きた時の大量の噴出物によってできた丘です。
現在は、波に削られ、崖になっています。
本来、このような丘は崩れやすいのに残っている、しかも植生に覆われていないということで、
千葉先生いわく、このような場所は国内で唯一だそうです!

場所を変えて、崖の下に降りました。
すごい迫力です!
いくつもの時代の噴火の堆積物が地層となって残されています。
千葉先生のステキな言葉
「地層はウソをつかない!」


めりこんでいる部分わかりますか?
伊豆大島火山にカルデラができた時の噴火によるものだそうです。
爆発の規模を物語っています。

このようなめりこみが数多く露頭され、しかも階段で降りてこれる点でも、
イマサキは日本で一番だそうです!
何度も伊豆大島がスゴイことを伝えられ、うれしさ倍増です✨

でもここは、頻繁に崖崩れが起き、どんどん侵食されている崖なので、
ヘルメット必須です。
最近、崩れたと思われる箇所です。


崖が崩れ、もともとは地層の中で堆積していた岩が足元にたくさんありました。

上向きになっている部分は地層の中では、上だったか、下だったか?
高度な質問が投げかけられます。

みんなは「上」と答えましたが、千葉先生の見解は「下」。
めり込んだ石なので、上は閉じ、下は膨らむとのこと。

赤と灰色の見事なコントラスト!
バラバラだった噴出物が、高温のまま積もって、自らの熱で溶けて固まることでできるそうです。
色の違いは溶結の強さの違いによるものだそうです。


こちらも同じようにしてできた岩。
まるで、墨流し。
天然の芸術作品です✨


海水による風化でできたさまざまな模様も天然の彫刻✨


これはどうやってできたんでしょう?!
千葉先生が先に歩いていて、聞けませんでしたが、
いろいろ想像を巡らせ、推察するのも楽しいですね!


歩いていると、たくさんの発見があります。

なんと、隣り合わせで鳥と蛇の骨があるではありませんか!
戦ったあと?何の蛇だろう?鳥は?とみんな考察。
探求している姿がにじみ出ているみなさんのこのショットいいですねー✨


ひとりで来ても、わたしには崖と海岸にしか見えていなかったこの風景。
ジオガイドのスキルアップとして、このような研修の機会を用意してくださり、
本当にありがたいです。
これまでとは全然違うイマサキに出会ったようです✨


千葉先生、伊豆大島ジオパーク推進委員会事務局の臼井さん
ご一緒していただいたみなさま、どうもありがとうございました。

(ユリカ)
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将来は研究者?

2022年08月24日 | ツアー
昨日は、昆虫の研究者のお母さんと、中学生男子、小学生男子&女子の4名の皆さんと、裏砂漠に行って来ました。


歩き初めてまもなく、お母さんがシオヤアブのペア発見!

「いつも交尾しながら飛んでるアブだ!」と子どもたちに説明していました。

足元に転がっているスジコガネの死骸が、綺麗な状態で体が残っていることを「不思議だ」と、しきりにおっしゃっていました。

皆さんの地元では、あっという間にアリなどに食べられて、このような形では残っていないのだそうです。(とても興味深いです)
シーズンが終わり、めっきり数が減った「生きているスジコガネ」は、子どもたちが発見してくれました。


他にも「菌に取り憑かれて死んでいるセミ」も発見。

お母さんの、虫専門家らしい「虫を見つける目」と、「知識を元にした考察」が楽しかったです😊

お母さんの「観察力」は、子どもたちにしっかり受け継がれているようで、中学生のお兄ちゃんは溶岩の隙間にアリが出入りしているのを発見!

「巣があるのではないか?」と言っていました。(これも興味深い!)

小学生も負けてはいません。
溶岩に開いている穴を、「何かいるかも?」と言って観察したり

「スズメバチの顔の石がある!」という発見には、本当にそっくりでビックリしました!!


「鉱物好き」のお兄ちゃんは、黄色い塊がついている石を見つけて見せてくれました(けっこう珍しいです!)

全員で「キラキラの石」を探して、写真を撮りまくりました。

上の写真は、この日見つけた中で一番キレイだった石です💖

子どもたちは、雨が削った裏砂漠の凹みを、「すごいよ〜」と言いながら観察に行き

ハチジョウイタドリの根っこを長さを教えてくれました!!

観察は続く〜😊


葉っぱの隙間にあった1mmもないような粒々も、教えてくれたのですが…

残念ながら、私の視力ではピントが合いませんでした〜😅
(白いのは虫かな?)

最後に立ち寄った森で、皆さんが熱心に観察されていたのは…

青緑色の小さなキノコ!
私の写真は、完全にピンボケでしたが💦

お兄ちゃんは、しっかり写真を撮ってくれていて、お母さんが送ってくれました!

素晴らし〜!!
子どもたち、将来は何かを研究して発見する人たちになるのかも!!

ということで、とても楽しい裏砂漠ツアーでした😊
みなさま、ありがとうございました!!

(かな)
コメント (2)
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旬の景色と砂嵐

2022年08月23日 | ツアー
8月20日(土)は、理科の先生をされているお母さん&地域作りの仕事をしている娘さんと、火口〜裏砂漠を歩いてきました。

お母さんは授業にいかすため、娘さんと一緒に「ハワイ島に行ってきた」のだそうです。
なので、この日も、伊豆大島の特徴的な溶岩と人を、一緒にを撮影😊

授業に使える写真が撮れたでしょうか?

溶岩の年代が書いてある「火山地質図」と、実際の景色を並べてみる…、という初めての試みもしてみましたが…

なんとなく、別々に撮って比べた方が良いような気も(笑)

今年初めて見るナンバンギセルの花を、娘さんが見つけてくれ…

「まさに旬!」な、ラセイタタマアジサイの花を楽しみながら


火口一周コースへ!


「どの場所でも、水平線は手を横に伸ばした位置にある気がする」という娘さんの意見で、みんなでその理由を考えたり


火口を見た時の「ケチャップがはみ出た容器の口みたい」という感想に、ケチャップを思い描いてみたり(笑)


石のジグゾーパズルに挑戦したり(完成しなかったけれど💦)


色づき始めたカジイチゴの葉に見惚れたりしながら、進みました。


裏砂漠では、久々に単体のシマヘクソカズラに出会いました。
葉っぱがツヤツヤで元気いっぱいな感じなうえ、花まで咲いていたので感動しました!

通常の半分以下の小さな花ですが、栄養の乏しいこの場所で生き延び、ついに花まで咲かせるとは…。本当にたくましいです!

お母さんは来島前、2020年10月放送のブラタモリを見て予習してきたとのことで、「あの番組に出ていたのと同じ場所ですか?」と、ちょっぴり嬉しそうでした。
そう、じつは、全く同じ場所なんです😊
なので、一緒に記念写真〜😊

荒地に生きるヘクソカズラ、カッコイイなぁ💖

ところでこの日、裏砂漠には想像以上の強風が吹いていました!
風で舞い上がった火山灰が、すごい勢いで流されていきます。

これなら、雨で削られてできた段差も、あっという間に砂が埋めてくれそうです。

「身体中、火山灰だらけになるのは避けましょう」と言って、いつもよりかなり小回りをして移動。

櫛形山の下の方で稜線に上り、「黒い大地に覆われた景色」を見に行きました。

砂(火山灰)嵐には巻き込まれなかったけれど、体はジャリジャリになりました😅

この後は恒例の…昼寝!

青い空と白い雲が、気持ち良かったです。

最後に、お母さんから提案された方法で撮った「風に揺れる草と空」の写真を紹介します。

自分では発想しなかった構図だけれど、お母さんの気持ちが表現できていたら嬉しいです😊

他にも発見は数々ありましたが、書ききれないのでまたいつか。
楽しい時間を一緒に作ってくれたお客様に感謝です😊

ところで、ツアーとは関係ありませんが、お知らせです。

明日の夜20時からBS11で放送される「ガンバレルーヤの島シリーズ!in伊豆大島!」に、柳場がジオガイドとして登場します。
https://www.bs11.jp/education/tokaikisen-izu-oshima2022/
お時間のある方はぜひご覧ください!

(かな)
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食べないヨモギ

2022年08月22日 | 植物

お灸

 火をつけたもぐさをツボに置き温めて刺激する療法。直接置かずに皮膚との間にスライスにんにくやショウガなどで間接的なお灸も聞いています。熱源をツボに近づけたり離したりする物なんていう物も有ったり、裏紙を剥がしてペタッと貼って火をつければOKのお手軽お灸も有り。

でも今日はお灸では無くもぐさに注目したい。もぐさの材料はヨモギです

草餅に使うのでお馴染みなのですが、グリーンのヨモギがどうなる?聞いた所 秋ごろ出る白い毛を集めるとの事   それってこれ?

これだと思っていた

 

沢山の綿毛

 

フワフワです

でも、これではなさそう

 

ネット検索(今は良いな!)

“葉の裏に生えている毛を集める”と有るが 葉の裏の毛?を集める どの様に?

カミソリでこそげとるの?

葉の裏にそんな毛 見あたらないけど…

 

ネット検索

見つけました。それも動画で!  

草餅を作る時細かく切るのですが中々切るのに苦労していました。それこそ これです。

この繊維こそもぐさでは無いでしょうか?  これぐらいだったら作れるかな?とは思いつつ作ってもお灸はそんなにやりたくはなし 話のネタに頭の隅に置いておこう(しま)

 

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