グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

鉄で物を作る皆さんと

2023年09月03日 | ツアー
昨日、千葉県内で、鉄を使ったものづくりをしている東原産業の社員旅行の皆さんと、裏砂漠に行ってきました。

他に、スノーケリングと三原山ツアーに参加された方々もいて、裏砂漠チームは3人でした。

天気予報通りの晴天で、草が時々揺れるぐらいの優しい風が吹いていました。

日ごろ、「鉄」を扱う皆さんなので、鉄の多い伊豆大島の溶岩(玄武岩)と記念撮影!

考えてみたら皆さんにとって、仕事に使う原料の中を歩いているようなものかも?😊

そして火山観測機器を、熱心に観察!

溶接や塗装などについても、説明してくれました。

皆さん歩くのが速く、普段のツアーよりも短時間で裏砂漠に到着したので、「どこまで行こうか?」と考えながら歩いていました。

で、“シュッとしたラインがカッコいい地層”を観察した後、コースを相談。

意見調整の結果、足場の悪い冒険コースを歩いて…

この景色の中に出て

奥に見える緑の山(白石山)の左側から、「櫛形山」に登ることにしました。

山の稜線に出ると、皆さんの会社のある千葉県が、海に浮かんでいるように見えました。
(見えていたのは、会社よりもずっと南ですが💦)

黒い大地と海と空しかない景色に、盛り上がる皆さん。
そして「ちょっと行ってきます!」と言って、櫛形山と反対方向へどんどん歩いてきました。

後ろから「私は先に櫛形山に登ってますよ〜」と声をかけて、逆方向に歩き、振り返ったら

夏らしい雲が、爽快でした!!

櫛形山の頂上に着いたら、美しい富士山の姿が現れました!

なので、「山頂についたら『おお〜!』というような景色が見えますよ〜」と声をかけておいたら、山頂についたお客様が、本当に「おおお〜!」と言ってくれました🤣

それぞれ、座りやすい石を見つけてティータイム。

お客様が「鉄!」と言って、赤い石を持ってきて、その石と一緒に富士山を撮っていたのが面白くて

私も真似して、同じ角度から撮影してみました。
鉄で物を作る皆さんと歩いた良い記念になります😊

極上のティータイムを楽しんだ後、下山開始。

途中にある丸い石で、「何年か前、ミュージシャンのSUGIZOさんが、この石でバイオリンを弾いていたことがある」とお話ししたら、お客様も石に登ってポーズを決めてくれました!


シャボン玉であそび始めたあとには、「これで撮ってくれますか?」と、日傘を使ってポーズ!

ご自身も「楽しい〜!」と言いつつ、壮大なシャボン玉に熱中していました。


「シャボン玉が程よい大きさで海に向かって適度に流れていく」という素晴らしいコンディションだったので、私は、こんな写真に挑戦してみました。

富士山、うまくシャボン玉の中に入りました〜!

やった〜😊

帰りは再び、火山観測機器を観察。

お客様は「2.3!」と、鉄板の厚さを言い当てていました(驚)

帰りは全員で、樹海の中へ!

溶岩の森の、たくましい植物を観察しました。

暑かったけれど、適度な風で、楽しい時間を過ごしました。
ツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!

(かな)
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1 コメント

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玉鋼(和鉄)について (マルテンサイト千年)
2024-03-08 07:12:29
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタインの理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズムにんげんの考えることを模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。どこか日本らしさのある多神教的でなつかしさのあるなにかによって。

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