おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ここは「国共合作」で安倍政権を倒すとき

2017年09月28日 | Weblog

午前6時40分の気温はプラス10度。

曇り空のお天気で、雨上がりです。

きのう夕方から深夜にかけて、けっこう大量の雨が降っておる。

昨今は、台風でもないのにあちこちで土砂崩れがあったりする時代ゆえ、大雨が降ると、心配にもなる。

異常気象が恒常化する時代なのだ、とは認識してはいるけどねぇ…

さて、

小池新党「希望の党」と前原「民進党」が、今回の選挙で統一名簿をつくるのだそうな。

ようは「合流」という名の希望の党への「吸収合併」ってことだ。

新党に合流しない皆さんは、新たなリベラル政党をつくるという手もあるけど、ここは民進党の皆さんこぞって希望の党入りすべきでしょう。

リベラル新党が求められるわけですが、いまじゃないね。

ここは「国共合作」で安倍政権を倒すときですわ。

いずれにしても政界大激震、「驚き桃の木山椒の木」だ。

小池さんの勝負勘というのか、なんというのか、スピード感には驚かされます。

「緊急事態の力技」という人もいれば「火事場のバカ力」という人もいる。

慌てふためいた安倍政権は「節操がない」とかなんとか、早くも大批判だ。

そもそも、負けるにしても「そこそこ」との判断から、ムリを通して行う解散だった。

毎日新聞の世論調査によると、64%が解散を評価せずと答えておる。

コラムニストの小田嶋隆さんは、今回の解散は何もかも逃げまくりの「トンズラ解散」と名付けた。

また、争点が不明確だとして上田健介・近畿大学教授は「もやもや解散」と命名。

香山リカさんは「逃げ恥解散」だそうですわ。

もり・かけ問題の「丁寧な説明」もすっ飛ばし、一般国民のほとんどだれもが望んでおらん選挙ゆえ、何を言われてもしょうがない。

多くの国民は「大義なき解散」にプンプン怒っておるとみてよろしい。

道内民放の調査でも7割を超える人が解散に反対しておりました。

憲法学者からも冒頭解散は「違憲」との声も出ておる。

そこを好機ととらえた小池さんの勝負勘が、「火事場のバカ力」を発揮したか、もしくは周到に準備したか。

自民党惨敗もありえるのが今回の選挙でおまんがな。

今回は、あの日中戦争の際、毛沢東の中国共産党と蒋介石の国民党が結んだ「国共合作」をめざすべき。

日本軍と「抗日全面戦争」をするため、共産主義政党の中国共産党と、資本主義政党の国民党が手を組んだ「第2次国共合作」ですわ。

「敵の敵は味方」ってことで、希望の党と民進党が合流ですけど、共産党だって加えていいじゃんか。

小池さんはダメっていうだろうけどね。

今回の一連の動きは、「安倍政権を倒す」その1点で行なう、いわば「希望・民進の合作」だ。

だからこそ、たいした面白い。

神代の昔から、「大義のない戦争は勝てない」といいます。

大義なき解散総選挙、安倍ファーストで行う総選挙、こうなると勝てるわけなどない、と申しておきましょう。

あっ!!ついでながら朝日新聞によると、「国難」という言葉が使われたのは以下のような時代だ。

「1931(昭和6)年に満州事変が始まり、33年に日本が国際連盟を脱退して孤立を深めたころ、さかんに『国難』が強調されたという」

やっぱ、安倍さんは戦前回帰、アナクロですなぁ、、、