おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「猪木訪朝」北とのチャンネルは多い方がいい

2017年09月08日 | Weblog

午前6時の気温はプラス11度。

今日もいいお天気になりそうで、最高気温は24度の予想だ。

さて、

民進党の山尾志桜里さん、離党届けを提出して記者会見したそうです。

会見の模様、おぢはテレビでも見ておりませんが、新聞などによると、「私一人で宿泊しました」でそうです。

これではどこもこもならん。

そりゃもう言いにくいか知らんけど、正直なことを言わんかったら、文春に第2弾、第3弾でさらに追い詰められる。

文春砲を舐めてはいけません。

文春の報道をおおむね認めて、「議員辞職」するのが正しい選択ってもんだった。

でもって、いつか捲土重来を期す手があったと思うけど…

民進党としては山尾さんが議員辞職すれば「補選」になるから、そこは避けたい意向もあったかしらん。

「党の都合」が優先か?

民進党も、なに考えてんだか、考えてないんだか…

話は変わりますが、

アントニオ猪木議員が北朝鮮を訪問するそうだ。

9月9日は北朝鮮の建国記念日で、この日にロケット飛ばすとか、核実験するとか、あれこれ憶測が広がっておる最中のことじゃ。

ネトウヨを中心にこの訪朝を非難する声があるそうだけど、「それは違うだろ~」とおぢは思いますわ。

ご本人が言うところの「どんな場合でもドアを閉めるべきではない」はおっしゃる通り。

ニッポン政府と北朝鮮にどれだけチャンネルがあるか知りませんけど、こういうのは多い方がいいに決まっておる。

ニッポンもアメリカも、北朝鮮に対しては「圧力一辺倒」ですが、そんなことばかりでいいのか?

かつて1941年日米開戦前のニッポンもそうでしたけど「窮鼠猫を噛む」の例えもある。

ネズミが追い詰められてネコを噛むことにでもなれば、ニッポンにサリンなどなど化学兵器を積んだロケットが飛んでくるやもしれませぬ。

韓国同様、ニッポンにも甚大な被害が及ぶ可能性は大ですわ。

2002年「小泉電撃訪朝」の裏で、北朝鮮の幹部「ミスターX」と交渉したとされる田中均元外務審議官も5日、海外特派員協会で講演し、以下のように申しておるそうな。

「今の日本には、北とコミュニケーションできるチャンネルが不足している。加えて、今、日本が公式に対話する状況にはない。水面下で交渉できる『誰か』を見つける必要がある」

つまりは北朝鮮とのパイプ役を探すべきだとしておる。

アントニオ猪木さんの訪朝が、どれほどの意味を持つのかは不明ですが、とにもかくにもチャンネルは多いに越したことはない。

緊張が高まるからこそ、こういう人も必要にもなる。

あの湾岸戦争のとき、日本人46人がイラクの人質となった。

その際にサダム・フセインと交渉をして、彼らを全員救出したのは外務省でも政府でもなく、猪木氏だったと言われておるそうだ。

イスラム世界での猪木人気、そうとうなモノらしい。

やっぱ、イスラムの英雄モハメド・アリとの異種格闘技戦の印象があるのでしょう。

猪木さんに新たなミスターXなどなど、北朝鮮とのパイプと人脈は、広げておくことが大切だと思う。

「圧力一辺倒」といいながら、裏で話し合いを進めておるなら、賢い政府だと思うけど、どうだろか???

こぶしを振り上げ、威勢のいいことばかり申しておる気がして心配にもなる。

とにもかくにもニッポン国民の生命と財産を守るのが「政府の使命」ですわ。

一方、ロシアのプーチン大統領も、北朝鮮とは「対話」を進めるべきとしておるようだけど、その思惑は別のところにあるという。

なんでも、北朝鮮とのパイプが強いことを背景に、アメリカのロシア制裁の解除や緩和を狙っておるそうだ。

いろいろ思惑があるようです。

とはいえ、ネズミが猫を噛むようなことになれば、ニッポンで甚大な被害でが出る可能性があるわけで、ニッポン独自の対話チャンネルの確保が大事だ。

国民の生命と財産を守るのが政府の使命なら、圧力一辺倒ではないだろと思うおぢでござる!!