封筒による二重の予言

高木重朗氏の
「カードマジック事典」の中の
「封筒による二重の予言」
を読む。

演者宛てに送られてきた２通の封筒を出す。
シャフルしたデックを客に渡して
後ろ手に持ってもらう。
先ず、デックノトップ四分の一を
ひっくり返してもらう。
次に、三分の二をひっくり返してもらって
デックを演者に返してもらう。
演者はデックを広げていって
裏向きの境目のカード２枚を抜き出して
テーブルに表向きに置く。
テーブルに置いていた２通の封筒を開くと、
選ばれた２枚のカードの名前を書いた
紙片が出てくるというもの。

カード・ファクトリー

リチャード・カウフマン氏の
「世界のクロースアップ・マジック」
の中の
ジム・スウェイン氏の
「カード・ファクトリー」
を読む。

「カードの製造工程をお見せします」
と言って、
両面白いカード４枚をを見せる。
マジカル・ジェスチャーをすると、
１枚に裏面が印刷され、
次々と４枚の裏面が印刷される。
続けて１枚のカードの表面に
ジョーカーが印刷され、
４枚すべての表面に
ジョーカーが印刷される
というもの。　　　　　　　　　　　　　　　　

アニメーション・カード

以前、テンヨーから購入した
「アニメーション・カード」。

客に、トランプ５２枚の中で、
任意に１枚のカードを言ってもらう。
デックをケースから出して広げ、
客が言ったカードを探して
テーブルに置く。
デックの裏面を見せ、
描かれている妖精が
あなたのカードを探し出しますと言って
裏向きのデックをリフルしていくと、
アニメーションで動画となり、
最後に１枚のカードが現れ、
それが客のカードというもの。

目は口ほどに物を言う

BLACK　SNOWMAN　氏の
「SPADE　TIME」の中の
「目は口ほどに物を言う」を見る。

デックをリボン・スプレッドして、
客に１枚選んで覚えてもらい、
デックの中ほどに戻してもらう。
デックをリボン・スプレッドして、
中ほどの５枚を抜き出して
１枚ずつ見せていき、
客のカードがあっても
口に出さないようにと言う。
５枚を見せた後で聞くと
あったとの返事がある。
マジカル・ジェスチャーをすると、
客のカードが消失し、
デックの中ほどから表向きに現れる
というもの。

裏の闇

「The　Magic　第７５号」の中の

二川滋夫氏の

「裏の闇」を読む。

客にデックをシャフルしてもらい、

客が選んだ上半分を表返し、

表と裏の境目の裏向きのカードの裏面に

シールを貼って客にサインしてもらう。

そのカードの表は

客も演者も見ていない。

デックを表向きにしてシャフルし、

表向きのデックを

リボン・スプレッドする。

演者の右手人差し指を

リボンの上方左端から右端まで

移動させる途中でストップと言ってもらい、

指をリボンに下したカードを見ると、

客のシールが貼ってあるというもの。

伸縮自在のカード

ニック・トロスト氏の
「SUBTLE　CARD　MAGIC」の中の
「伸縮自在のカード」
を読む。

ハーフサイズのミニ・バイシクルの
ダイヤのA・２・３・４・５の
５枚のカードを広げて見せる。
右手で一瞬、それを覆い、
右手をのけると、
レギュラー・サイズの
バイシクルに変化している。
５枚をファンにして見せ、
更に、表裏を検めることができる
というもの。

質問しないで当てる

「奇術研究　第５８号」の中の
「質問しないで当てる」を読む。

客にデックを渡して後ろを向く。　
デックをシャフルしてもらって
１枚を抜き出して覚え、
テーブルに裏向きに置いてもらう。
一桁の任意の数を決めてもらい、
その数のカードの山を二つ作ってもらう。
一方の山を覚えたカードの上に重ね、
それを残りのデックに重ねてもらう
もう一つの山をポケットに入れてもらう。
演者は前を向き、デックを後ろ手に持って
或る操作をする。
客のポケットのカードをデックに重ね、
客に渡して、トップから１枚ずつ
テーブルに配ってもらい、
演者がストップと言ったカードが
客のカードというもの。

シルクの変化

「The　Magic　第７５号」の中の
カズ・カタヤマ師の
「シルクの変化」
を読む。

検めた左手の拳の中に
少し大きめの白いシルクを押し込み、
左手を開きながらシルクを振ると、
赤いシルクに変化している
というもの。

小さいシルクが大きいシルクに
変化したり、
切断された数枚のシルクが
元のシルクに復元したり、
２枚のシルクが
結ばれて出てきたり、
いろいろと応用できる技法。

エース４枚のトリック

マーチン・ガードナー氏の
「数学マジック」の中の
「エース４枚のトリック」
を読む。

シャフルしたデックを客に渡し、
１０から２０の好きな枚数を
テーブルに配ってもらい、
その１の桁と１０の桁の数を足して
足した枚数をデックに戻し、
戻したトップカードを裏向きに
客の前に置いてもらい、
残りはデックに戻してもらう。
この操作をあと３回行って
客の前に４枚並べてもらう。
４枚のカードを開くと、
４枚のエースが揃っている
というもの。

イミディエイト・エース・スペリング

G・マックブライド氏の
「Proudly　Presents」の中の
「イミディエイト・エース・スペリング」
を見る。

デックをシャフルして、
「ダイヤモンドノエエス」と唱えながら
１枚ずつテーブルに配って、
最後のカードを開くと
ダイヤのＡが出てくる。
デックをカットして、
「クロオバアノエエス」と唱えると
クラブのＡが出てくる。
デックをシャフルして、
「スペエドノエエス」と唱えると、
スペードのＡが出てくる。
最後は、デックを客にカットしてもらい、
「ハアトノエエス」と唱えると、
ハートのＡが出てくるというもの。