ジェラルド・コスキーの予言

「ターベル・コース　第６巻」の中の
「ジェラルド・コスキーの予言」
を読む。

表裏に５分割に４本の横線が書かれた
名刺大のカードを出し、
裏面に選ばれた四つの数の合計を
予言として書き込む。
第１の客から第４の客までに
３桁の数字を言ってもらい、
表側の上四つの欄に
それぞれの数を書き込む。
第５の客に四つの数を合計して
合計数を一番下の欄に
書き込んでもらう。
第６の客に裏面の予言を読んでもらうと
合計数と一致しているというもの。

精巧なギミックが使用されている。

Dr.Daley's Gambler Vs Magician

マイケル・アマー師の
「EASY　TO　MASTER　
　　　CARD　MIRACLES」の中の
「Dr.Daley's Ganbler Vs Magician]
を見る。

マジシャンはカットする度に
キングを出して見せるが、
４度目にカットすると
エースが出てくる。
マジシャンはおまじないをして
先に出た３枚を開くと
３枚ともエースに変化している。
デックを１枚１枚調べると
キングは無く、
マジシャンのあちこちのポケットから
４枚のキングが出てくる
というもの。　　　　　　　　　　　

SPONGE AWAY

アルド・コロンビニ氏の
「STAＮDING　ROOM　ONLY」の中の
「SPONGE　AWAY」
を見る。

スポンジのウサギ３個と
マジックウォンドをテーブルに出す。
左右の客の右手を拳にして
前に出してもらう。
右のスポンジを右の客の拳に押し込み、
真ん中のスポンジは演者の手に握り、
左のスポンジは左の客の拳に押し込む。
ウォンドでおまじないをすると、
演者のスポンジが左の客の拳に
移動する。
その２個を演者が握り、
マジカル・ジェスチャーをすると、
演者の２個が右の客の拳から出てくる
というもので、後半意表を突かれた作品。

こおもり

フィル・ゴールドスティン氏の
「とらんぷの動物園」の中の
「こおもり」
を読む。

シャフルしたデックから
クラブのＡ２３４の４枚を抜き出し
テーブルに置く。
次に、赤い８と９の４枚を抜き出し、
デックは脇に置く。
裏向きの赤の４枚の１枚目の下に
裏向きのクラブのＡを入れると
トップに上がってくる。
続けてクラブの２を２枚目の下に、
３を３枚目の下に
４を４枚目の下に入れると、
それぞれトップに上ってくる。
最後はクラブの４枚が
ハートのＡ２３４に変化するというもの。

ペアー・カード（２）

赤松誉義氏の
「トランプ数理マジック事典」の中の
「ペアー・カード（２）」
を読む。

シャフルしたデックから１６枚を数え取る。
１６枚のパケットの
トップから１枚ずつテーブルに置いていき
客にストップをかけてもらい、
ストップされたカードは脇に捨てる。
残りのパケットを横に置き、
客に一方のパケットを取ってもらい、
他方を演者が取る。
二人で、アンダー・ダウンをしていき、
１枚のカードが手に残る。
二人のカードを見ると
メイト・カードというもの。

転写

MAX　MAVEN　氏の
「パケット・トリック」の中の
「転写」
を読み、一部変更を加える。

二つのパケットをテーブルに置く。
右のパケットはクイーン４枚で、
表裏を検める。
左のパケットは表裏真っ白の４枚で、
表裏を検める。
ここで、４枚のエースを出して
客にシャフルしてもらい、
裏向きにテーブルに並べて、
客に一つのマークを選んでもらう。
マジカル・ジェスチャーをすると、
そのマークのクイーンの表面が消え、
白いカードの１枚に
そのクイーンの表面が転写されている
というもの。

ザ・サブステェテューション

「とりっくBOX　第２号」の中の
赤沼敏夫氏の
「ザ・サブステェテューション」
を読む。

デックから
４枚のAとジョーカーを抜き出す。
デックを持った左手に
表向きの４枚のAをファンにして、
ファンの真ん中に
裏向きのジョーカーを差し込む。
その５枚のパケットに輪ゴムを掛けて
テーブルに置く。
客にデックから１枚選んで覚えてもらい、
デックに混ぜ込む。
その上に輪ゴムを掛けたパケットを乗せ、
上から押さえるとジョーカーが落ちてくる。
輪ゴムを外すと客のカードが
エースの間に挟まっているというもの。

４枚のエースの飛行

気賀康夫氏の
「入門トランプマジック」の中の
「４枚のエースの飛行」
を読む。

４枚のエースを
テーブルに裏向きに並べ、
それぞれの上に
裏向きのカードを３枚ずつ重ねる。
四つのパケットを一つに重ねる。
ボトムのエースを見せて
裏向きに客の前に置き、
次の３枚を演者の前に並べる。
これをあと３回繰り返し、
マジカル・ジェスチャーをして
客の前の４枚を開くと
４枚の４のカードに変化している。
４枚のエースは
他の所から出てくるというもの。

客が取った枚数

YOUTUBE　で見た
「客が取った枚数」。

デックを表向きに
リボン・スプレッドして検めた後
シャフルする。
客にデックの半分以下のカード
三分の一から四分の一程度を持ち上げて
ポケットに入れてもらう。
マジシャンは
毎日カードを手にしているので、
残りのデックの重さや厚みから
ポケットに入れた枚数が推測できます
と話して枚数を告げる。
ポケットからパケットを出して
数えてもらうと当たっている
というもの。

Automatic Mind Reading

高木重朗氏の
「カードマジック事典」の中の
ハリー・ロレイン氏の
「Ａｕｔｏｍａｔｉｃ　
　　　　Ｍｉｎｄ　Ｒｅａｄｉｎｇ」
を読む。

二組のデックをテーブルに出し、
演者が一方のデックから
好きなカードを抜き出してトップに置く。
無意識のうちに
相手と同じことをしてしまう
無意識的読心術の話をして、
客にもう一方のデックの表を見ずに
１枚抜き出してトップに置いてもらう。
客と演者が相手のデックを手に取り、
トップに置かれたカードを表返すと、
２枚は全く同じカード
というもの。