魔字句片々

akanonのマジック日記

FIFTY-SOME

2007年12月31日 | Weblog
先日、知人のI氏から
「MAGIC」と
「Linking RING」誌を頂く。
「MAGIC」(2007年11月号)の
「FIFTY-SOME」
が写真もあり、面白そうなので、
虫眼鏡片手に翻訳してみる。

客が覚えたカードを戻してもらうと、
デックの中からそのカードが消失、
それがテーブルに置いていた
カードケースから出現、
更に、そのケースを客に持ってもらうと
ケースの表面にそのカードの名が現れる
という手品。

ギミックを作り、試してみると、
スムーズにできたので、概ね良好か。
和題は「密室への飛行」。
コメント (2)
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カードケースのケース

2007年12月30日 | Weblog
Iain Moran の
「FIFTY-SOME]を読みかけて、
松田道弘氏が書かれた
「魅惑のトリックカード・マジック」の
「カードケースのケース」を読み直す。

松田氏がロイ・ウォルトンの
「カード・ケース」を
根尾昌志氏のアイデアを借りて、
ギミックを使うことで
現象の簡明化、わかりやすさ
を図られているマジック。

これは客のカードにサインをしてもらい
デックの中に混ぜ込む。
4枚のQをカードケースに入れ、
マジカルジェスチャーをすると、
客のカードが4枚のQに挟まれて
出てくるという手品。
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東京湾の「水と油」

2007年12月29日 | Weblog
加藤英夫氏のカードマジック
「東京湾の水と油」
を練習。

ラリー・ジェニングス氏に見せて
非常に驚かれたという作品で、
易しい手順の割りに効果が大で、
私も欄外に「秀」の書き込みをしている。

1枚おきに表裏混ざったカードを
トップから1枚づつボトムに廻して
検めるのだが、
2枚目の時、若干の違和感を感じていた。

試行錯誤の末、
2枚目も完全に押し込んだ後、
秘密の操作を行なった方が自然で
演者の負担も軽いので、
そのように改めることにした。
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ベトナム・カード・トリック

2007年12月28日 | Weblog
二川滋夫氏解説のカードマジック
「ベトナム・カード・トリック」
を詠む。

一読したところ、面倒そうで、
まどろっこしい感じ。

客が選ぶカードのスートと数を
予言しておく手品だが、
数理的なセルフ・ワーキング・マジック
なので、若干の手順のわずらわしさは
やむをえない気もする。

マジックを見せると、
そのタネを明かそうと躍起になる客には
この手の手品が最適かもしれない。
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Cut and Restored String

2007年12月27日 | Weblog
ジェフ・シェリダンのロープ・マジック
「Cut and Restored String」
を見直す。

最初に見たときは、
既に知っている原理が使われていたので、
平凡なロープ切りと思って
見過ごしていた。

ロープを中央で切り、
2本になったロープを
片手で1本づつ持って離して見せた後、
2本を1本につなぐという命題を
解決している珍しい手品と、
「THE MAGIC]誌上で
石山貴浩氏に指摘されて読み直し、
初めてその価値を再確認する。

明日から素材探しを始めなくては。
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ダック&ディール

2007年12月26日 | Weblog
ゆうきとも師のカードマジック
「ダック&ディール」
を友人に試演。

10枚のカードから2枚を卓上に置き、
残りを2人の客に自由に配らせると、
演者が予め置いたとおりに
赤黒に分かれているという手品。

最初、客に10枚をシャフルさせるとき、
「軽く切り混ぜてください」と指示したが、
客が2度シャフルしたため、
演者の意に反することなったのに気づかず
通常のルーティンに従って進め見事失敗。
リーダーカード2枚を手に取り、
説明しながらスイッチして切り抜けた。

今後は、
「軽く一回切り混ぜてください」に変更。
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ホーミング  カード

2007年12月25日 | Weblog
「THE MAGIC 74号」に
松田道弘氏が、
通常のマジック解説ではなく、
フランシス・カーライルの
「ホーミング カード」について
珍しく論評だけの記事を書かれている。

わが国には、昭和31年に高木重朗氏が
「トランプの不思議」
で紹介されたのが最初だが、
松田氏は、数多いカードマジックの中の
傑作の一つと、熱く語られている。

この手品は、予め準備が必要だが、
最近、ゆうきとも師は、従来からある
「ポケットの中のカード」
を、その前に演じることにより、
全く即席に行なえる手順を組まれている。
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続・バルーン イリュージョン

2007年12月24日 | Weblog
今日はクリスマス・イブ。
総員9名でささやかなホームパーティー。

先ず、
「割りバニッシュ」のヴァリエーション
「割り箸スルーテーブル」を演じ好評。

次に、ペンシルバルーンを取り出し、
「バルーン イリュージョン」に続いて
風船で犬を作ってやると喜ばれると思い、
風船を膨らまし始める。
そこで突然、小学1年の孫娘が
両耳を手で覆って泣きだした。

息子の話では、風船の破裂音が異常に怖く
苦手らしい。

いつまでも泣き止まないので、
止む無くマジックショーを中止する。
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マジック観覧

2007年12月23日 | Weblog
北九州市若松のイオンで
福岡市のマジシャン 
MAGIC GO さんが公演と聞き、
家族連れで出かける。

16時から1階セントラルコートで開演。
オープニングのハト出し、プードルの家、
途中、スリー・カード・モンテなどの
小品を挟んで、客を上げての
チェアー・サスペンションや胴切りなど
35分間の熱演を楽しむ。
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心の中で・・・

2007年12月22日 | Weblog
ラリー・ジェニングスの
「カードマジック入門」
で紹介されている鈴木徹氏の
「心の中で・・・」を見直す。
非常に不可能性の高いマジックで、
マニアでも追えないと評されるように、
カードを抜かせず心の中で覚えてもらい、
それを当てるという手品。

原案では少し心配なところがあるので、
奇数と偶数でセットするように改める。
ただでさえ演者の負担が大きいのに、
これで一層負担が大きくなるのを
避けるため、最後にカットするとき、
Oーカードがボトムにくるようにする。
更に、最後は、トップから1枚づつ
表向きにリボン状に並べていき、
2枚目から数えていって
じっくりと選び出せるようにした。
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