THE NINE LIVES OF A CAT

アルド・コロンビニ氏の
「ＤＯＷＮ　＆　ＤＩＲＴＹ」の中の
「THE NINE LIVES OF A CAT」
を見る。

デックから９枚のカードを数え取り、
客にその中の１枚を覚えてもらって
パケットに戻してシャフルする。
右手に持ったパケットの
トップを左手に裏向きに取り、
次はボトムを表向きに取り、
次はトップを裏向きに、
次はボトムを表向きにと交互に取り、
表裏バラバラにする。
マジカル・ジェスチャーをすると、
すべてが裏向きに変化し、
もう一度のマジカル・ジェスチャーで、
１枚だけ反対向きのカードがあり、
それが客のカードというもの。

スナップ・バニッシュ

Ｍｒ．マリックの
「おとなの超魔術」の中の
「スナップ・バニッシュ」
を読む。

１枚のコインを客に渡して検めてもらう。
客に片手を出して手を開き、
手の甲を上にしてもらって
検めたコインを乗せる。
演者は何度かフインガースナップ
所謂、指パッチンをしたのち、
コインの上で指を鳴らすと、
コインが一瞬で消失する。
演者の袖をまくっても
コインはどこにも存在しない
というもの。

消したものは出すなの鉄則とか。

シガレット・ミラクル

麦谷眞里氏の
「即席マジック入門事典」の中の
「シガレット・ミラクル」
を読む。

客からタバコを１本借りて
両手の指先で中央をつまみ、
真ん中から二つに千切る。
二つをつないでおまじないをすると、
元の１本に復活するというもの。

演技時間は６秒程度と書かれている。

客のタバコにこだわらず
演者のタバコを使用して、
復活後直ちにライターで火をつけて
証拠隠滅を図りたい。

オーバー・キル・プラス

荒木一郎氏の
「テクニカルな
　　　　カードマジック講座」の中の
「オーバー・キル・プラス」を読む。

シャフルしてもらったデックから
適当な数のカードをテーブルに出し、
客にそのパケットの半分位を取って
テーブルに数え置いてもらい、
ポケットに入れてもらう。
残りとデックを一緒にしてカットし、
テーブルに適当な数のカードを並べ、
ポケットに入れた枚数目を覚えてもらう。
デックに手を乗せて客のカードを当て、
テーブル脇の予言のメモも当たっている。
リボン・スプレッドすると
客のカードの裏色が変化している。
客が覚えた裏色のカードは
客のポケットから出てくるというもの。　　　　　　　　　　　　　　　　　　

３枚のカード

高木重朗氏の
「入門カードマジック」の中の
ボブ・ハマー氏の
「３枚のカード」
を読む。

シャフルしたデックから
３枚をテーブルに並べてもらい、
演者が後ろ向きの間に
カードを何度か入れ替えてもらう。
客にその中の１枚を覚えてもらい、
覚えなかった２枚を
もう一度入れ替えてもらう。
演者は後ろ向きのまま
客が覚えたカードを当てる
というもの。

古くからある原理が
巧妙に使われている。

ポーカー・デモンストレーション

高木重朗氏の
「カードマジック事典」の中の
ブルース・サーボン氏の
「ポーカー・デモンストレーション」
を読む。

デックをシャフルしてポーカーのための
５人分のカードを配る。
演者の手を見るとクラブのフラッシュ。
次に配ると、３枚のＫと２枚の６の
フルハウス。
次に配ると４枚の９のフォア・カード。
次に配り全員の手を見ると
一番目の客はツー・ペア、
二番目はダイヤのフラッシュ、
三番目が２とＫのフルハウス、
四番目が４のフォア・カード、
演者がハートのロイヤル・フラッシュ
というデモンストレーション。

脱出イリュージョン

ＹＯＵＴＵＢＥで見た
「脱出イリュージョン」。

美女二人を使ったイリュージョンを
行いますと言って、
デックから赤のクイーン２枚を抜き出して
デックのトップに表向きに置く。
客にデックをカットしてもらい、
下半分のトップを表返して、
そのカードをマジシャンとする。
２枚のクイーンの間にマジシャンを挟み、
マジカル・ジェスチャーをすると
マジシャンが消えて
デック（観客）の間から現れる
というもの。

「脱出イリュージョン」
は私題。

超遠隔テレパシー

ヒロ・サカイ氏の
「バー・マジック」の中の
「超遠隔テレパシー」
を読む。

テレパシーの受信能力に優れた
友人がいるので
テレパシーの実験をしますと言う。
客に５２枚のカードの中の
任意の１枚を思い浮かべて書いてもらう。
演者は友人の名前と電話番号を書いて
客に渡し、
客がその番号に電話して
友人がテレパシーを感じた
カードの名を言ってもらうと、
客が思ったカードと一致している
というもの。

天国と地獄

ゆうきとも師の
「monthly Magic Lesson 79」の中の
「天国と地獄」
を見る。

Ａ４の用紙を１枚出して、
これで天国と地獄を表しますと告げる。
演者は紙飛行機のような形に折り、
ハサミで真っ二つに切断する。
用紙は大小九つの紙片になり、
紙片を組み合わせると
ＨＥＬＬ（地獄）と
十字架（天国）
が出来上がるというもの。

ヒロ・サカイ氏の
「バー・マジック」にも解説がある。

サンタクロースは誰に ?

「Ｔｈｅ　Ｍａｇｉｃ　４２号」の中の
二川滋夫師の
「サンタクロースは誰に ?」
を読む。

４枚の名刺の裏の上半分に、
クリスマスツリー、トナカイ、
サンタクロース、靴下の絵を描く。
演者は後ろを向き、
４人の客に好きなカードを取ってもらい、
下半分に自分の名前を書いて
上下半分に切って
上半分をポケットに入れて
下半分をシャフルしてもらう。
演者は前を向いてそれを受け取り、
誰が何の絵を選んだかを当てる
というもの。

後期高齢者は演じづらい。