プリセット

リチャード・カウフマン氏の
「世界のクロースアップマジック」の中の
ジム・スウェイン、
ジェフリー・ラター氏の
「プリセット」を読む。

４枚のAと４枚のKをファン状にして見せ、
A４枚を右手に広げて持つ。
１枚目のAを左手に取って裏返し、
テーブルに置く。
２枚目、３枚目、４枚目のAも
同様にしてテーブルに伏せていく。
左手に持った４枚のKに
マジカル・ジェスチャーをして
表返して４枚を広げると、
４枚のAに変化している。
テーブルに置いた
４枚のAを表返すと、
４枚のKに変化しているというもの。

残像

高木重朗氏と麦谷眞里氏の
「カードマジック入門辞典」の中の
トニー・チャウドウリー氏の
「残像」
を読む。

シャフルしたデックの
四分の一ずつを演者と客が持つ。
演者が裏向きのパケットから
予言として１枚をテーブルに出す。
客も任意のカードをその上に置く。
今度は客が予言として
裏向きの１枚を乗せ、
演者も１枚を乗せる。
４枚のカードを開くと、
後で任意に置いたカードが
二人が置いた予言のカードと
一致しているというもの。

シルクの出現とブレンドシルク

「The　Magic　第５６号」の中の
カズ・カタヤマ師の
「シルクの出現とブレンドシルク」
を読む。

オープニングで両手を検め、
両手を合わせると、
両手の中から
３枚のシルクが出現。
出現した３枚のシルクを
１枚ずつ検めて、
３枚をまとめて
両手で揉んでいると、
１枚の大きなシルクに変化する
というもの。

次はあなたのカード

高木重朗氏の
「カードマジック事典」の中の
「次はあなたのカード」を読む。

シャフルしたデックをファン状に広げ、
中ほどの三分の一くらいを
客に抜き取ってもらう。
そのパケットを客にシャフルしてもらい、
トップカードを覚えてもらう。
それを残りのデックと一緒にして
数回カットしてもらう。
演者はデックから１枚ずつ表向きに
テーブルにリボン状に並べていく。
途中まで並べて
「次にめくるカードがあなたのカードです。
賭けますか」というと、
客のカードは既に並んでいるので
客は笑うが、
演者は次に客のカードをめくるというもの。

焦らず騒がず

リチャード・カウフマン氏の
「ラリー・ジェニングス
　　　　カードマジック」の中の
「焦らず騒がず」を読む。

赤裏のデックをシャフルして
表向きにリボン・スプレッドして、
客に１枚選んでもらい、
ペンを出して
客にカードの表にサインをしてもらう。
もう一度デックを表向きに
リボン・スプレッドして、
客のカードを
好きな所に差し込んでもらう。
デックをシャフルして
裏向きにリボン・スプレッドすると、
青裏のリボンの中に
１枚だけ赤裏のカードがあり、
表を見ると客のサインカードというもの。

TV Aces

DARYL　氏の
「CARD　REVELATIONS　
　　　　　　　　Vol.4」の中の
「TV　Aces」
を見る。

シャフルしたデックを左手の指先に持ち、
ワンハンド・カットしたところから
１枚目のAが出現。
同様にして２枚目のAも出現。
デックをドリブルした後、
同様にして３枚目、４枚目の
Aを出現させるというもの。

フラリッシュとして
演じられているが、
客のカードを最後に出現させる方法として
利用したい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

生者か死者か

三田晧司氏の
「入門メンタル・マジック」の中の
「生者か死者か」
を読む。

名刺入れから１枚の名刺を出して
後ろを向き、
客の知人で亡くなった人の名前を
名刺の裏に書いてもらう。
更に数枚の名刺を出して、
存命中の知人の名前を
それぞれの名刺の裏に書いてもらう。
全ての名刺をシャフルしてもらって
前を向く。
灰皿を出して
名刺を１枚ずつ燃やしていき、
立ち昇る炎を凝視して、
死者の名前を当てるというもの。

ワイルド・スプーン

藤原邦恭氏の
「WILD　CUTLERY」の中の
「ワイルド・スプーン」
を見る。

ナイフとフォークとスプーンを
左手に持って検める。
スプーンを右手に取り客に渡し、
客がスプーンを持った手を
前に出して、
スプーンを立てた状態にしてもらう。
演者は残りのナイフとフォークを
両手に持って、
ナイフとフォークで
客のスプーンを撫でると、
ナイフとフォークが一瞬で
スプーンに変化するというもの。

易しくできるように工夫されている。

客のカードが一時的に変色

YOUTUBE　で見た
「客のカードが一時的に変色」。

赤裏デックを使用し、
裏向きにリボン・スプレッドしたのち、
デックをシャフルして、
客に１枚選んで覚えてもらい、
デックに混ぜ込む。
マジカル・ジェスチャーをして
デックを広げると、
１枚だけ青裏のカードがあり、
表を見るとそれが客のカード。
テーブルに置いた客のカードの上に
客の手を置いてもらい、
しばらくして裏を見ると
赤裏に戻っているというもの。

「客のカードが一時的に変色」は私題。

隠されたミステリー

「カードマジック・マンスリー」の中の
ハーブ・ランジー氏の
「隠されたミステリー」
を読む。

デックからダイヤの５を抜き出す。
右の客に２０までの好きな数を聞き、
その枚数目のカードを覚えてもらい、
残りを重ねる。
左の客にも同様に覚えてもらう。
ダイヤの５でカードを探しますと言って
両手を背後に廻しダイヤの５を差し込んで
デックをテーブルに置く。
リボン・スプレッドすると、
表向きのD5の隣に右の客のカードがある。
もう一度デックとD5を背後に廻し、
テーブルに出すが、表向きのD5が無い。
今度は裏向きに入れたので
隣同士になっているというもの。