ルポールの不可能トリック

松田道弘氏の
「マジック大全」の中の
ポール・ルポール氏の
「ルポールの不可能トリック」
を読む。

サクラの可能性を排除するため、
１枚の紙を丸めて、客席を背にして、
肩越しに客席に向かって紙玉を投げ、
キャッチした客に
１から５２の好きな数を言ってもらい、
ステージに上がってもらう。
もう一人の客には
好きなカードを言ってもらう。
ステージの客がケースからデックを出し、
トップから１枚づつテーブルに数え下し、
自分が言った数の枚数目を見ると、
もう一人の客が言ったカードが出てくる
というもの。

ＡＣＡＡＮ + α

ＹＯＵＴＵＢＥで見た
「ＡＣＡＡＮ　+　α」。

赤と青の二つのデックを出して
客に一方のデックを使ってもらい、
１から５２の好きな数を言ってもらう。
演者のデックをリボン・スプレッドして
よく混ざっていることを見せ、
更にシャフルして
客に１枚選んで表を見ずに
裏向きのままテーブルに置いてもらう。
客のデックから客が選んだ枚数目を
裏向きに出してテーブルに置く。
２枚を表向きにすると、
２枚は同じカードという
ＡＣＡＡＮ。

失われたエースの謎

荒木一郎氏の
「テクニカルな
　　　カードマジック講座　２」の中の
「失われたエースの謎」
を読む。

４枚のＡを取り出してシャフルして
裏向きにテーブルに置く。
デックをシャフルして
客に１枚選んで覚えてもらい、
デックの中ほどに差し込む。
デックをテーブルに置いて４Ａを取り上げ、
客が覚えたカードと同じスートのＡを
裏向きにテーブルに置く。
残りのＡはデックをカットして中に入れる。
マジカル・ジェスチャーをして
テーブルに伏せたＡを見ると、
客のカードに変化していて、
そのＡはデックの中から現れるというもの。

マジシャン対ギャンブラー

高木重朗氏の
「入門カードマジック」の中の
ハリー・ロレイン氏の
「マジシャン対ギャンブラー」
を読む。

ギャンブラーに
デックを３回カットする毎に、
同じカードを４枚出せるかと挑戦されて
受けて立つがＫ３枚の後に４が出て
ギャンブラーの勝ちと見えたが、
裏向きのＫ３枚を表返すと
３枚とも４に変化し、
４が４枚になって成功。
更に、上着のポケット、ズボンのポケット、
シャツのポケット、
更には財布の中から
消えた４枚のＫが出てくる
というサカー・トリック。

２０世紀の読心術

高木重朗氏の
「カードマジック事典」の中の
「２０世紀の読心術」
を読む。

数理マジックでないことの証明に
デックから数枚のカードを除いてもらう。
客に２０枚以下を取って
秘かに数えてもらう。
トップから１枚づつ２０枚を見せていき、
客が取った枚数目を覚えてもらう。
残った手元のパケットを１枚づつ
テーブルに重ね、
客がストップと言ったところでやめて、
その上に２０枚を重ね、
残りのパケットを上に置く。
トップから１枚づつ見せていき、
客の心理を読み取って手にしたカードが
客のカードというもの。

カードの輪

高木重朗氏の
「トランプの不思議」の中の
「カードの輪」
を読む。

シャフルしたデックから
テーブルに
時計の針と同じ周りに
裏向きの１３枚を円形に並べる。
客に好きなカードの上に
コインを置いてもらい後ろを向く。
１～１０の中の好きな数だけ
時計回りにコインを動かしてもらう。
更に演者も数を言って、
その数だけ動かしてもらい、
前を向く。
客が最初に動かした数を聞き、
コインの下のカードをめくると、
その数のカードが出てくるというもの。

リターン・キャップ

ヒロ・サカイ氏の
「ビジネス・マジック」の中の
「リターン・キャップ」
を読む。

プラスチック製のキャップ付きの
ボールペンを取り出し、
キャップを外して
上着の右のポケットに入れる。
上着の内側にボールペンを差し込むと、
ペン先にキャップが戻っている。
もう一度キャップを外して
今度は左のポケットに入れるが、
またキャップが戻っている。
キャップを外して
ペンとキャップを検めてもらうことが
できるというもの。

８分の１のチャンス

「ターベル・コース　第６巻」の中の
フランシス・ハックストン氏の
「８分の１のチャンス」
を読む。

客にシャフルしてもらったデックを
リボン・スプレッドして、
客に１枚選んで覚えてもらい、
デックに戻してシャフルする。
客に覚えたカードと他に７枚を抜き出して
もらい、
シャフルして演者のポケットに入れる。
演者と客が交互に
ポケットから１枚づつカードを取り出し、
自分の左手に乗せていく。
７枚取り出したところでカードの名を聞き、
取り出したカードを見ると含まれていない。
客がポケットから最後の１枚を出すと、
それが客のカードというもの。

ステアリング ヒム イン ザ フェイス

ゆうきとも師の
「monthly Magic Lesson 80」の中の
「ステアリング　ヒム　
　　　　　　イン　ザ　フェイス」
を見る。

シャフルしたデックから
客に１枚選んで覚えてもらい、
デックに戻してシャフルする。
カードケースが空であることを
客に検めてもらって、
そのケースにデックを入れて
蓋をする。
ケースの表裏を検めて
客の掌に乗せて親指で押さえてもらう。
演者がカードケースを叩くと
客のカードがケースから飛び出てくる
というもの。

ＦＡＢＵＬＯＵＳ ＡＣＥ ＲＯＵＴＩＮＥ

「Ｔｈｅ　Ｍａｇｉｃ　第４３号」の中で
荒木一郎氏が紹介されている
ヘンリー・クライスト氏の　　　　　　
「FABＵLOUS ACE ROUTINE」を読む。

４枚のエースを出し、
客にデックを四つの山に分けてもらう。
四つの山を集めながら
エースを１枚づつ混ぜ込んでいく。
デックをリボン・スプレッドすると
表向きのダイヤの７があり、
７枚目からＤＡが出現する。
もう一度リボン・スプレッドすると
ＣＡが表向きに現れる。
ACE OF HEARTS と言いながら
カードをめくるとＨＡが現れる。
デックをカットしているとＳＡも現れる。
ハートのエースは
「ハアトノエエスデテコイ」を使いたい。