Pirate Stab

オズ・パールマン氏の
「Watch　Magic」の中の
「Pirate　Stab」
を見る。

シャフルしたデックから
客に１枚選んでもらって
カードの表にサインをしてもらい、
デックに戻してシャフルする。
客にデックを渡して
十分にシャフルして
テーブルにバラまいてもらう。
演者は髭や眼帯をつけ
海賊の帽子をかぶり短刀でカードを刺すが
客のサインカードではない。
続けて二度試みるが失敗する。
やむなくシャッポを脱いで眼帯を外すと、
眼帯の下から客のカードが出てくる
という意表を突いたマジック。

Whispering Queen

David　Goring　氏の
「The Exchange」の中の
「Whispering　Queen」
を見る。

シャフルしたデックから
客に１枚選んで覚えてもらい、
デックに差し込んでもらう。
演者はデックから
クイーンを１枚出して
デックに三分の二くらい差し込み、
デックを耳元に持っていって
客のカードが何かを囁いてもらう。
クイーンから聞いたカードを言うと
当たっていて、
デックから出ているカードを見ると
クイーンが客のカードに変化している
というもの。

紅白紙テープ

今年の九州奇術連合会で
藤山新太郎師がレクチャーされた
「紅白紙テープ」。

紅白そてぞれ１メートルくらいの
紙テープを見せ、
それを一緒にして真ん中から千切り、
合わせて千切ること数度、
小さくなった紙片を手の中に丸め込む。
その一端を客につまんでもらい、、
演者が遠ざかると、
紅白の紙片が交互に連続して
１本のテープに復元する。
それを手繰って丸めると、
「祝」の大きなシルクに変化する
という結婚式用のマジック。

最近、結婚式への出席が少なくなったが、
おめでたい席で演じたい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

Funny Money

CARL　CLOUTIER　氏の
「Expert Sleeving
　　　　　Made Easy」の中の
「Funny　Money」
を見る。

左の客に玩具の千円札を渡して
よく検めて
小さく丸めてもらう。
その紙玉を右の客に渡して
両手でしっかり握っていてもらう。
マジカル・ジェスチャーをして
右の客の手を開いてもらって
紙玉を広げてもらうと、
玩具の千円札が
本物の千円札に変化している
というマジック。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　

COIN IN PEN CAP

マイケル・アマー師の
「Early Ammar」の中の
「KOIN　IN　PEN　CAP」
を見る。

左手の掌にコインを置き、
右手で万年筆の軸をつまむ。
万年筆でコインを二・三度叩き、
さらに強く打ち付けると
コインが消失する。
万年筆のキャップを外し、
左手の手の平の上で振ると、
キャップからコインが出てくる
というもの。

容易に演じることが出来るが、
二つの方法が解説されている。

Acesslection

LUKE　DANCY　氏の
「MAGIC FOR THE EYES」の中の
「Acesslection」
を見る。

客に１枚選んで覚えてもらい、
デックに差し込んでもらう。
演者がデックをカットして弄んでいると、
突然フォア・エースが出現する。
４枚のエースを手に取り、
マジカル・ジェスチャーをして
ファン状にすると、
赤のエースに挟まれた裏向きのカード
だけの３枚に変化しており、
裏向きのカードを表返すと
それが客のカードというもの。

前半のフラリッシュっを省略して
後半だけでも使えそう。

輪ゴムパワー

タジマジック氏の
「スーパー・イリュージョン」の中の
「輪ゴムパワー」
を見る。

シャフルしたデックから
客に１枚選んで覚えてもらい、
デックに戻してシャフルする。
輪ゴムを取り出して
デックに二重に掛ける。
マジカル・ジェスチャーをすると
輪ゴムが消えて無くなる。
デックを探していくが見当たらないので
リボン・スプレッドすると、
１枚のカードに輪ゴムがかかっている。
そのカードを抜き出して見ると、
それが客のカードというもの。

易しく演じることが出来る。

キャップ・イン・ペットボトル

マジック・ファンタジアの
「イン・マスター～小物編～」の中の
「キャップ・イン・ペットボトル」
を見る。

コカコーラのペットボトルを取り出し、
キャップを外して
中が空であることを検める。
ボトルにはどこにも穴などは無く、
勿論、ボトルの口は
キャップが入る大きさではない。
しかし、演者がキャップをボトルの底に
打ち付けると、
キャップがボトルを貫通して
中に入ってしまうというもの。

僅かな工作で、
容易にギミックを作ることが出来る。

忍者コイン

今年の九州奇術連合会で
藤原邦恭師がレクチャーされた
「忍者コイン」。

紙コップを振って音を聞かせ、
いくらくらいのコインが入っているか
推測してもらう。
コップを逆さにして左手にコインを出し、
１枚づつ数えながらコップに入れると、
１００円硬貨が５枚。
もう一度コップを振って音を聞かせ、
左手にコインを出す。
マジカル・ジェスチャーをして
左手を開くと、
１００円硬貨５枚が５００円硬貨に
変化しているというもの。

コイン・マジックとしては
珍しくサロンで演じることが出来る。

ストローの分離

BRUCE　POSGATE　氏の
「ストローの分離」
を見る。

赤のストローを縦にして、
青のストローを横に十文字に重ねる。
赤を青の周りに一回転させて巻きつけ、
青を赤の周りに一回転させて巻きつけ、
更に青を半回転させて
青の両端を一緒に持つ。
赤の両端も揃えて一緒に持つ。
マジカル・ジェスチャーをして、
左右の手で引っ張ると
ストローが切断されたように分離する。
両手に持たれたストローの
それぞれの一端を離すと跳ね上がり、
ストローは切れていないというもの。

即席で演じることが出来る。