ヨギの予言

上口龍生氏の
「ターベル・システム・
　　　　　ガイドブック」の中の
「ヨギの予言」を読む。

人間には予知能力があることを話し、
思いついたことを数項目紙に書いて
封筒に入れ、客にサインをしてもらう。
四人の客に、好きな国の名、
１００００までの好きな数字、
好きな曜日、好きな色を聞き、
確認のためにメモに記していく。
封筒を破って予言を読んでもらうと、
すべて一致しているというもの。

方法が推理できるので、
メモすることを止め、
数や色など簡単なものに限定したい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

モンキー・イン・ザ・ミドル

サンドイッチ・カードの傑作
ビル・ゴールドマン氏の
「モンキー・イン・ザ・ミドル」。

シャフルしたデックから
客に１枚選んでサインしてもらい、
デックに差し込む。
予め、客に渡して検めてもらった
２枚のジョーカーを、
客に１枚づつ表向きに
デックのトップに置いてもらう。
マジカル・ジェスチャーをして
トップの３枚を広げると、
２枚のジョーカーの間に
裏向きのカードが１枚挟まっている。
それを表向きにすると、
客のサインカードというもの。

テンカイ・ペニー

ＹＯＵＴＵＢＥで見た
「テンカイ・ペニー」。

石田天海師が考案された
両手に１枚づつ握ったペニーが、
一方の手に集まるというものだが、
ペニーより見栄えの良い
ハーフダラーやワンダラーを使う方法が
解説されている。

両手に持ったコインを１枚づつ検めたのち、
マジカル・ジェスチャーをすると
コインが移動しているという現象は
変わらないが、
技術的には原案より易しそうで、
マスターしやすい気がする。

千円札の復活

以前、小川心平師からレクチャーを受けた
「千円札の復活」。

「千円札を２枚にしてもらいたい
人はいませんか」と言って、
希望者に千円札を持ってきてもらう。
演者はいきなり紙幣を２枚に破るので
ブーイング。
そこで演者は一方を客に渡し、
演者と同じように小さく丸めてもらう。
それを客と演者が左手に握り、
マジカル・ジェスチャーをすると
演者の半分が客の手に移動する
と言って、
演者の手を開くと紙玉が消えているが、
客の手を開くと１個しか無い。
それを広げてもらうと、
千円札に復活しているというもの。

世界旅行の果て

ファイルに保存しているマジックの中から
出典不明の
「世界旅行の果て」
が出てきた。

三列三段の表に
ロンドンやワシントンなど
９都市が書かれた表を出し、
演者は後ろを向く。
客に、好きな都市の上に
１００円を置いてもらい、
その都市の字数だけ縦横に動いてもらう。
以下、演者が指示する数を
数回動いてもらうが、
不要な都市は消していく。
客が最後に行き着いた都市を当てる
というもの。

ユゥ・ドゥ・アズ・アイ・ドゥ（３）

「マジック・ラビリンス」の中で
平川一彦氏が解説している
マーロー氏の
「ユゥ・ドゥ・アズ・アイ・ドゥ（３）」
を読む。

客に赤デックと青デックを
シャフルしてもらう。
二つのデックを
テーブルにリボン・スプレッドして、
客にそれぞれのデックから
１枚づつ裏向きのまま抜き出してもらう。
リボンを揃えて、
選ばれた２枚を反対側のデックに差し込む。
二つのデックを重ねて
リボン・スプレッドし、
差し込まれた２枚を抜き出して見ると、
２枚は一致しているというもの。

予言のイレブン

マックス・メイビン氏の
「予言のイレブン」。

予言の封筒をテーブルに出す。
第一のカードの表裏に１と２、
第二のカードの表裏に３と４、
第三のカードの表裏に５と６
を書いた３枚のカードを
テーブルに並べる。
客に３枚のカードの順序を
好きなように入れ替えてもらう。
一番左にあるカードを
ひっくり返してもらい、
表向きになっている３枚を合計してもらう。
予言の封筒から予言の紙を出すと
合計数と同じ数が予言されている
というもの。

ＣＡＲＤ ＬＩＥ ＳＰＥＬＬＥＲ

アルド・コロンビニ氏が
「ＯＮ　ＴＨＥ　ＣＡＲＤＳ」の中で
解説しているＭａｒｔｙ　Ｋａｎｅ氏の
「ＣＡＲＤ　ＬＩＥ　ＳＰＥＬＬＥＲ」
を見る。

シャフルしたデックから
客に１枚選んで覚えてもらい、
デックに戻してシャフルする。
客にカードの色・マーク・数などを尋ねるが、
客はうそを言ってもよいと告げる。
客が答える度にそのスペルの数だけ
トップからカードを数え取る。
数え取った枚数のパケットを手にし、
インジョグ、アウトジョグを繰り返して
インジョグしたカードを捨てる。
これを繰り返すと１枚のカードが残り、
それが客のカードというもの。

赤と黒のインパクト

加藤英夫氏の
「カードマジック・
　　　　ショーアップ講座」の中の
「赤と黒のインパクト」
を読む。

シャフルしたデックのトップから
１２枚を数え取って使用する。
パケットを二つの山に分け、
客に左右どちらを先にとっても良い
と告げて六つのペアを作ってもらい
一つに重ねてもらう。
数回カットし、客もカットして、
上から２枚づつテーブルに並べてもらう。
演者はそれぞれを取り上げて、
表面が向き合うようにひっくり返す。
マジカル・ジェスチャーをして、
上のカードを取り除くとすべて赤で、
取り除いた６枚はすべて黒というもの。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

安全ピンを飛び交う指輪

Ｍｒ．マリックの
「おとなの超魔術」の中の
「安全ピンを飛び交う指輪」
を見る。

手芸用の大型安全ピン２本の中の１本に
指輪を通してロックする。
指輪が通った安全ピンを右手に
もう１本の安全ピンを左手に持ち、
２本をこすり合わせる
マジカル・ジェスチャーをすると、
指輪が右から左の安全ピンに
飛行する。
安全ピンをこすり合わせる度に、
指輪が左右に飛び交う
というマジック。