ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

せせこましい忖度は止めにして下さい。

2017-07-20 06:28:09 | 日記
自民党さん、この期に及んで、せせこましい忖度は止めましょうよ。
「閉会中審査に出席し、しっかりと説明を行う考えだ」
と、安倍首相は明言したはずです。
首相の「言」は、本心ではなく、都議選ショックに罹った一時的な迷言だった、
とでも仰りたいのでしょうか。
質疑時間の配分は、ようやく「3対7」で、折り合ったそうですが、竹下亘国会対策委員長も、
がんばりますねぇ。

《稲田防衛相は、南スーダン国連平和維持活動に派遣された陸上自衛隊が作成した日報が、
「廃棄した」とされた後、陸自内で保管されていた問題をめぐり、
『隠蔽を了承したとか、非公表を了承したとかいう事実は全くありません』
と、記者団に語り、防衛省として非公表を決めたプロセスへの自身の関与を否定した。》
                      (7/19 10:32配信 朝日新聞)
と、報じられました。
この方の発言、今までの経過からしても、中々私には信じられません。
『隠蔽を了承したり、非公表を了承したことはなかった』
と述べたのは、「私の記憶違いでした」などと、後日発言の撤回などしないかと。

日野原重明さんが亡くなられ、沢山の方々から、その生き方に対する称賛の声が
報じられています。
終末期を、自然体の生を全うされて生きられたことには、私も そう在りたいものとの
願望も含め、称賛の気持ちを抱いております。

日野原さんは、主治医から直接消化器に栄養を届ける経管栄養や、
胃に管を通す「胃ろう」を勧められても、延命措置を拒まれたのこと。
確かに、〈人工的で、自然な人生の終え方ではない〉と、考えていらっしゃったのかも
しれません。

今日、気になる会話を耳にしました。
親御さん(末期ガンで施療中?)の看病をなさっているらしい方が、
友人に愚痴っている会話を耳に挟んだのです。
〈全く、うちのばぁちゃんも、日野原先生を見習ってほしい。
とにかく、ガンに効くというなら、何でもやってもらいたいと考えてるんだから、
体力ということもあるのに〉
と、その様なハナシの内容でした。

私は暗い気持ちに襲われました。
看病なさる方の大変さも分からないわけではありませんが、終末期をどう生きるかは、
それぞれが決めること、人間の尊厳にかかわることです。
一概に一つの価値観を押し付けてはならないのではないかと。
〈とにかくガンという病魔と闘いたい〉、それが いのちを全うすることだと信じている方も
老若男女にかかわらず いらっしゃるのです。
それもまた、自然体ではないでしょうか。

こうした会話を耳にしたら、日野原先生は、悲しむかもしれません。
                              〈ゴマメのばーば〉
コメント (5)
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