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100条委員会設置しました でも緊急動議

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臨時議会が開かれ、100条委員会(調査特別委員会)設置の議案が全会一致で可決。
そののち、委員、委員長、副委員長を決める議案も全会一致で可決。

とここまではよかったのですが・・・

突然、「議長、緊急動議」との声。

午前中に開かれた議会運営委員会を傍聴していましたが
今日の臨時議会に動議が出されるとは思いもよらず、
私も含めて動議を提出した会派以外の議員はびっくり。

この緊急動議は市長不信任決議のための動議でした。

実は、午前中の議会運営委員会で、
今日の臨時議会の進行について、話し合われました。
そして、その他の議題で一つの会派から
不信任決議を出したい旨の発言がありました。

ただ、決議を出したいと思っているが、何も手続き的な準備ができていないし
突然出すのは難しいというのであれば、考えるが・・・ということのようでした。

それで、他の会派の委員たちからは、3人以上の議員の同意があれば議案を提出できるが
今は、100条委員会を設置して、吹田市の不祥事件を真相究明しようとしているのだから
その委員会をして、はっきりと市長が黒だとかグレーだとか、
市長に責任があるとか、そうなってからでよいのではないか?
なぜ、100条委員会設置を賛成しているのに、不信任決議なのか?
という意見や感想が出されました。

それで、発言した委員は、
今日、提出するという予告ではなく、
不信任決議を出したいと思っているという予告です。
ということで、議会運営委員会を終えました。

だから、私も含めてみなさんは今日は不信任決議を出してこないと思っていたのです。

それなのに、同じ会派だけれど、議会運営委員ではない議員が突然「緊急動議」と言い出したのです。

収拾のつけようもないので、とりあえず議会運営委員会の委員長が「休憩を求める」と議長に発言し、
議長が暫時休憩を告げました。

そこから、議会運営委員会が開かれ、
動議を出すなとは言わないが、なぜ今日の議会運営委員会では動議を出さないと言ってたのに緊急動議が出たのか?
ということで紛糾しました。

もちろん、休憩しているとはいえ、動議は生きていますので、
議案としてどう取り扱うかを決めなければなりません。
議会運営委員だけで決められない会派もあるので、ということで各会派に持ち帰って協議することになり、
30分間ほど休憩して再開するということになったのに・・・

休憩中に、会派での話し合い、会派間での話し合いがいろいろあったのでしょう、
結局、議会運営委員会が再開されたのが午後6時過ぎ。
議会そのものが再開されたのが、午後7時前という始末。

そして、各会派が思い思いの意見を述べて、
退席する会派、賛成に回ろうとする会派、いろいろあったようですが
退席議員が私たち「すいた市民自治」2人を含めて15人いたので
3分の2以上の出席という議決要件の前提条件を満たさず
議会は休憩に入りました。

休憩に入ったといっても、
退席した議員が再度議場に戻るわけがなく
退席議員は三々五々家に帰り、
残った議員は議会そのものが閉会したわけではないので
市役所に残っていたようですが、
私も100条委員会の日程打ち合わせが終わったのち自宅に帰りましたので、
他の退席しなかった議員さんたちがどうされたのかはよくわかりません。

というのが今日のことの顛末です。

そもそも、不信任決議を上げたいのであれば
100条委員会設置を議案に上げるための打ち合わせを行った20日の議会運営委員会の席で言うべきでしょうし、
少なくとも今日の午前中の議会運営委員会で、いくら他の会派の委員が反対意見を述べたとしても
うちの会派は提案しますと言えばいいのです。

また、不信任決議は今日でなくてもいいのに、なぜ今日なの?ということについては
その提案会派の議員自らが「うちの会派の議員が今日で辞職するから」と言ったそうですので
そのようなご自分の会派の事情で、抜き打ちのようなことをされるのは、どうなのでしょうね。

これから100条委員会を設置して、議会として一丸となって不祥事件の究明にあたろうとしているのですから
出鼻をくじくようなことをするのはよくないとなぜ思わなかったのか
よくわかりません。

たとえば、100条委員会の設置ができず、このままでは真相究明もできないし
かといって市長の責任を問わないままでは終われないから不信任決議を出します
というのであれば、まだわからなくもありません。

でも、実際は100条委員会が設置されることに決まったのですから・・・。

ともかく、明日の新聞記事にどんなふうに吹田市議会のことが掲載されるのか、
市議会がゴタゴタしたというようなニュアンスの記事にならないことを祈っています。

だって、せっかくの100条委員会設置の、門出の日だったのですから。


コメント(2)|Trackback()
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コメント
 
 
 
百条委員会について (山田勝)
2013-02-23 22:01:47
百条委員会は議会にとって一番の権限であり、その重さを充分に認識した上で徹底した調査をすべきです。証人喚問は時にはその人の人生を左右することになります。犯人探しは警察の役目で、議会は問題があった行政の仕組みや構造を調査し明らかにすることが百条委員会の役割です。パフォーマンスや手柄取りにならないようにしっかりと判断して下さい。
 
 
 
本来目的を忘れずに (いけぶち)
2013-02-24 09:11:07
山田様
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、百条委員会と警察とは違います。委員会は調査権がありますが、捜査権はありません。また、いわゆる「犯人をあげる」のは警察の役目であり、委員会の役目ではないです。
参考人(まだ全員ではないですが)への質問を行っていますが、1年以上前のことなので記憶違いはあったとしても、明らかにすれ違っている答えもあります。
どちらの答えでも大勢に影響ないものはいいのですが、大きく関係するものについては、再度お尋ねするしかないと思っています。

百条委員会で最初から証人としてお呼びする場合もありますが、吹田市議会としてはその議論もしましたが、結果として最初は参考人ということにしましたので、二度も足を運んでいただくことになる(かもしれない)方には申し訳ないのですが、しっかりお尋ねしたいと思います。
 
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