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役選議会 後日談

一昨日、終わったばかりなのに、もう後日談?っというのもあわただしいようですが、今回の役選議会の様子の概略をブログに掲載したところ、興味関心を持たれた方が多いようですので、追加情報をお伝えします。

まず、わかりやすく説明するために、役選のための用紙からご紹介します。
用紙はA3のサイズで4枚あります。
1枚目には議長、副議長、監査委員、都市競艇組合議会議員、淀川右岸水防事務組合議会議員、農業委員の欄があり、
2枚目には4つの常任委員会、4つの特別委員会(議会運営委員会、議会だより編纂委員会、吹田操車場跡地等利用対策特別委員会、都市環境整備対策特別委員会)の欄があり、
3枚目、4枚目には審議会や評議委員会などの欄があります。

これらについて、1枚目から順番に役職者を決めていきます。
1枚目に付いては特に議長、副議長、監査委員(2人)を三役と称して、三役先議(三役を先に決める)にすることが恒例です。

が、昨年もそうでしたが、議長、副議長はなんとか調整がついても監査委員の調整がつかず、二役だけ先に決めて、監査委員は他の1枚目のものとあわせて調整しました。

1枚目が確定した時点で、凍結しておき(凍結=だれがその役になるかを役選代表者会で発表し、議会で議決するまでは変更をしないこと)、2枚目の希望を出し合いました。

ここで、議会運営委員会は、委員長は議長会派から、副委員長は副議長会派から、後の委員は会派の構成人数によって1人あるいは2人になると決まっていますので、誰がなるかだけの問題で、会派間で調整する必要はないので、機械的に決まります。

同様に議会だより編纂委員会は、副議長と4つの常任委員会委員長が委員になると決まっているので、これも委員長が決まり次第、自動的にメンバーが決まります。

問題は4つの常任委員会のうち、どこに所属したいか?委員長や副委員長をしたいか?ということです。委員長や副委員長になると、特に委員長になると委員会の進行役に徹しなければならないので、質問することはほぼありません。
ですから、委員会で質疑をしたい議員は委員長になりたがりません。

でも、逆に委員長になれば委員会審議の舵取り役ですから、しんどい反面、ステータスとしてのプラス面もあります。

私は今回、回りまわって(詳しく書けないのでごめんなさい)財政総務常任委員会の委員長になりました。これまで1期のときに1回だけ財政総務常任委員会の副委員長をしたことがありますが、初めての委員長です。
委員会での質疑が出来ないことは残念ですが、本会議で質問はできますので、今回は、自分の議員としてのスキルアップ(といったらいいのかな?技量を磨くということかな?人間勉強かな?)のために委員長にぜひとも挑戦したいと思っていました。
どれだけできるか、私自身、不安もありますが、何事も経験してみなければわからないと思いますので、他の委員さんのご協力もいただきながら、精一杯やってみようと思っています。

横道に逸れましたが、常任委員会のメンバー決めでは、委員長を取りたい議員、特定の委員会にぜひとも入りたい議員、別にこだわらない議員、といろいろおられます。

今回も、文教市民常任委員会だったかな?ここは定数9人のところ最初は11人の希望があったと思います。ということは別の委員会は2人少ないわけで、
2つの特別委員会の委員長ポストの争奪も含めて、
「ここに動いてもらえないか?」「ここの委員長はぜひともうちの会派にほしいんだけど」「こっちに変わってくれたら、うちはあっちに変わるよ」みたいな話が、役選代表者会と代表者会の間に、あちこちの会派間で調整があったり、座長が各会派を回って調整したり、そういうことをしながら決めていき、最後は役選代表者会の場で(おそらく、暫時休憩して、車座で)やり取りして決まりました。

ここまでで午後5時ごろになってしまい、後の3枚目、4枚目は審議会委員とかだからすぐに決まるでしょうと思っていたのが、予想が大甘でした。

というのも、たとえば私が希望したのが都市計画審議会と男女協働参画センター運営審議会の二つですが、都市計画審議会は定数が9人なのでわりにすぐ決まったものの、センターの運営審議会は定数が3人なのに6人も希望していて、そこから3人に減るまで、とても長い時間がかかり、結局、同じように希望者の多かった文化振興事業団評議委員会(定数3人のところ9人希望)勤労者会館運営審議会(定数3人のところ6人希望)などとあわせて、最終決定したのが、10時半ごろだったということなのです。

ということで、毎年のことながら、とても長い最終日一日でした。

最終11時15分ごろから議会を再開して、議決していきましたが、このためにずっと待機していた市長はじめ理事者の皆さんは本当にご苦労様でした。

<おまけ>
帰りの電車で一緒になった理事者の人に、「待っている間はどうしてたの?仕事?コミュニケーション?」と尋ねたところ、「午後10時ごろまでは通常の会議とか仕事とかしていたけれど、そこから後は、ちょっとゆっくりさせてもらっていました」とのことでした。


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