自由と正義のための選択肢

今後の日本の進むべき道を考える政治ブログ

ビスメルケル

2017-11-24 08:00:00 | World Poli...

メルケルが連立政権樹立に失敗した。
そこで再選挙に踏み切ると言う。再選挙しても変わるまいが。
なぜこれまでの大連立が不可能なのか。原因は移民問題。
移民問題が無ければこれまで通り何とか妥協できたはずだ。

政治的に団結することでドイツはEU内で独り勝ち状態。
そのEUは北欧は社会主義、南欧は個人主義、東欧は民族主義
中核のドイツが移民問題で分裂すればEU全体も揺らぐは必定。
EUの将来がメルケルにかかっている。彼女はそれほど有能か。

組織が大きくなればなるほど偽善がまかり通るようになる。
難民無制限受入れで取り返しがつかない失敗をしたメルケル。
取り敢えずトルコとの取引でその場しのぎをしたに過ぎない。
しかも今尚難民受け入れに積極的。相当強情な人だ。

CDU.CSUにメルケル以外の人材がいないのか。
難民政策失敗と総選挙敗北の責任を取らせないのか。
トップが変わってこそ連立も再選挙勝利も可能になる。
メルケルで再選挙しても恐らく過半数は取れないと思う。

中道保守の無能が革命政権や独裁政権の最大の原因だ。
ヒトラーを生んだのはワイマール共和国の無能な統治だった。
今のドイツは現実離れしたキリスト教博愛思想が強すぎる。
とにかくドイツもEUも今大きな岐路に立たされている。