「おとーさんいっしょにつくろ!」
上機嫌のユウちゃんが持ってきたのはムーミンハウスの箱。
じっちゃんから買ってもらったのでした。
「おお、こんなのが出来るのか」
これで490円は安いんでないかい?
ところが箱を開けてびっくり。
中に入っていたのはハウスどころか、
小さなベッドとハウス入り口の階段のパーツだけ。
「あれれこれしか入ってないよ」
よく見たら、これは工作本の第一巻。
ムーミンハウスの完成までは100巻の発行を待たなければなりません。
490円というのは初回限定の特別価格で、(よくあるやつですね)
2巻目からは1600円するのでした。
(100巻揃えたら16万)
これはマニア向けの企画本だったのですね。
そんなわけで急激に興味を失ったユウちゃん。
ベッドと階段はどうしましょうか。
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