採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ビーツピクルス

2007-03-06 | +野菜系保存食
ビーツって、好き嫌いの分かれる野菜みたいですね。好きな人はとても好きだけれど、嫌いな人はかなり嫌い(マーマイトやベジマイトほどではないでしょうけれど)。

我が家の場合、私は好きで、ダンナサマはあまり好きではない。
父は好きで、母はどうやらあまり好きでないよう。私がピクルスを持って行ってもおかずとして認識されてないみたいで、冷蔵庫から出てこないようです。ちぇ。

でも自分が好きだから、買うもんね。一昨々年(さきおととし)くらいから直売所に出るようになって、感激したのでした。
ピクルスにすれば、サンドイッチやサラダがすぐ出来るので便利なのです。


2007/2/23 スモークサーモンとアボガドのサンドイッチ

このときはaiwhasさんから頂いたホンモノのすばらしくおいしいスモークサーモンと葡萄葉ピクルス、そしてうちの自家製パン・リュスティックとビーツピクルスでサンドイッチにしました(aiwhasさん、ご馳走さまでした!本当においしかったです)。
クリームチーズとサーモンのサンドイッチってありますが(食べたことないけれど)、このときはアボガド。クリーミーさがサーモンとマッチし、ちょっと野菜っぽいところも丁度よいです(このときはレタスなどなかったので)。

サンドイッチにピクルスって結構重要なんだな、と最近気づきました。
強い酸味で唾液を分泌させて、乾いたパンを口中で湿らす必要があるのだと思います。具の一番上に配置するのにも意味があるのだと思います。試しにサンドイッチをひっくり返して、ピクルスが舌側、サーモンやハムが口蓋側に来るようにして食べてみると、なんだか味が違うのですよ。
考えてみれば同じワインでもグラスが違えば味も(ちょっとは)違う訳で、それは口の中のどの部分に注ぎ込むかが違っているせいですよね。

■ビーツピクルス
■材料
ビーツ
ワインビネガーなど
スパイス(今回は、ディルシード、セロリシード、キャラウェイシード、コリアンダーシード、シナモン棒、クローブなど適量)
砂糖 少し
塩 

■作り方
1)ビーツを手で触って、皮がつるりとむけるまで蒸し器で蒸す。とても時間がかかるのでお湯の量に注意。
蒸し上がってすぐピクルスにする作業ができず、しばらく冷蔵庫に入れておいてしまいました。
2)ビーツの皮をむき適宜切る。私は4つ程度に切っています。薄く切ると使うとき使いやすいですが、酢がしっかり染みこんでかなり酸っぱくなる気がして。
3)お酢、塩、砂糖、スパイスを煮立てる。
4)洗って消毒しておいたびん(今回は濡れたびんを電子レンジにかけるという簡易版にしてしまいました。)にビーツを入れ、熱いお酢をかぶるように注ぐ。ふたをしてできあがり。

■反省
今回はお酢の買い置きがなくて、あれこれ混ぜた酢になってしまいました。


2007/2/21 使ったお酢



いつもお酢の量をどのくらい用意したらいいか悩みます。びんに一度具を詰めて、そこにお酢を注ぎ、それを鍋にもどす、という計量の仕方もあるのですが、ビーツの場合色素を長時間再加熱するとオレンジ色になるので(二日目のボルシチは紅でなくオレンジ色)そうしませんでした。今思うと酸がたっぷりだから酸化防止効果があるはずで、少し煮立てたくらいでは変色しなかったかも。

大体足りなくて困るので、今回たっぷり作ったら余ってしまいました。もう一度ピクルスを仕込まなくては。

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (aiwhas)
2007-03-06 15:06:21
こんにちは~。
調子戻ってきたので家事の合間にちょっとだけ遊びに(?)きました。

ビーツ! 
息子が小さい頃借りていた畑で作ったことがあります。
あの頃はこの辺では見ることのない野菜でしたので自分で育てるしかなかったのですが、輪切りにすると年輪みたいで外見からは想像できないくらい中が美しい野菜ですよね。
私もビーツ好きです~♪
スイスチャードに少し味が似てますよね。
あの時は確かイギリスから種を取り寄せてたくさん育ててボルシチやピクルスにして楽しみました。(あの頃は若くてパワーもあったのです)
産直でも一昨年数回見かけたのですが買わずにおわってしまいました。(大根漬けの色づけ用として大根2本にビーツ1/2個のセットだなんてあんまりだと思いませんか~。ビーツに失礼ですよね!)
珍し物好きの友達にも送ってあげたくて産直に行くたびに聞いているんですがどうやら今シーズンは扱っている農家の人がいないらしく残念です。
先月仙台の明治屋に行ったら1個700円位しててびっくりしました~!

コンフィとかコメントさせていただきたいものがたくさん!
後でまた来まーす
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イギリスから種を! (●aiwhasさま~Fujika)
2007-03-07 10:52:00
風邪よくなってきてよかったですね~。どうぞお大事に。

スイスチャードって食べたことないのですが、ふだん草というものかしら。赤くないビーツの葉っぱみたいなものでしたっけ。ビーツの葉っぱ、ついている場合はなるべく食べるようにしているのですが、葉っぱからも結構な色が出ますよね。ほうれん草がわりにキッシュに入れたいのですが、色の点で躊躇しています。

今のaiwhasさんより更にエネルギッシュだった時代があるなんて!(今でも充分エネルギッシュですよ~)
イギリスから種を取り寄せて、なんてすごいですね。そしてちゃんと食べられるような大きさに育てたのもすばらしいです。

そう、高級スーパーだとべらぼうな値段です。直売所で3個200円とかだと「こっ、これはっ、買い占めないと損だわ!」と気が動転してしまうのです。
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ビーツですか~。 (カイエ)
2007-03-07 13:01:37
うちに苗がいます。
相性がよくないのが大きくなってくれないんですが^^;

スイスチャードってフダンソウですよ。
これ、うちに生えてます。(こればっか^^;)
最近農協に行ったら
変わった名前がついていてその横に「スイスチャード」とありました。

だんだん洋野菜が日本で育てやすくなったようです。
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Unknown (aiwhas)
2007-03-07 17:34:59
こんにちは~。
やっぱり片付けは明日にしました。(こうして来週とかになるのだわ)

私があの時育てたのはルバーブチャードと言って茎や葉っぱが赤いフダンソウでした。
http://engei.net/Browse.asp?ID=28337
一緒にタキイさんかどこかから買ったスイスチャードアイデアルは同じフダンソウなのに色が7色で育てていて楽しかったです。
http://item.rakuten.co.jp/kminori/10000606/
アイデアルは楽しいけど茹でると色が褪せるのがちょっとイマイチかな~。
4月に市民農園を借りようかどうか悩んでるんですが(最近どうも体力に自信ないしおまけに抽選なんです)もし借りることになったらまた変わったのをいろいろと植えてみたいです。
ビーツは絶対にはずせませんね!
(それからサーモン素敵に紹介してくださってありがとう!)
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おー、苗が~ (●カイエさま~Fujika)
2007-03-07 17:41:35
ビーツはほうれん草と同じで連作不可、など難しいみたいですね。以前種を母に委託したら、土地があわなかったせいか(愛情の不足のせいか)、全然収穫ありませんでした。
ふだんそう、真ん中部分は白菜で葉っぱはほうれん草、みたいな野菜ですよね(あら、違ったかしら)。こちらではまだ見かけません。食べてみたいものです。直売所などでは昔に比べて変わった野菜が増えましたよね。コールラビや韓国カボチャ、ヘチマ、ハバネロ唐辛子などなど。パースニップやセロリの根っこなどもいずれお目見えするかなあ。
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市民農園 (●aiwhasさま~Fujika)
2007-03-08 12:06:01
ルバーブチャード、ほんとにビーツの葉っぱみたいですね。だったら(?)ビーツの葉もキッシュに使ってしまおう!(どんな色になることか)
お庭の世話もあるのに市民農園もあると大変ですね。当たったらたまには息子さんにも手伝ってもらうことにしましょう(私は母の畑全然手伝わなかったくせに)。salahiさんのところで拝見したヒヨコ豆の枝豆など、どうでしょう~
サーモン、写真が悪くてごめんなさい!画像加工してみたけどダメでした。本当はもっと綺麗なのに~。
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ピクルス (patako)
2007-03-12 16:33:56
去年の夏に作ったビーツの酢漬けが冷蔵で眠ってますが・・・まだ大丈夫かしら??
私がまだそれほどビーツが得意じゃないもので、売れないのです。ちょっとずつ食べていたら好きになるかな?

スイスチャードといえば・・・
以前、米国在住のお友達にルバーブの種を送ってって頼んで、送ってきたのがそれでした(笑)。ルバーブなんとかっていう品種で、私も最初は気づかずに、てっきりルバーブと思って育ててたら、どうも様子が違うのでよくよく調べたらフダンソウの一種なんでした。
色がきれいなわりにクセが少なくて食べやすい野菜でしたよ。
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ルバーブ (●patakoさま~Fujika)
2007-03-14 15:01:50
酢漬けだし、冷蔵庫だし、大丈夫だと思いますよ~(というか、私のお腹は丈夫なので・・・)。
しっかりお酢が染みていると思うのでビーツの味も酸っぱさにまぎれているのでは。小さく刻んでタルタルソースやサラダに混ぜるというのはどうでしょうか。

ルバーブチャード、もしやアメリカではルバーブより有名なのでしょうか!?。ビーツの葉っぱはくせがある気がしますが(ちょっと苦手~)、チャードの方は色は似ていてもくせが少ないのですね。赤い野菜ソテー、アメリカ人は慣れているのかしらん。
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