採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

紫蘇酢

2009-09-03 | +野菜系保存食

先日、ケーク・ショコラ・オランジュを作ったことを記事にしました。
(自分の腕前は棚に上げて)ねちねちと失敗の考察をしていたのですが、なんと本の著者である土屋公二さん(超有名ショコラティエ)御本人から、詳細なアドバイスを頂いてしまいました(土屋先生ありがとうございました!)。

同じお菓子を作った人が検索して見に来ることもあるかなーと漠然と期待してはいましたが、まさか著者の目に触れることになろうとは、驚くやら恥ずかしいやらです。
頂いたアドバイスはとても勉強になることばかりです。
もしよかったら、
この記事のコメント欄をご覧になって下さい。

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畑には、雑草のように赤紫蘇と青紫蘇が茂っています。
そろそろ秋の種まき・植え付けにむけて色々準備しなくてはいけないのに、あちこちで邪魔になっています。

赤紫蘇は、花を咲かせてしまうと青紫蘇と交雑してしまうように思います。
青紫蘇だけど葉っぱの裏が紫色、というものもありますよね。
まずは赤紫蘇の方、花が咲く前に片付けよう。

青紫蘇は、花が咲いて実がなったら、紫蘇の実塩漬けを作ろうと思うので、もう少し畑に置いておきます。


赤紫蘇は、花が咲かない、まだ柔らかいうちに葉っぱを利用してみます。
紫蘇ジュースはあまり飲まないのだけれど、紫蘇風味の酢なら、酢の物に使えて丁度よさそうです。梅干しを入れておけば赤梅干しにもなるかも。


■■赤紫蘇酢
■材料
赤紫蘇の葉  よく洗い、葉柄より上をちぎり取る
酸っぱいもの(ミツカンりんご酢(酸度)5%、マイユワインビネガー7%、ミツカンワインビネガー5%、梅酒、瓶入りレモン汁、などその辺にあったもの総動員。買い足しもした)
砂糖 少々
梅酢(しょっぱい) 少々

■作り方
・葉っぱを塩もみする/しない
・酢の中で煮出す/煮出さず漬け込むだけ
など色々な作り方があり迷ったのですが、今回は次のようにやってみました。

(1)大きい鍋などに水を溜め、赤紫蘇を、枝ごと逆さまに振り入れて、よく洗う。
(2)柔らかくて両面が赤い葉っぱを選び、一枚ずつむしり取る。葉柄はつけない。
このとき、虫食いの葉のそばには虫がいることもあるので気を付ける。
(3)葉っぱを塩もみし、ぎゅーっと絞る。黒紫色の汁が出てくる。
軽くゆすいで塩気をおとす。
(4)紫蘇の葉だんごを鍋に入れ、酢類を注ぎ、ぐつぐつ煮る。ほどよく色がでたら瓶に移す。これを3番煎じまでやりました。
まだ色がでそうだったけれど、あまり沢山出来ても使い切るのも大変なので、適当なところでやめにしました。

2009/8/24赤紫蘇

こちらが大量の紫蘇。45リットルビニール袋に満杯くらいの量ですが、袋の手持ちがなく、車のフロントガラス用日よけシートにくるんで持って帰りました。

あまりに大量なので、お風呂場で洗うことに。
お風呂場は密室になるので、もし虫が出てきた場合でも逃げ出すことができます。

2009/8/24赤紫蘇

両面が赤くて柔らかいもの、と厳選して葉っぱをむしったら、大きいボウルにこんもり2杯分になりました。
(青紫蘇と交雑したのか生育条件のせいか、表は紫なのに裏がみどりの葉っぱが沢山あります)

塩もみしたら、ソフトボールくらいのサイズになりました。

2009/8/24赤紫蘇
2009/8/24赤紫蘇

上が酢で煮出す前。
下が3回煮出したあと。

下の状態でもまだ赤くて、色が出そうです。

とことん色が出尽くすと、赤紫蘇の葉だけれど緑色になります。

2009/8/24作赤紫蘇酢

(ラベルが中途半端にはがれて汚くてすみません)

左2本:1回目
中1本:2回目
右3本:3回目

2009/8/24作
赤紫蘇酢


 
虫がいるかも、とビクビクしながら、よーく観察して葉っぱをむしりました。
大量なので時間がかかったけれど、1回に1株ずつ、くらいの適量の作業であれば、それほど苦にならずに作業出来ると思います。

どんな酢を使ってもいいけれど、梅酒を入れるとマイルドになって美味しいような期がしました。
そうか、ピクルス用のスパイスビネガーに梅酒をブレンドすればいいのだわ。
来年は、梅を買ってでも梅酒を仕込んでおこう!

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