採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

地元産いちじく3種

2007-11-05 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
ちょっと遠いのでたまにしか行かない直売所はいちじくが特産で、シーズン終わりになると1パック300円を切る値段で売っています。(今日(11/5)は280円!もっと下がらないかな)

10月中旬、大分下がってきたかな~と偵察に行ってみると見慣れたいちじくとは違う種類が。 小さくて濃い紫のと、小さくて緑~紫のもの。どちらも味が濃く、大変気に入ってしまいました。
それから頻繁に通い詰め、何度も買い占めてしまいました。

ある日たまたま生産者さんが直売所に来ていて、品種を聞くことができました。
濃い紫のはビオレーソリエス、緑っぽいのは日本いちじくだとか。
この先もずっと出品して欲しくて、おいしい、と褒めまくって来ました。






2007/10/12 地元産いちじく3種
上:桝井ドーフィン(愛知産と同じ品種)
左:ビオレーソリエス
右:日本いちじく

桝井ドーフィンは一般にスーパーでも出回っていますよね。酸味があまりない、甘いいちじくです。断面を見ると白いフカフカのところが多いですね。

ビオレーソリエスは、は調べてみると苗木のカタログにありました!


国華園植物カタログ 2007年夏秋版より


ネットでも検索してみるとViolette de Solliesだそうです。別の品種ではBordeauxをボーデックスと読んでいるのに、こちらではVioletteはフランス語読みのビオレーなのが不思議だわ。そして、solliesって何だろうか。フランスのBAUDという会社の開発した品種だそうなのでフランス語だと思うのだけれど。
こちらのHPに生っている様子の写真があります。
中がちょっと紫がかった赤い色で、甘酸っぱくてとろりとなめらかでおいしいです。
これは大変日持ちがよいいちじくで、そういうところもかわいさ百倍です。冷蔵庫で1週間経ってもまだ大丈夫なのですよ(味はもちろん新鮮な方がいいと思いますが)。

日本いちじくも甘酸っぱいです。以前aiwhasさんに頂いた日本いちじくと近い品種だと思うけれど、生育条件のせいか季節のせいか少し違う感じ。aiwhasさんに頂いたものと比べるとこちらの方が柔らかくてつぶれやすいです。種が大きくてのつぶつぶ感があるところは似ています。

以前の赤いちじくはすっかりコンポートにしてしまって生で食べ損ねたので、今度はひとまず加工せずぱくぱく食べることにしました。
でもやっぱり寂しくなって少し加工も。


2007/10/??作 ビオレーソリエスコンポート

皮を剥くと出てくる白い樹液?で、シロップが濁ってしまいました。
皮を剥く前か後にさっと湯通しするとよいようです。
このいちじくは湯通しすると皮が綺麗に剥きにくかったので、剥いた後かな。
ジャムも綺麗な色になりそうなので作ってみたいけれど、生で食べるのが忙しくてまだなのです。

今週後半、および来週後半からの1週間、ダンナサマが留守なのでいろいろ製作に励めそうなので作ろうかな~。有意義に過ごすためにも計画を立てないと(またはまず買い出しに行くか)。


2007/10/17作いちじくジャム

こちらは桝井ドーフィンのジャム(このときは1パック300円)。
皮を剥いて粗く刻んで煮て、ある程度煮詰まったらスティックミキサーで粉砕しました。
サーモンピンクに仕上がりました。

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2 コメント

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これですね (ポメマル)
2007-11-06 12:16:20
ビオレーソリエス難しい名前のいちじく。
実物を見るのが楽しみです。
普通の売ってるいちじくはジャムにするとサーモンピンクになるんですね。
いちじくジャムって赤いものとばかり思ってました。
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レモン不足? (●ポメマルさま~Fujika)
2007-11-06 17:41:12
ボルドーがボーデックスになってしまう位なので、ソリエスも何か違う言葉では、と疑っているのですが、solliesでは仏和辞書にないのです。固有名詞かしら?

普通のいちじくは、断面は赤っぽいピンクなのに何故? レモンをもうちょっと入れれば赤っぽく発色したかもしれません。
ビオレーのジャムは作ったことないのですが、紫がかった濃い目の赤いジャムになりそうですよね。
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