採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

2010伊豆:旅館の朝食と沼津ランチ

2010-09-02 | +国内
■2010伊豆旅行シリーズ(3記事)
2010伊豆:柿田川湧水群とずがにランチ
2010伊豆:旅館の様子と夕食
2010伊豆:旅館の朝食と沼津ランチ(この記事)

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おなかいっぱい夜ごはんを頂いたあとは、もう一風呂行く元気はなく、すぐに寝てしまいました。
翌朝、ダンナサマは早めに起きてお風呂に行ったようですが、私は睡眠不足を解消すべく、寝る方を選択。

ぐっすり寝たあとは、朝ごはん~☆

2010/07/19朝食

ところてん!
今回のお料理のなかで一番伊豆らしいものかもしれません。
テングサは夏収穫されるもので、車からも、テングサを干しているところが見えました。
昔は乾いたテングサを樽のようなものを使ってギッチリ押し固め、これを長野に持っていって売ったそうです。そして冬、信州の寒さを利用して寒天に加工されるのです。

2010/07/19朝食


温泉卵、さつま揚げ、明日葉(+マヨ)、香の物(わさび漬けつき)など。
右にあるのはところてん用だし汁です。

2010/07/19朝食


鰺の干物もありました。
ジュースのようなものは自家製の夏みかん果汁で、ものすごく酸っぱかったです。

ところてんのダシに加えて酢醤油風味にすればよかったと、飲み終わったあとに思いつきました。

朝食後、コーヒーを頂いてから、伊豆の西海岸沿いに北上します。

漁協の直売所いくつかに行きましたが、鮮魚の類はあまりありませんでした。
活きたものはあわび、伊勢エビ、くらいだったかな。
ほかは冷凍品や乾物などで、あまり買いたくなるようなものはありませんでした。
そうそう、釣り道具や漁業関連グッズ(おおざっぱ)がありました。釣りに来て足りないものがあったら、ここに買いにくるのかもしれません。

ダンナサマと私はこの後静岡に行くため、沼津駅まで連れて行って頂きました。
沼津でお別れして、我々はランチに。
(車に乗っているだけであまりお腹減っていないのに・・・)

駅の隣のビルに、お寿司屋さんの看板があったため行ってみることにしました。
このお寿司屋さんが「あたり」で、地魚ランチセット、のようなものを頼んだら、予想外に美味しそうなものが盛り合わせてありました。

2010/07/19お寿司 桜エビ、生しらす、穴子、アジ、カツオなどなど。
握りはどれもネタが大きめで、たっぷり感があります。
桜エビが美味しかったなあ・・・。

道中見かけたものをいくつかご紹介しますね。

2010/07/19わさびちゃん ほ?これは何?
(漁協の直売所で見付けました)

ゆるーい感じのお店に似つかわしいゆるキャラ「わさびちゃん」です。
名産のわさびを可愛いぬいぐるみにしたい気持は分かるけど・・・。
2010/07/19わさびちゃん なんとピンクもあります。
確かにわさびの根の表面は薄茶色っぽいけれど。
わさびは大好きだし、このぬいぐるみもとても可愛いと思うけれど、何かこうハズしてる感が漂ってるのは何故。
宇都宮には「餃子ちゃん」があるそうですが、どっちが可愛いかな?
(母は餃子ちゃんを気に入ったそうで、真似して自作してました)
2010/07/19わさびソフト 「道の駅天城越え」のわさびソフト。
ここには2件のわさびソフト屋さんがあり、もう片方は、すり下ろした生ワサビを普通のミルクソフトに添えてくれます。
こちらはワサビパウダーか何かで味付け&着色してあります。

生ワサビバージョンは、自前のわさびを持って近所のスーパーに行けばいいわ、と思ってこちらを選びました。
2010/07/19びわジャム びわジャム525円。
土肥名産の白びわで作られたものだと思います。

ゼリーのようで、ペクチンを沢山使っているのではと思いました。

今回産直マニアがメンバーの過半数を占めたため、伊豆半島の道の駅は殆ど制覇したような気がしますが、どこも観光用、という様子で、農産物などにそれほど面白いものはありませんでした。

考えてみたら、伊豆半島は平地が少なく、農業で生計を立ててきた場所ではないのです(温泉保養地ってそもそもそういう場所ですね)。
昭和初期くらいまでは、海沿いでは漁業(魚のほか冬は海苔、夏はテングサ)、山では林業、わずかにある平地では田んぼ、という感じだったのではないでしょうか。野菜類はせいぜい自給用程度で、商品作物といったらわさびくらいだったのかもしれません。

観光客が間歇的に押し寄せるのも、色々なものが風化した感じに見えてしまう理由のひとつかもしれません。お客が多いときと少ない時の差が激しいというのは、受け入れ側にとってはかなりの負担だろうと思います。

東京のお客さん用に、お洒落な雑貨やおみやげものを置いているのだけれど、おそらく東京の人は更に目が肥えているので、なかなか財布のひもを緩めてくれないのではと思います(商売って難しい・・・)。

むしろ観光客があまり来ない(であろう)鳥取の産直の方が、身の丈にあっていて、私にはしっくり来る気がしました。見慣れた商品の一角に、これ何?という食材を見付けるのはとてもエキサイティングです。

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