採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

紫蘇味噌

2016-07-20 | +野菜系保存食

畑の紫蘇を、何かに使うかな~と枝ごと数本、摘んで帰って、冷蔵庫に入れてありました。
紫蘇は持って帰る間にかなりシオシオになってしまうのですが、一度水洗いして新聞紙に包んでおくと、しゃっきりと張りが戻ります。

でも、それにしても待機させすぎました。
週末私が留守にしたせいで、お素麺にも使わず、出番無しのまま二週間・・・。

もうすっかり腐っているはず、とおそるおそる見ると・・・・・・・ 

紫蘇味噌

あれ、意外と元気。

う~。
じゃあ何か作らなきゃいけないじゃん。

冷蔵庫に年代物の味噌があったので、これを使ってしまうため、紫蘇味噌というものを作ってみます。 

紫蘇味噌

微塵切りの紫蘇を軽く油で炒め、そこに味噌を投入。みりん、砂糖を適当に追加。
しっかり煮詰めて味見してみると、ちょっと物足りないかな?
で、これまた待機させていた青唐辛子を投入。
丁度お菓子を作って余っていた刻み胡桃・カシューナッツも。

加熱終了後味見して、もう少し青唐辛子を足しました。(鮮やかな緑のがそれ) 

紫蘇味噌

青唐辛子、特に肉厚なのが好きです。
今年はハラペーニョが採れています☆

舐め味噌としてすぐに頂く分には、生の青唐辛子を入れると、シャキシャキ感が出ていいものでした。
(冷凍するとシャキシャキ感はなくなるし、水が出てくる問題があるかも) 

さあこれで紫蘇が片付いた、と思っていましたが、翌日、珍しくダンナサマと一緒に畑に行くと(採り頃のトウモロコシを収穫したかった)、「紫蘇は摘まないの?」と。
え、また紫蘇ですか。

「お刺身に添えたりすればいいじゃない?そうだ、冷やし汁にしようか☆」
・・・・・。
ま、いいけどさ・・・・・。
ダンナサマに車で待っていてもらって、摘み摘み摘み。
(よく考えたら、紫蘇くらいダンナサマに収穫してもらえばよかった。うー。
シティ派のダンナサマをちょっとずつ鍛えなきゃ~)

数枚という力加減が私に出来る訳もなく、またわさわさと摘んで帰りました。 

紫蘇味噌

で、新しい紫蘇で、紫蘇味噌をくるんで揚げてみました。

近くの産直にこれに似たものが売っています。
美味しいので以前真似して作ってみたのですが、その時は巻き込んだはずの味噌が、揚げ油の中でちりぢりになってしまいました。
今回は、味噌に小麦粉を混ぜ、また細長く成形する際にも、小麦粉の上で転がしてみました。
味噌に微塵切り紫蘇が混ざっているので、それもツナギになったのもあるかな(土壁に藁を混ぜるみたいに)、今回は爆発せずに出来ました。 
(前の具は胡桃入り味噌で、紫蘇なしだった)



■■今回の紫蘇味噌
■材料
紫蘇 かなり沢山(味が消えます)
味噌
みりん
砂糖
青唐辛子
刻んだ胡桃

(紫蘇巻き揚げにする場合は)
小麦粉
紫蘇の葉
爪楊枝 

■作り方
大量の紫蘇をまず千切りにし、直行して何回かカットして微塵切りぽくする。 
あくぬきのためにざっとゆすいで水を切る(炒めると紫蘇の香りは薄れるので、やらなくていいのかも?)
油で軽く炒め、味噌、みりん、砂糖等を入れ、煮詰める。
刻んだ青唐辛子を入れ、(水分が出るので)更に煮詰める。
ナッツを投入。

(紫蘇巻き揚げにする場合)
紫蘇味噌に小麦粉を適量混ぜる。
小さいダンゴ状に分割し、それを打ち粉をした上で転がし、細長くする。
ひょろりとしたひも状にしたら、紫蘇の葉よりやや短い長さに分割。
紫蘇の葉を、裏を上、茎側を手前にしてひろげ、そこにひも状の紫蘇味噌を載せ、巻いていく。
3本くらいを爪楊枝に刺す。
油で紫蘇の葉が青々するまで揚げる。 

■参考情報
カノンさんの山形のご親戚が紫蘇巻きのエキスパートだそうです。
カノンさんが教わってこられた作り方はこちら
つなぎとして混ぜるのは上新粉のようです。 

コメント
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