My Favorite

信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

今日聴いた曲

2022-02-27 18:34:28 | 他の音楽
○ブルックナー 交響曲第8番 ケーゲル/ライプツィヒ放送交響楽団 1975年3月11日(ライヴ)

これまで紹介してきたヴァント/ベルリン・フィル盤、ティントナー盤、スクロヴァチェフスキ盤と大体同じ頃に購入しました。(記録を調べてみたら、いずれも2001年秋に購入していました。)
このCDを購入したのは、かなり大袈裟な表現でティンパニの凄さを説明していた評を見てでです。
聴いて見ると確かに凄いですが、それほど大袈裟というほどではないと思い、それ以来お蔵入りになっていました。

今回久しぶりに聴いてみると、熱のこもった演奏で、特に重量感のある力のこもった金管楽器が圧巻です。第3楽章は、ちょっとテンポが速いかなと感じました。
そして、ティンパニが評判ほどではなかった原因がわかりました。ネットで調べてみたら、ケーゲルの8番は、このライヴの数日後のスタジオ録音もあって、ティンパニが凄いのは、そちらのほうだったということでした。(こちらはYouTubeに投稿されていますので、聴くことができます。テインパニは確かに凄いですが、それが浮き立ちすぎているように感じました。)
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今日聴いた曲

2022-02-24 18:41:48 | 他の音楽
○ブルックナー 交響曲第8番(ハース版) ヴァント/ケルン放送交響楽団 1979年5月28日~6月2日

先日の投稿で触れたようにLP時代に購入したものは手放してしまったようなのですが、再度聴きたいと思ってネットで調べたところ、交響曲全集の在庫があるところがあって、さらに格安だったので、購入しました。

実直でまっすぐ、余分なことはしない、真っ向勝負、そんな感じです。それが当時好きになれなかった理由ですが、今になってみると、こういうのも悪くないなと思うようになれました。オーケストラはとても素晴らしいです。金管楽器は気持ちいいほど豊かに鳴り響きます。弦楽器、木管楽器も申し分ありません。
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今日聴いた曲

2022-02-22 18:09:10 | 他の音楽
○ブルックナー 交響曲第8番(ハース版) ヴァント/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 2001年1月19~21日(ライヴ)

ブルックナーの第8交響曲は、学生時代に当時発売されて間もないケンペ/チューリッヒ・トーンハレのレコードをFMで聴いたのが、初めてと記憶しています。そのときは大きい曲ということに圧倒されただけで何もわからない混沌とした感じでした。
レコードを買ったのは、セルが初めてで、続いてクナッパーツブッシュ/ミュンヘン・フィル、そして3番目に買ったがヴァント/ケルン放響でした。
ヴァント/ケルン放響の演奏は、骨太で生真面目というイメージが残っています。終楽章の再現部、第1主題のトランペットのファンファーレが再現された後のところ、徐々にテンポを落として盛り上げる指揮者が多い中、ヴァントはインテンポのまま演奏しており、そこが好きになれなかった点でした。
レコードを探してみたのですが、見当たらなかったので、恐らく手放したのではと思います。

ベルリン・フィルとのライヴ録音は、ケルン放響との録音から20年以上経っており、とても起伏に富んだスケールの大きい演奏で、巨匠としての風格たっぷりです。
当時、好きになれなかった場所は、この演奏でも相変わらずインテンポでしたが、テンポに変化をつけているところも随所に見られます。演奏時間はジュリーニと似ていて遅いテンポですが、それを感じさせない躍動感があります。
第1楽章では、出だしの低弦が起伏が大きく表情豊かです。また随所にある弦楽器のさざ波はとても美しく聴こえます。最後の「死の予告」のクライマックスではクナッパーツブッシュほどではありませんが、少し弱くしていました。
第2楽章では、スケルツォがいったん静かになった後、再度活気づくときのティンパニのクレッシェンドが凄く、それから中間部にいたるまで、大活躍しています。
終楽章は、出だしの金管楽器がとても豊かに響きます。第3主題に入る手前、そして展開部の手前では、ぐっとテンポを落としています。
展開部の「死の行進」は、ぎゅっと詰まった感じで圧倒的です。展開部の終わりごろでは、木管楽器の伴奏がよく聴こえるところがあり、新鮮でした。

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新型コロナウイルスについて その54

2022-02-18 17:04:36 | その他
オミクロン株は重症になりにくいと言われていますが、予想していたとおり感染者が増えてくれば、当然、重症者、亡くなられる方も増えてきます。最近は、1日200人を超える方が亡くなられています。
特に基礎疾患のある高齢者の方が亡くなられているようですが、それがどの程度なのか統計的に分析したものはまだ見当たりませんので、データが少なく、信頼性に乏しいですが、群馬県で公表しているデータをもとに死亡率を出してみました。

群馬県の2月3日から9日までの一週間の新たな感染者は、県内の最新動向によると6,127人(プレス発表資料はこれより500人くらい多く合っていませんが)、そのうち、60歳以上は約1,017人。一方、死亡者は一週間遅れと仮定して翌週を見てみると21人で0.34%、ところが60歳以上で見てみると20人、1.9%になります。もっと年齢を絞って80歳以上だと、感染者は345人、死亡者は19人、なんと5.5%です。
一方、60歳未満で亡くなられた方は50歳代1人です。
(感染者数のデータが500人も相違があるので、あくまでも目安です。もっと多くのデータを使っての分析が出るのを望んでいます。)

これでわかることは、80歳以上の高齢者が感染すると20人に1人は亡くなられるということになり、大変怖い感染症であることがわかります。一方、60歳未満では、それほど深刻なものではないように思えます。(後遺症という問題もありますが)

亡くなられる方がないようにするには、医療体制増強、ワクチン接種はもちろんのことですが、やはり感染しない、させない取り組みを徹底することが肝要なのではないかと思います。
それは、これまでも言われているとおり、3密回避、手指消毒、マスク着用などです。これらは行政がやることでなく、私たちみんながやらなければならないことです。

その中でマスクについて少し触れたいと思います。
最近の富岳によるシミュレーションによれば、感染している人がマスクを着用していても、例えば50cmの距離で15分会話をすると相手への感染リスクは高まっていき、30cmになると30%の感染リスクがあるということです。マスクをしているからといって安心しきってはいけないということがわかります。1m離れていると感染リスクはゼロということです(感染者がマスクを着用していないときの相手への感染リスクがあると比較できてよかったのですが)。一方、感染していない人がマスクを着用していれば、ウィルス飛沫が体内に取り込まれる量は、していない人の1/3くらいになるということで、マスクの効果は明らかにあります。

私自信は、あまりマスクが好きではなく、これまで軽い風邪をひいたくらいでは着用していませんでした。しかし、新型コロナの場合は、感染して症状が出る前から人に感染させる能力があるということ、そして、もし自分が感染して人にうつして、またうつしていって誰かが亡くなられてしまうかも知れないということを考えると、普段から着用しなくてはならないと思うようになりました。

誰かがマスク非着用で飛行機に搭乗しようとして拒否にあったということがあります。
なぜマスクをしないかというと、そもそもパンデミックはでっちあげだといった趣旨の話をしていたように記憶していますが、もし自分が感染して気付かないうちに人に感染させて、その人が亡くなってしまったらどうするのだろう。
今、みんなが好む好まないによらずマスクをしているのは、もちろん自分が感染したくないというのもありますが、自分が感染しているのを知らないで人にうつして、それが回り回って誰かが亡くなるということのないようにという思いなのではないかと思うのです。
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今日聴いた曲

2022-02-17 19:33:40 | 他の音楽
○ブルックナー 交響曲第8番(第1稿) ティントナー/アイルランド・ナショナル交響楽団 1996年9月23~25日

玉手箱を開けたときの驚きに似た感じがします。
よく話題になっている、第1楽章の華々しい終わり方とか、3楽章の盛り上がりのときのシンバルの3連発とかを筆頭に、第2稿とは異なる音やオーケストレーション、また第2稿にはない動機など耳新しい部分が盛沢山です。そしてそれがこの曲をより壮大にしているように思え、スペクタル映画を観ているような気分になりました。第1稿、恐るべし名曲と思います。演奏は、申し分なく素晴らしいものです。

ドヴォルジャークの交響曲第2番も大きく分けると2回改訂(1回の大改訂と1回の小改訂と言ったほうがよいかもしれませんが)が行われていますが、このように第1稿(1865年)が演奏されると嬉しいものです。ただ、原稿の一部(ページ単位で削除されたものの一部)は不明ということなので、残っているものだけでも使って演奏、そして録音してもらいたいものです。
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今日聴いた曲

2022-02-17 18:45:05 | 他の音楽
○ブルックナー 交響曲第8番 スクロヴァチェフスキ/ザールブルュッケン放送交響楽団 1993年10月8、9日

ちょうどブルックナーの8番にはまっていたころに、話題になっていたCDなので購入したと記憶しています。しかし、ほとんど聴かないままお蔵入りしていました。恐らく、終楽章の出だしのトランペットがちょっと弱く感じて満足できなかったのではと思います。

今回、久しぶりに聴いてみると、その部分はそれほど気になりませんでした。それよりも全体にわたるこの演奏の雰囲気が、ドイツ的と言えばよいのか、武骨と言えば良いのか、よくわかりませんが、なんとも言えずこの曲にぴったりという印象を受けました。金管楽器は時に荒々しく、時に重厚に鳴り響き、秀逸です。ティンパニは要所要所で、堂々と重厚感をもって叩かれ、迫りくる迫力を感じます。ジュリーニの演奏のように文句のつけようのないほど洗練され整然とまとめ上げられている演奏とは対照的ですが、却ってこのほうが良いように感じます。

第1楽章では、低弦の出だしの後のクラリネットがくっきりと聴こえるのが新鮮でした。この楽章の終わりの「死の予告」と言われるところでは、徐々に盛り上がってくる金管楽器とティンパニがもの凄い迫力です。
第2楽章中間部はとても優しい響きです。ハープがとてもチャーミングです。第3楽章では、重厚な金管楽器、しっとりした弦楽器が魅力的です。
終楽章では、展開部の始まり「死の行進」でのティンパニが力強く堂々としています。チェリビタッケの日本公演のときのこの部分のティンパニが凄かったですがそれに匹敵するように思えます。静かになったところでは、トランペットが主旋律を吹いているときに、フルートの伴奏がよく聴こえ、はっとさせられました。再現部が始まって第1主題が盛り上がったあとテンポを落とす指揮者は多くいますが、スクロヴァチェフスキは、それを早い段階からやっていて、中々効果的と思いました。
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今日聴いた曲

2022-02-15 18:34:06 | 他の音楽
○ブルックナー 交響曲第8番(ハース版) クーベリック/シカゴ交響楽団 1966年12月22日(ライヴ)

ひところ、ブルックナーの8番が私のブームになったときがあって、いくつかCDを買ったときがありましたが、結局、私的には、それよりずっと前、初めてCDというものを買ったときのジュリーニ盤を超えるものがなくて、久しく聴いていませんでした。
しかし、そのジュリーニ盤も、最近聴き返してみると、何か物足りないのです。完璧なアンサンブルのもと、ゆったりしたテンポで深遠な世界を繰り広げているのですが、それはジュリーニらしく紳士的で、心湧きたたないのです。

そんなときYouTubeで見つけたのが、このクーベリック/シカゴ響の演奏です。
この演奏には、気迫、力強さ、そして勢いがあります。
定評あるシカゴ響の金管は、この上なく素晴らしく鳴り響きます。そして、ティンパニはもの凄い気迫を感じます。木管楽器も弦楽器も申し分ありません。
出だしから迫力満点ですが、やはりクラスマックスは終楽章のコーダです。少しテンポを上げる中、各楽器、力の限り鳴らしていて、凄まじいです。ティンパニ、トランペットが頑張り過ぎて、メロディを奏するホルンが後ろからかすかに聴こるくらいになってしまっているところもありますが、そんなことはどうでもよいという迫力です。
クーベリックは、この曲をスタジオ録音していませんが、いくつかのライヴがCD化されています。私は、バイエルン放送響の1977年のライヴとクリーヴランド管との1971年のライヴを持っていますが、この演奏はそれらをはるかに凌駕すると思います。

なお、この演奏は、Memoriesというマイナー・レーベルがCD化していますが、最近は入手困難のようです。
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2022-02-12 18:35:10 | 映画/テレビ
○鹿男あをによし 第1話、第2話

2008年、フジテレビで放送されたドラマのDVDです。
当時、テレビで見て面白くて、DVDを購入しました。
これまで、テレビで見て、DVDでも3回くらい見ていますが、久しぶりに見返しました。

今日は1話と2話を見ました。
鹿などの動物が話すというのは突飛な話ですが、地震が起きる仕組みは中々興味ある設定と思います。
このドラマには、まだ18才の多部未華子さんが出演されていて、とてもかわいいです。

ドラマに使用されている音楽がとても効果的です。
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2022-02-11 18:35:27 | 映画/テレビ
○みんなの鉄道 DVD BOOKシリーズ JR北海道スペシャル から
 根室本線(前編)、根室本線(後編)

CS「フジテレビONE」で放送された「みんなの鉄道」からの北海道の放送を集めたDVD BOOKです。数年前に購入しました。
この本は付録に3枚組のDVDが付いており、宗谷本線、富良野線、根室本線(前・後編)、江差線、留萌本線が収録されています。

今日見たのは、根室本線(前・後編)で、2007年5月31日と6月14日に放送されたものです。
映像は、列車前面、左右車窓風景を主に、沿線の走行風景などもおりまぜて、始発から終点まで順に紹介しています。
このビデオでは、当然ですが廃止が見込まれている富良野~上落合信号場間の映像も含まれています。特に、すでに災害で不通になっている東鹿越からの上落合信号場までの映像は貴重です。

沿線の走行映像が素晴らしく、列車から見た映像も含め、列車旅の気分を存分に味合えます。また、今や希少となりつつあるキハ40も堪能することができます。
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2022-02-10 18:22:33 | 映画/テレビ
○木曽森林鉄道レトロムービー~客車篇~

3年前、赤沢自然休養林に行ったときに、そこで購入したDVDです。
昭和40年代から50年代初めまでに撮った8mmビデオを編集してDVD化したものです。
客車列車が上松から本谷まで往復するのを列車から撮ったものを中心に、沿線で撮影したものなどを加えて構成されています。ボールウィンの映像もあり、貴重なものです。

閉そく方式ですが、通票を使用していることが映像からわかりますので、タブレット閉そく式、票券閉そく式、スタフ閉そく式のいずれではと思います。興味あるのは、先に発車した列車のすぐあとを追いかける続行列車の運転で、私のこの運転方式のルールを知りません。ボールドウィンの映像を見ると、先行列車から後続のボールドウィンを撮っているように見えます。
信号機については、鬼淵停車場と思われるところに色灯式信号機らしいものがありますが、その他の停車場では見当たりません。そのかわりでしょうか、駅係員が信号旗で手信号を出しています。

映像を見ていて気になったのは、係員の飛び降りです。走行中の列車、入換車両から飛び降りているのが見られます。
当時は、国鉄でもよく行われていた(飛び乗りも含め)ようですが、現在、JRではやってないのではと思います。

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今日聴いた曲

2022-02-09 18:05:59 | 他の音楽
○ドヴォルジャーク 交響曲第8番 ミュンシュ/ボストン交響楽団 1961年

とても堂々とした演奏と思います。力強く骨太です。
第2楽章第1部の終わり近くの盛り上がるところで、ティンパニがトリルでなくメロディに沿って叩いているのが異質です。この部分は、アンチェルがボストン交響楽団に客演したときも同じことをしていましたので、この楽団のティンパニ奏者の解釈なのかもしれません。
同じ2楽章の第2部の盛り上がりの頂点に達する前のトランペットがアクセントを弱めに吹いていて新鮮でした。第3部の終わりのところでの和音の刻みは力強く鋭いです。


紹介したい演奏はこれで終わりますが、どの演奏が良いのか迷ってしまいます。
以前から好きだったのはクーベリックの1975年大阪ライヴです。
ティンパニが元気なのと、第1楽章第1主題の提示が終わり、第2主題に向けての経過部に移る前のティンパニの強打のあとでいったんテンポを落としているのが好きだからです。それをしている指揮者は幾人かいますが、その他もあわせて総合的に見ると、このクーベリックの演奏が一番という感じです。
同じ理由でワルター/コロンビア響の演奏も良いです。

第1楽章第1主題あとのテンポの変化という条件を外すと、いい演奏がたくさんありました。
・ノイマン/チェコ・フィル(旧盤) アンチェル時代のチェコ・フィルの響きが残っています
・マッケラス/ロンドン・フィル とてもダイナミックです。
・インバル/フィルハーモニア ちょっと暗めですがこの演奏好きです。
・ジュリーニ/フィルハーモニア 色々表現しようとしている意欲を感じます。
・ドラティ/ロンドン響 早いテンポのところでの力の入りようは凄いです。
・ロストロポーヴィチ/ロンドン・フィル 遅いテンポの演奏ではジュリーニ盤よりこちらのほうが好きです。
・ミュンシュ/ボストン響 今回紹介したもの。
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今日聴いた曲

2022-02-06 21:03:18 | 他の音楽
○ドヴォルジャーク 交響曲第8番 A.デイビス/フィルハーモニア管弦楽団 1979年1月2、5日

これも長くお蔵入りしていたCDですが、中々いい演奏と思います。
全体的に柔軟性があって、バランスのよい演奏と思います。盛り上がるところでは、大袈裟ではないものの、ぴたっとはまったというか、うまくコントロールされていているという感じがします。ティンパニが要所要所で存在感を示していて、特に第1楽章展開部で盛り上がるとこでのそれは、全体を引き締めていて、とても素晴らしいです。
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お花

2022-02-05 14:12:51 | 写真
今日はとても寒かったですが、お庭にはお花が咲いていました。
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今日聴いた曲

2022-02-03 18:48:40 | 他の音楽
○ドヴォルジャーク 交響曲第8番 ジュリーニ/フィルハーモニア管弦楽団 1962年1、4月

この演奏が収録されているCDは、ロンドン・フィルとの7番の交響曲が欲しくて購入したもので、8番については、晩年のシカゴとアムステルダムのCDを持っているので、どうせ、それに勝るような演奏ではないだろうと勝手に思い込んで、聴くこともなくしまい込んでいました。

今回、初めて聴いてみて、それは大きな間違いでした。
晩年の遅いテンポの演奏とは大違いというのは予想通りでしたが、とても素晴らしい演奏で晩年の演奏よりも良いのでは思うくらいです。
これが録音された1962年というと、私が愛好するフリッチャイはすでに病の床にあり、病に伏す前の演奏は陰影の濃い深遠なものでしたが、同年生まれのジュリーニは、まだまだ脂の乗り切った伸び盛りという感じで、好対照です。

この8番は、ジュリーニらしい折り目正しさの中で、躍動感のある若々しい演奏を繰り広げています。
そして、ジュリーニのこだわりがわかるような箇所がいたるところでみられます。
第1楽章第2主題での弦の伴奏、第3楽章中間部で弦の伴奏など、伴奏が良く聴こえます。
第2楽章第2部のヴアイオリンソロのときのフルートの伴奏は、ふつう、あまり目立つことはありませんが、この演奏ではとても心地よく聴こえます。そのソロの前のところの木管によるメロディの響きが美しいです。そして、続く第3部では、晩年の演奏と同様、テンポを少し上げています。楽章の終わりのところでの3つ和音はレガートに続けるのでなく、少し切っています。
第3楽章のワルツ風の部分では弦楽器がしっとりとした音色で奏でます。
終楽章でも、賑やかな変奏の開始部分でのトランペットの伴奏がよく聴こえ、とてもあざやかです。


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今日聴いた曲

2022-02-02 18:03:46 | 他の音楽
○ドヴォルジャーク 交響曲第8番 ペシェク/ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団 1987年10月

ペシェクのドヴォルジャークの交響曲は、1番がとても堂々とした素晴らしい演奏でしたが、この8番は全体的には、極めてノーマルで穏やかな演奏に感じます。
そんな中、終楽章の賑やかな変奏の終わり、トロンボーンで締めくくるところの前からテンポを落としていて、「やるな!」と思いました。トロンボーンのところでテンポを落とす指揮者が幾人かいますが、その前からテンポを落とし始めているのは初めてでした。第1楽章では、展開部に入ってのフルートがとてもチャーミングです。
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