○西村朗 桜人(さくらびと)
○ブリテン ヴァイオリン協奏曲
○ブラームス 交響曲第4番
渡辺玲子(Vn)、大野和士/群馬交響楽団
何年か前になりますが、前回、このホールを訪れた際、東武線の木崎駅からタクシーで来たのですが、思いのほか遠く、散財しましたので、今日は、車で来ました。
昼前に家を出て、文化会館の近くにあるジョイフル本田で昼食をとりました。フードコートで太田やきそばと物足りなかったのでクレープを食べました。
今日は連れがいたのですが、連れは露天のやきそばと同じといって不満そうでした。(ちゃんと太田やきそばにノミネートされているのですが)でもクレープは絶品でした。たくさんのたくさんの生クリーム。底までぎゅっと詰まっていました。そして甘過ぎず、美味しい。(北海道の生クリームを使用とか)
いつも食べているスズラン地下のクレープが霞んでしまいました!
ジョイフル本田は、前の職場にいたとき、事務担当から、ここにいけばなんでも揃うと教えられ、職場から少し遠いのですが、何回か買いに来たことがあります。なんでもあるということは広いということで、今日もどこに何があるのかわからず右往左往してしまいました。なんとかペットショップを発見し、かわいいうさちゃんを見てきました。
前置きが長ーくなってしまいました。
桜人は、昨日、奈良・平安時代を思わせると書きましたが、もっと具体的に言うと源氏物語を思い起こしました。桜人をグーグルで検索してみたら、偶然か、源氏物語にかつて存在し、失われてしまったと考えられている巻名ということがわかりました。作曲者がそれを意識したかしないかは、作曲者による解説からはわかりませんが。
渡辺さんのヴァイオリンは、豪快で、それでいて乱れず音を刻んでいて、感服させられました。
ブラームスの4番は本当に素晴らしかったです。1楽章の騎士の動機と呼ばれているところの前の弦の合奏での微妙なテンポのとりかた、強弱の付け方が絶品でした。これで私は大満足でした。そして、1楽章の終わりのティンパニの強打が締めくくりを引き締めていました。
バランスよく、そしてしっとりと、この素晴らしい曲を満喫できました。
(太田市新田文化会館)