2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

遠くの記憶

2017年04月17日 | ひとりごと
この備忘録というブログは2006年に交通博物館が閉館になる際に見に行ったところから始まった。
古い書類箱を整理していたら小学3年生のときの絵が出てきた。1960年4月6日と記録がある。





初めて交通博物館を見学したときの上京途中の車窓からカーブに差し掛かり見えた先頭寄りの列車を描いたものだ。
この光景は今でも高崎線に乗ると思い出す。もっとも今は住宅などが建て込み面影はない。
地図を見ると倉賀野から新町にかけての風景ではないかと思う。

記録を調べると高崎線の電化は昭和27年。配属されていた電気機関車のうちEF58だけが斬新な外観で戦前からの車種とは一線を画していた。
EF55は流線型といわれながらも妙に古臭く感じたものだ。この絵のときはEF55のような気がするし、途中で機関車を交換したような気がするが定かではない。

現在の群馬トヨタ本社のあたりに蒸気機関車用の高崎第一機関区の扇型車庫が有り、沢山の蒸気機関車がたむろしていた。客車は雑多な車輌が混ざり、色はあせ、かつ石炭のばい煙でくすんで見えた。この絵を見ると電気機関車だけ色が赤く塗ってある。客車の色がくすんで見えたのに対し機関車は新しく光っていたのであろうか。とすると新製配置のEF58か。
流石にそこまでの記憶はない。

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