室井絵里のアート散歩

徒然現代美術&感じたこと、みたもの日記

映画 ココ・アヴァン・シャネル

2009年09月25日 | アート他
この秋二本かかっている、ココ・シャネルの映画の
ココ・アヴァン・シャネルの方にでかけました。

孤児院育ちで、田舎のナイトクラブで歌っていた少女がココ・シャネルに
なるまでの、シャネルの「秘密」を描いた作品。
今度展覧会する鴨居羊子は、自分の会社に「coco」とつけてるし、
母も退屈しているし、レディースディーだしで、でかけました。

音楽も良かったし、洒脱で昔ながらの古き良きフランス映画って
感じで、カメラアングルも良かったですよ。
シャネル役のオドレイ・トトゥも雰囲気出てて良かった。
タバコの吸い方なんて、シャネルそっくり。(写真でみただけだけど)

未だ何がしたいかわからずに、でも男に頼るでなく「仕事」をしたい
という少女が、恋愛もして、自分の才能にも気づき、それを
伸ばして「シャネル」へと成長していく。
何をしたいのか、何ものになれるか定まらないのは若い時は誰しも
当たり前だし、その上、彼女は孤児院で育っていて何も頼るものも無い
のだけど、しかし、自分を何かに向けていく「力」と「意志」が
あったんだろうと思います。「才能」なんてものは、大なり小なり
誰にでもあるもので、それに溺れていたら「シャネル」も「シャネル」に
はならなかったんだろう。

鴨居さんと、シャネル、ちょっと似ていたな。
鴨居サンもボーダーのマリンのシャツとか好きだったし。
第一に着やすくて、脱ぎやすい(脱がせやすい洋服だったり、下着だったり
するわけで。シャネルも鴨居さんの下着も。
(この点、母と意見が一致しました W)

連休最終日は、川崎チネチッタでは生演奏をしていて
それを聴きつつイタリアンのディナーで満足して帰ってきました。
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